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22/03/14

資産運用・経済

iDeCoで全額定期預金を選ぶ人の末路

iDeCoで全額定期預金を選ぶ人の末路

iDeCoで選択できる商品には、投資信託だけでなく定期預金など元本保証型の商品も含まれています。しかし、この元本保証型の定期預金だけで100%運用してしまうと、iDeCoを使うメリットを充分に活かしきれません。今回は、仮に定期預金100%でiDeCoを使用するとどのようなデメリットが潜んでいるのかをご紹介します。

iDeCoの3つの税制メリット

まずは、iDeCoの3つの税制メリットを押さえておきましょう。

●iDeCoの税制メリット①:掛金が全額所得控除できる

iDeCoで拠出した掛金は全額、所得控除の対象となります。iDeCoで拠出した金額を所得から差し引いてくれますので、所得税、住民税の減税効果があります。

●iDeCoの税制メリット②:運用益が非課税になる

iDeCoの運用で生まれた利益は全額非課税となります。通常、投資の利益には20.315%の税金が掛かるため、実際に受け取れる利益は約8割です。ですから、iDeCoで利益を得たほうがお得になります。

●iDeCoの税制メリット③:受取り時の優遇がある

iDeCoで運用し、いざ受け取る段階になった時にも、税制面での優遇が受けられます。
iDeCoは受け取り方法を、一時金で受け取るか年金で受け取るか、または一時金と年金の併用で受け取るかを選ぶことができます。一時金で受給する場合には、退職所得控除の対象となりますし、年金で受け取る場合には公的年金等控除の対象となります。

iDeCoを利用するのであれば、これらの税制メリットをできるだけ活用していただきたいと思います。

iDeCoの商品を全額定期預金にしてしまうデメリット

次に、iDeCoの商品を全額定期預金にした場合、どのようなデメリットが潜んでいるのかを税制面から見ていきましょう。上記で挙げた3つの税制優遇から考えてみます。

①所得控除のメリットは、定期預金でも投資信託でも同じように得られます。iDeCoを使って定期預金したほうが、使わないより所得控除ができる分メリットが受けられます。
②運用益非課税のメリットも、定期預金で一応得ることができます。定期預金の利息に対して通常かかる20.315%の税金がゼロにできるからです。しかし、現状の低金利を考えると非課税になる金額はかなり少ないでしょう。低金利の利息の受け取りのみであれば、減税効果は小さくなってしまいます。
③受け取り時のメリットについても同様で、運用益がほとんどないと考えられる定期預金においてはそれほどの効果はないでしょう。

このように見ていくと、iDeCoを使って定期預金100%で運用することにメリットがまったくない…というわけではありませんが、わざわざiDeCoを使ってしなくても良いのではないかと思うような効果しか期待ができません。

さらに、iDeCoではどんなに安いところでも毎月171円の口座管理手数料がかかります。定期預金の利息では、この口座管理手数料をカバーすることも難しいでしょう。iDeCoで全額定期預金を選んでしまうと、お金が増やせないばかりか、マイナスになる可能性もあるのです。

PayPay証券

運用手法からも定期預金だと魅力減

せっかくiDeCoを使うのですから、運用益が期待できる投資信託を組み入れましょう。投資信託ならば、定期預金よりも運用益が出る可能性があります。定期預金ではほぼ得られない運用益非課税のメリットも、投資信託なら十分に生かすことができる、というわけです。

しかも、iDeCoで投資信託を購入することで、長期・積立・分散の運用を強制的・自動的にできるようになります。
長期間運用を続けることで、リスクを抑えて安定した運用が実現できます。毎月一定の金額で積立購入していくことで、価格が高いときには少し、低いときには多く買い付けるため、平均購入単価を下げられます。さらに投資信託自体、1本でさまざまな投資先に投資できる商品ですから、どこか1社に投資するよりもリスクを分散できます。

iDeCoは、受け取り時の年齢(基本的に60歳以上)に達するまで解約も現金化もできません。加入すれば強制的に運用が進みます。自分でこつこつ運用し続けることはなかなか難しいものです。iDeCoのような制度で投資信託を購入すれば、強制的・自動的に運用を続けることができます。

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まとめ

iDeCoで運用するお金は、老後資金になる大切なお金です。定期預金でも確かに所得控除のメリットは受けられますが、iDeCoの運用益非課税のメリットや、強制的・自動的に運用できるメリットを生かすならば、やはり投資信託のほうがいいでしょう。
iDeCoを定期預金で運用している方はもちろん、これからiDeCoをスタートする方も、投資信託を選ぶことをおすすめします。

小塚歩 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

大手証券会社、IRリサーチ会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。FP事務所 まいまねい 代表。人生100年時代だからこそ、もっと金融を身近に感じてほしく、セミナー活動を通して、金融リテラシーや金融教育を広めるセミナー講師。得意分野は投資・金融資産運用。

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