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23/02/27

資産運用・経済

金利上昇で注目の「個人向け国債」が買いどき3つの理由

金利上昇で注目の「個人向け国債」が買いどきの3つの理由

投資でお金を増やそうと思っても、リスクのある商品は怖くて手を出せないと思っている人も多いのではないでしょうか。預金でしかお金を貯めてこなかった人にとって、投資の第一歩を踏み出すことは、なかなかハードルの高いものです。
そんな方におすすめしたいのが個人向け国債。個人向け国債は、元本割れなしで1万円から購入できるうえ、預金よりもお金を増やすことが見込める投資商品です。今回は、この個人向け国債を買うべき3つの理由をご紹介いたします。

3つのタイプから選べる個人向け国債

個人向け国債は、国が個人だけを対象に発行する債券です。簡単に言うと、私たちが国にお金を貸し、半年に一度利子をもらい、満期になると貸したお金が返ってくるといった投資商品になっています。個人向け国債は都市銀行や地方銀行の一部、ゆうちょ銀行、証券会社などで購入することができます。

個人向け国債には、満期までの期間と「変動・固定」の金利の違いにより、「固定3年」・「固定5年」・「変動10年」の3つのタイプがあります。

●個人向け国債の3つのタイプ

(株)Money&You作成

「固定3年」と「固定5年」は固定金利。金利が固定されているため、もらえる利子の合計額が最初から計算できるメリットがあります。
一方、「変動10年」は変動金利で、世の中の金利の上下に連動し、金利が半年ごとに見直されます。そのため、良くも悪くももらえる利子の合計がいくらになるかわかりません。

しかし、どのタイプであっても金利は0.05%未満にならないことが保証されているので、大手銀行の定期預金(2023年2月15日時点で0.002%)よりもらえる利子は多くなります。

個人向け国債が買いどきの3つの理由

個人向け国債が買いどきの3つの理由は、次のとおりです。

●個人向け国債が買いどきの理由1:「10年変動」の適用利率が少しずつ上昇してきている

個人向け国債の利率は2016年3月以降、ずっと最低利率の0.05%でした。しかし、2022年2月から、個人向け国債の「変動10年」の適用利率が徐々に上昇してきています。2023年2月時点(第155回債)の適用利率は0.32%(税引前)と、最低利率と比べて6倍以上に上昇しています。
個人向け国債の「変動10年」の適用利率は半年ごとに見直されます。将来、金利が上昇した場合にも備えることができ、物価上昇のリスク(インフレリスク)にも対応できます。

●個人向け国債が買いどきの理由2:「1万円」で「いつ」からでもはじめられる

個人向け国債は毎月募集されているので、月の初め以外であればほとんどの期間で購入できます。また、個人向け国債は1万円から購入できるので、無理にまとまったお金を用意する必要がなく、手軽に始められます。

●個人向け国債が買いどきの理由3:1年経過すれば元本割れなしで解約できる

個人向け国債は、購入後1年以上経っていれば、満期を待たず解約することができます。解約する際は、直近2回分の利息に相当する額が差し引かれますが、購入して1年経過したときは利子を2回以上受け取っているので、元本割れすることはありません。1年が経過した後は普通預金と同じくらい流動性が高くなるので、万が一お金が必要になった時でも元本割れなしで解約することができます。

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2024年「新NISA」前に投資に慣れるのにも使える

2024年から投資の利益が非課税になるNISAの制度が改正・拡充されます。NISAは、お金を増やすためにぜひ活用したい投資の制度ではありますが、これまで預金だけでお金を始めてきた人にとっては、投資は怖いというのが本音ではないでしょうか。

そんな方は、まず第1ステップとして「個人向け国債」を活用してみるのはいかがでしょうか。NISAと違い、個人向け国債は大きく増えることこそ見込めませんが、それでも「投資でお金が増える感覚」を身につけるのには十分です。何より元本割れがないので、投資でお金が減るのが怖い人にも向いています。銀行預金よりも有利にお金を貯められるでしょう。

まとめ

国が発行する個人向け国債は元本割れがなく、1万円から購入可能な国債です。以前はずっと「年0.05%」と最低利率でしたが、2022年以降少しずつ上昇しています。特に半年ごとに金利が見直される「変動10年」は、今後の金利上昇に合わせて金利が変動します。これまで投資したことがない方にもおすすめできる商品ですので、ぜひ活用を検討してみてくださいね。

渡部ナオコ ファイナンシャルプランナー

大学卒業後から現在まで金融業界一筋のアラサーワーママ。結婚・出産・子育て・マイホーム購入などの自身の経験から、一人でも多くの女性の悩みを解決したいと思い執筆を開始。
プライベートでは一人娘の育児に奮闘中。

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