23/07/06
楽天証券で口座を開いたら次にしておきたい5つの設定
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
投資をしてお金を増やしたい! そんな思いの高まりからか、ネット証券・スマホ証券各社では、新規の口座開設が相次いでいるそうです。なかでも楽天証券は2023年4月に900万口座を達成。みなさんのなかにも、楽天証券で口座を開いた方も多いのではと思います。
せっかく楽天証券を利用するなら、お得・便利に使いこなしたいもの。そこで今回は、楽天証券で口座を開いたら次にしておきたい設定を5つ紹介します。なお、以下断りのない限り2023年7月6日時点の情報で記載しています。
楽天証券の設定1:マネーブリッジ
マネーブリッジは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携するサービスです。
マネーブリッジを利用すると、楽天銀行の普通預金金利が0.02%から最大0.1%と、5倍にアップします(預金300万円超の部分は0.04%)。もともと、大手銀行の金利は0.001%なので、楽天銀行の金利のほうが高いのですが、マネーブリッジを利用すればさらに金利が高くなります。
また、マネーブリッジの自動入出金(スイープ)を利用すれば、楽天銀行に預けたお金をそのまま他の商品(株式や投資信託など)の買い付けに利用できます。本来であれば、銀行に預けたお金を証券会社に入金して、売買をしたあとにお金を証券会社から銀行に出金する…といった手間がかかるのですが、マネーブリッジを使えば楽天銀行にお金を預けるだけ。手間を省くことができます。
マネーブリッジを設定するだけで金利も上がり、お金のやりとりの手間もなくせるので、ぜひ設定しておきましょう。設定には楽天銀行の口座が必要ですが、楽天証券の口座と同様、無料で開設可能です。
>>楽天証券はこちら
楽天証券の設定2:ハッピープログラム
マネーブリッジの設定ができると、ハッピープログラムにエントリーできます。ハッピープログラムにエントリーすると、楽天証券での取引状況に応じて楽天ポイントが貯まります。
●楽天証券のハッピープログラム
楽天証券ウェブサイトより
また楽天銀行でも、残高や取引の回数によって会員ステージが設定されます。最大でATM手数料月7回無料・振込手数料月3回無料・楽天ポイント獲得倍率3倍の特典が受けられます。
●楽天銀行のハッピープログラム
楽天銀行のウェブサイトより
>>楽天証券はこちら
楽天証券の設定3:楽天カード・楽天キャッシュで投資信託の積み立て
楽天証券で投資信託の積立投資(投信積立)をしようという方も多いでしょう。投信積立の代金は、証券口座に入金したお金から支払うこともできます。しかし、おすすめは楽天カード・楽天キャッシュで投資信託の積み立てを行うことです。
楽天カードクレジット決済では、楽天証券が受け取る手数料(代行手数料)が年率0.4%(税込)未満の投資信託を購入した場合に、
・楽天カード…0.5%
・楽天ゴールドカード…0.75%
・楽天プレミアムカード…1%
の楽天ポイントがもらえます。また、楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込)以上の投資信託を購入した場合には、利用するクレジットカードにかかわらず年1%(100円につき最大1ポイント)の楽天ポイントがもらえます。
また、楽天証券では楽天キャッシュを利用した投信積立も可能。楽天カードから電子マネーで楽天キャッシュにチャージすることで、一律0.5%の楽天ポイント還元が受けられます。
楽天カードを用意する必要はありますが、現金で投資信託を購入した場合は手に入らないポイントですから、ぜひ活用すべきでしょう。
>>楽天カードはこちら
楽天証券の設定4:楽天ポイント投資
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資をするとスーパーポイントアッププログラム(SPU)の対象になり、楽天市場で買い物をしたときにもらえるポイントが増えます。具体的には、楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定のうえ、楽天ポイントを1ポイント以上使って当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍、当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍となります。
ちなみに、ここまで紹介した4つの投資をすべて実践し、楽天市場で楽天カードを紐づけた楽天市場アプリを使って買い物をすると、SPUのおかげで楽天市場での買い物のポイントが5.5%還元になる計算です。
(内訳)
・楽天会員 1%
・楽天市場アプリ 0.5%(楽天市場アプリで買い物)
・楽天カード 2%(楽天市場アプリに紐づけて支払い)
・楽天銀行+楽天カード 1%(楽天カードの代金引き落とし)
・楽天証券のポイント投資 1%(投資信託と米国株式のポイント投資)
ネットショッピングで常時5.5%還元は大きいですね。しかも、キャンペーンや他のSPU対象サービスを活用することで、さらに還元率が大きくできる可能性もあります。
>>楽天カードはこちら
楽天証券の設定5:ゼロコース
株式投資をするならばぜひチェックしてほしいのが、手数料のコースです。楽天証券では2023年10月1日より国内株式手数料が0円になります(適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要)。このメリットを得るためにも、手数料コースの設定を変更しておきましょう。
手数料コースの変更はログイン後の画面にある「現在の手数料コース」欄から簡単にできますので、変えた方がお得そうだという方は、ぜひ変更しましょう。
>>楽天証券はこちら
まとめ
以上、楽天証券をお得に使うためにしておきたい5つの設定を紹介しました。よりお得にお金を貯めていくためにも、ぜひ設定してみてくださいね。
【関連記事もチェック】
・SBI証券vs楽天証券 自分に合った証券会社はどっち?決め手となる5つのポイントを解説
・楽天証券ではどんな投資ができるの?他のネット証券と何が違って有利なのか お金のプロが解説
・楽天証券のiDeCo(イデコ)、9つの特徴・メリットとは? 取扱商品のラインナップも合わせて解説
・楽天証券のiDeCo(イデコ)で買うなら…お金のプロが選ぶおすすめ商品ランキングベスト5
・楽天証券のつみたてNISA(積立NISA)、10の特徴・メリットとは? 取扱商品のラインナップも合わせて解説
畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう