26/03/10
SBI証券と連携する預金「SBIハイブリッド預金」「SBIハイパー預金」何が良いの?【5か月で10兆円増加】

昨今の金利上昇局面において、大切な資産の「預け先」を真剣に考える機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。
貯蓄のためにお得で便利なのはもちろん、投資への使いやすさを向上させることで人気を集めている預金サービスが存在します。今回はそのなかから、SBI証券と相性のよい「SBIハイブリッド預金」「SBIハイパー預金」のメリットを紹介します。
SBI証券の預かり資産残高が60兆円を突破!
SBI証券は、2025年11月末時点の同社の預かり資産残高が60兆円を超えたことを発表しました。実は、SBI証券の預かり資産残高が50兆円を超えたのは2025年6月末のことでした。わずか5か月で10兆円増えた計算です。
<SBI証券の預かり資産残高の推移>

SBI証券のプレスリリースより
SBI証券の預かり資産残高急増の背景には、以下のような要因があります。
●国内株式売買の手数料無料化
2023年から始まった「ゼロ革命(オンラインでの国内株式売買手数料等の無料化)」によって、個人投資家の取引コストが大幅に下がりました。これにより、多くの投資家が同社で投資をするようになり、預かり資産残高が増加しました。
●取引環境の整備・商品ラインアップの拡充
SBI証券では、取引をすることでVポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルのなかから好きなポイントを貯めることができます。サービスが充実していて、商品の選択肢も豊富なことが、口座開設や資産流入を後押ししました。
SBI証券との連携で便利な「SBIハイブリッド預金」「SBIハイパー預金」
SBI証券の預かり資産残高には「SBIハイブリッド預金」や「SBIハイパー預金」といった銀行の残高を含んでいます。SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は、いずれもSBI証券との連携サービスが便利な預金です。
●SBIハイブリッド預金
SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行の円預金です。SBIハイブリッド預金を利用すれば、SBI証券との入出金を自動化できます。
SBIハイブリッド預金のメリットは、次のとおりです。
(1)SBIハイブリッド預金の残高を使ってSBI証券で取引できる
SBIハイブリッド預金の残高は、SBI証券の買付余力に自動的に反映されます。銀行から証券口座へその都度資金を移す手間なく、投資信託や株式の買付代金としてそのまま利用できます。また、自動振替を設定することで、NISAなどの投資資金を毎日・毎週・毎月自動で代表口座から仕分けておくことができます。
(2)普通預金よりも高い金利が適用される
住信SBIネット銀行の普通預金金利は年0.3%ですが、SBIハイブリッド預金の金利は年0.31%と少し高い金利が設定されています(いずれも2026年2月27日時点・税引前)。
SBIハイブリッド預金の金利は、毎月第3土曜日に計算され、その翌日に入金されます。次に投資するタイミングを待っている「投資待機資金」であっても、ただ寝かせておくのではなく、効率的に利息を得ることができます。
(3)生活利便性の高いサービスが充実
住信SBIネット銀行には、利用状況に応じて手数料の無料回数が決まるスマプロランク(スマートプログラム)があります。ランクが上がるとATM利用手数料と他行あて振込手数料の無料回数がそれぞれ最大月20回まで無料にできます。住信SBIネット銀行のスマホアプリをインストールし、「スマート認証NEO」を登録するとランク2となり、ATM利用手数料と他行あて振込手数料を月5回まで無料にできます。
また、住信SBIネット銀行では指定の振込先に毎週・毎月繰り返し振り込める「定額自動振込サービス」や目的別にお金を仕分けることのできる「目的別口座」も用意されています。証券取引だけでなく、銀行としての日常的な利便性も重視したいユーザーにとって、嬉しいサービスと言えます。
●SBIハイパー預金
SBIハイパー預金は、SBI証券と連携したSBI新生銀行の円預金です。SBIハイパー預金でも、SBI証券との入出金が自動化できます。
SBIハイパー預金のメリットは、次のとおりです。
(1)魅力的な高金利が適用
SBI新生銀行には、利用状況に応じて預金金利や手数料が優遇される5段階の「ステップアッププログラム」があります。通常、最上位であるダイヤモンドステージの円普通預金金利は年0.4%ですが、SBIハイパー預金を利用すると、それを上回る年0.5%という魅力的な金利が適用されます(いずれも2026年2月27日時点・税引前)。預けておくだけで効率よく資産を増やせるのは、大きな強みです。
(2)SBI証券連携で投資機会を逃さない
SBIハイパー預金の残高は、リアルタイムでSBI証券の買付余力に反映されます。銀行から証券口座へその都度資金を移す手間なく、投資信託や株式の買付代金としてそのまま利用できます。
(3)自動振替で「お金の仕分け」が簡単に
SBI新生銀行の円普通預金から、SBIハイパー預金へ自動で資金を移動させる設定が可能です。積立の頻度も「毎日・毎週・毎月」から用途に合わせて選択できるため、生活資金と投資・貯蓄用資金を自動で仕分けることができます。一度設定すれば、無理なく確実に投資資金を積み立てていける仕組みです。
SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は併用できない
SBI証券を利用するならば、SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金はいずれも便利です。どちらもSBI証券の口座と連携しており、お金を預ければすぐにSBI証券での取引ができるようになります。しかし、SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は併用できないので、どちらかを選ぶ必要があります。
金利の高さだけで見ればSBIハイパー預金のほうが有利です。これから投資に回すお金を預けておけば、より多くの金利が得られるでしょう。一方、SBIハイブリッド預金には「定額自動振込サービス」「目的別口座」など、SBIハイパー預金にはない生活に役立つサービスが用意されています。
金利を重視したいならばSBIハイパー預金、普段の生活で使うことも考えるならSBIハイブリッド預金という具合に、賢く選ぶようにしましょう。
舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー
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