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21/07/15

家計・ライフ

自然分娩と帝王切開では費用がどれくらい違う?出産にかかるお金まとめ

人生の一大イベントである出産。約10カ月にも及ぶ検診やら分娩やら入院などに「大きなお金がかかるのでは…」と心配する人がいる一方、「健康保険が使えるのでは?」「もらえるお金があるから平気?」などと考えている方もいらっしゃるでしょう。
出産にかかるお金は、自然分娩と帝王切開で異なります。その費用の違いについてご紹介します。

妊娠出産で健康保険は使える?

妊娠出産は病気ではないので、健康保険は基本的に対象外。よって分娩に伴う費用は全額自己負担となります。しかし、分娩の際に医療行為をおこなった場合には健康保険が適用され、費用は3割負担となります。この医療行為のひとつに、帝王切開があります。
自然分娩と帝王切開では、かかるお金が異なります。

●自然分娩でかかるお金【平均46万円】

自然分娩とは、特別な処置をおこなわず、産道を通して赤ちゃんを産む分娩方法です。出産費用は地域や出産する病院によっても大きく違います。30万円ほどで済む場合もあれば、100万円以上もかかることもあり、さまざまです。2019年の出産費用の平均額は46万217円となっています(厚生労働省第136回社会保障審議会医療保険部会「出産育児一時金について」より)。

出産後、母子ともに異常がなければ5~6日ほど入院して退院します。とはいえ、この間の入院費や差額ベッド代、食事代は自己負担。健康保険だけでなく、民間保険も保障対象外となります。

●帝王切開でかかるお金【平均55万円前後】

帝王切開とは自然分娩が難しい場合にお腹を切開して赤ちゃんを取り出す分娩方法です。帝王切開手術自体は医療行為なので、健康保険が適用されます。そのうえ、地域や病院に関わらず一律同額です。しかし、入院費や差額ベッド代、食事代に関しては自然分娩同様全額自己負担となります。手術を伴うため、自然分娩時よりも入院日数が2~3日長くなることが基本。その分、健康保険適用外のものの支出は多くなります。

厚生労働省の医科診療報酬得点数表によれば、帝王切開の手術費用は、予定帝王切開の場合20万1400円、緊急帝王切開の場合は22万2000円。費用負担は3割なので、それぞれ、6万420円と6万6600円となります(厚生労働省「診療報酬制度について」より1点10円にて算出)。また、複雑な手術の場合にはプラス2万円かかりますが、保険適用内なので、費用負担は3割です。
帝王切開での出産費用は自然分娩の費用(平均46万円)に帝王切開費用(6~8万円)と入院費などを足すことで求めることができるので、55万円前後のお金がかかると考えておけばよいでしょう。

妊娠・出産時に受け取れるお金

高額な費用がかかる妊娠・出産ですが、国や地域からの助成など、受け取ることができるお金も多くあります。

●出産育児一時金

出産育児一時金は健康保険に加入している人、または被扶養者が出産した場合に受け取ることができるお金です(妊娠4カ月以上で出産した場合)。
子供1人につき42万円(産科医療補償制度に加入していない医療機関での出産時は40.4万円)支給されるので、出産平均額程度であれば、ほとんどの費用を賄うことができます。双子の場合には84万円のほか、自治体によって付加給付が支給されます。

●高額療養費制度

高額療養費制度とは、1日から月末までの1ヶ月に支払った医療費が自己負担限度額を超えた場合に、超過分が払い戻される制度です。自己負担限度額は所得によって異なりますが、平均的な収入の世帯なら月8〜9万円で済みます。健康保険加入者全員が対象となります。

●医療費控除の還付金

医療費控除とは、1年間に自分と家族が支払った医療費が10万円を超えた場合に税金の還付が受けられる制度です(所得200万円未満の場合は医療費が総所得金額の5%を超えた場合に還付)。還付金を受け取るには確定申告をする必要があります。

●医療保険の給付金(帝王切開など医療行為を行った場合)

妊娠前に民間の医療保険に加入していた場合には帝王切開での手術や入院に対して給付金が支払われます。金額は契約内容によってことなります。

●妊婦検診費助成

妊婦検診とは、妊娠判明後、定期的に受診すべき検診のことです。1回5000円~15000円の検診を出産までに約14回受ける必要があります。健康保険対象外ですが、2009年に少子化対策により各自治体では検診費用の無料化が進んでおり、費用を自治体に負担してもらうことができます。妊婦検診費の助成を受けるには、母子手帳についている妊婦健康診断受診票の提出が必要です。

まとめ

自然分娩時の出産費用は平均46万円、帝王切開での出産費用は平均55万円前後ということが分かりました。自然分娩は金額の幅が広いので、一概には語れませんが、平均額を比べると帝王切開の方が9万円高い計算となります。

しかし、どちらの出産方法であっても、費用の大部分は国が補助してくれます。
産院や入院部屋の選び方によっては、支給されるお金の中でやりくりすることも可能なのです。

妊娠出産を考えている方はぜひ、どういうところで産みたいか?予算はどれくらいか?などをこの際、ご家族で話し合われてみてはいかがでしょう。自分にとって、家計にとって満足のいく出産となりますように。

城山ちょこ ライター

東京海上日動火災保険出身。2013年よりライターの道へ。執筆ジャンルは金融(保険)、働き方、子育て、結婚など女性のライフスタイルなど。現在は4歳&2歳児の母。子育てと仕事を両立しながら、2021年より大学院進学予定。丁寧でわかりやすい記事をモットーとしています!

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