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24/02/01

資産運用・経済

SBI証券vs楽天証券 自分に合った証券会社はどっち?決め手となる5つのポイントを解説

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

SBI証券と楽天証券は、どちらも国内大手のネット証券。多くの方に支持されています。
「でも、SBI証券と楽天証券のどちらがいいだろう?」とお悩みの方のために、SBI証券と楽天証券のサービスを比較してご紹介。SBI証券がおすすめの人・楽天証券がおすすめの人はどんな人なのか、決め手となる5つのポイントを解説します。

SBI証券・楽天証券がおすすめなのはこんな人

SBI証券も楽天証券も、ともにこれから資産運用を始める方におすすめの証券会社です。どちらもさまざまな金融商品を網羅している上、手数料も安く、多くの人が利用しているからです。主だったサービス面は、それほど変わりません。どちらを利用しても、自分のしたい資産運用が実現できるでしょう。

とはいえ、細かな面で比較すると、SBI証券と楽天証券には少々違いがあります。
結論からいうと、SBI証券・楽天証券がおすすめなのはこんな人です。

●SBI証券がおすすめの人

・Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルを貯めている人
・投資信託をクレジットカードで積立購入したい人
・米国株に積立投資したい人
・IPO投資をしたい人

SBI証券[旧イー・トレード証券]


●楽天証券がおすすめの人

・楽天ポイントを貯めている人
・有料の投資情報を無料で手に入れたい人
・投資信託をクレジットカードで積立購入したい人
・日本株・米国株に積立投資したい人

SBI証券と楽天証券の特徴をチェック

おすすめの理由を紹介する前に、SBI証券と楽天証券、それぞれの証券会社の特徴をチェックしてみましょう。

●SBI証券

SBI証券はネット証券最大手の証券会社です。2023年9月、SBI証券・SBIネオモバイル証券・SBIネオトレード証券・FOLIOのSBIグループ合計で1100万口座を突破しています。

SBI証券では、国内の株はもちろん、外国株式、投資信託、債券、FX(外国為替証拠金取引)、先物、金などまで、さまざまな投資ができます。また、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)や新NISA(ニーサ・少額投資非課税制度)を利用し、税金を節約しながら投資することもできます。

SBI証券の株式手数料は、25歳以下であれば無料となっています。また、年齢関係なく、1日定額「アクティブプラン」を利用すれば、1日の約定金額100万円までの株の取引にかかる売買手数料が0円になります。さらに、SBI証券では2023年9月30日発注分からの国内株式、2024年1月からの新NISAの米国株式・海外ETFの売買手数料が無料に(取引報告書・各種交付書面を電子交付に切り替える必要あり)。コストを気にせず株式投資ができるようになります。
そのうえ、取引に応じて、Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルの中から好きなポイントを選んで貯めることもできます。TポイントやPontaポイントはSBI証券内で投資信託の買付代金に当てることができます。

SBI証券と住信SBI銀行の口座を連携する「SBIハイブリッド預金」を設定すると、住信SBI銀行の口座に入金したお金が直接SBI証券での投資に利用できるので、手間がかからず便利です。また、普通預金の金利も0.001%から0.01%に優遇されます(2024年2月1日時点)。

SBI証券[旧イー・トレード証券]


●楽天証券

楽天経済圏でさまざまなサービスを提供する楽天が運営している楽天証券。楽天証券は、2023年12月に口座開設数が1000万口座を突破。楽天証券によると、国内証券会社単体では最多とのことで、多くの人に選ばれているネット証券です。楽天証券でもSBI証券と同様、株式投資・債券・投資信託など、主だった投資はできます。もちろん、iDeCoや新NISAにも対応しています。

日本株・米国株の売買手数料は2023年10月1日より0円になりました(適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要)。投資信託の売買手数料も0円です。楽天証券と楽天銀行の口座を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の口座に入金したお金が直接楽天証券での投資に利用可能。普通預金の金利が0.02%から最大0.1%に優遇されるうえ、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントを貯めることもできます(2024年1月8日時点)。ポイントは「楽天市場」をはじめとする楽天経済圏で使ってもいいですし、投資に回すこともできます。

また、2023年4月には国内株式の単元未満株取引サービス「かぶミニ®︎(単元未満株取引)」も開始。通常100株単位で取引する株式約1600銘柄を1株単位で取引できるようになりました。うち約700銘柄はリアルタイムで取引可能。単元未満株のリアルタイム取引は大手証券会社初のサービスとなるそうです。そのうえ、2023年6月には3,000円から・1株から株の積立投資ができる「かぶツミ®︎」のサービスも始まりました。新NISAでの投資だけでなく、株式投資も少額からスタートできます。

SBI証券と楽天証券、どっちがいい? 決め手となる5つのポイント

SBI証券と楽天証券、2つの証券会社の概要を紹介しましたが、それほど大きな違いはないように感じられたのではないでしょうか。そこで、SBI証券と楽天証券の決め手となる5つのポイントを比較して紹介します。

●SBI証券と楽天証券の比較①:ポイントの使い道は楽天に軍配

楽天証券では、取引に応じて楽天ポイントが得られます。国内株式だけでなく、外国株式、投資信託、個人向け国債などの取引も対象です。手に入れた楽天ポイントは、株式投資・投資信託の購入代金に当てることができます。
そのうえ楽天証券では、楽天ポイントを使って投資をするとスーパーポイントアッププログラム(SPU)の対象になり、楽天市場で買い物をしたときにもらえるポイントが増えます。具体的には、楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定のうえ、楽天ポイントを1ポイント以上使って当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍、当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍となります。
楽天市場のユーザーや、楽天経済圏を活用しているという方には特におすすめです。

なお、SBI証券ではTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルを貯められますので、普段からTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルを貯めているという方には合っているでしょう。ただし、SBI証券ではポイントを投資信託にしか投資できません(Tポイント・Vポイント・Pontaポイントを投資可能)。

※VポイントとTポイントは2024年春に統合。青と黄色の「Vポイント」となる予定です。


●SBI証券と楽天証券の比較②:IPO投資はSBI証券が強い

IPO(新規公開株)とは、未上場の企業が株式市場に上場すること。IPO株への投資は、上場後最初の値段(初値)が値上がりすることが多いため、投資家に人気です。ただ人気ゆえに購入希望者が殺到することもあります。この場合、抽選に当たらないと買えないのです。

SBI証券はIPOに強みがあります。なぜならSBI証券は幹事証券会社(IPOの銘柄を売り出す証券会社)となった実績が楽天証券よりも多いからです。
たとえば2022年は、楽天証券65件に対しSBI証券は89件。2023年も楽天証券61件に対してSBI証券は91件(2024年2月1日調査時点)となっています。
多くの銘柄の幹事証券会社を務めているということは、それだけIPOに申し込める機会も多いということですから、当たる可能性も高まるでしょう。

また、SBI証券ではIPOの抽選に外れても次回以降の当選確率をアップさせる「IPOチャレンジポイント」がもらえます。何度も挑戦することでIPOチャレンジポイントを貯めれば、当選のチャンスも広がります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]



●SBI証券と楽天証券の比較③:楽天証券ならマネー本がタダで読める

SBI証券も楽天証券も、日々たくさんの投資情報を提供しています。Webサイトはもちろんのこと、両社のアプリにも投資の参考になる情報がずらりと揃っています。これを日々見るだけでも、投資力はアップしていくでしょう。また、両社とも投資家のバイブルと呼ばれる「会社四季報」を無料で読めるようにしています。会社四季報は3ヶ月に1度発行される本で、1冊2400円(税込)します。これがただで読めるのですから、お得ですね。

さらに楽天証券なら、アプリで「日経テレコン(楽天証券版)」を利用できるうえ、同じ楽天グループの「楽天Kobo」とコラボして、毎月おすすめのマネー本を無料・20%オフで提供しています。口座開設するだけで毎月数冊無料ですし、NISA口座またはiDeCo口座を持っているとさらに多くの本が読めるようになります。

●SBI証券と楽天証券の比較④:米国株投資は両者互角

近年「FIRE」(経済的自立と早期リタイア)を目指す人の投資先として話題になっている米国株には、SBI証券・楽天証券とも投資可能です。

SBI証券の米国株投資では、「米国株式・ETF定期買付サービス」を利用可能。毎月の設定したタイミングで指定した米国株をコツコツと購入する積立投資が可能。一定額ずつ積立投資をすることで、平均購入価格を抑えながら投資ができます。新NISAにも対応しています。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

一方、楽天証券の米国株投資では、米国株・ETFを積立購入できる「米株積立」が利用可能。あらかじめ設定した条件で自動的に米国株・ETFを買い付けることができます。普段から貯まった楽天ポイントは米国株の購入代金や手数料としても利用できます。なお、楽天証券の「かぶツミ®︎」では3000円以上・1株から日本株の単元未満株・単元株の積み立て投資もできます。


●SBI証券と楽天証券の比較⑤:投資信託のクレジットカード購入は五分五分

楽天証券では、クレジットカードの楽天カードを利用して投資信託の積立ができます。楽天カードクレジット決済のポイント還元率は2023年6月積立分よりアップ。楽天カードは0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1%のポイント還元が得られるようになりました。
これに加えて、楽天証券では、楽天カードから電子マネーでチャージする「楽天キャッシュ」を使って投資信託を購入すれば、一律0.5%の楽天ポイント還元が受けられます。つまり、楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュ決済を併用することで、合計10万円まで楽天ポイントの還元対象にできます。

一方、SBI証券の「クレカ積立」では、三井住友カードで投資信託を購入することで、購入額の0.5%のVポイントが手に入ります。また、三井住友カードの種類によっては、最大5%の還元を受けることも可能です。また、三井住友カード「Olive」の「三井住友カードつみたて投資」でも同様に投資ができます。

年会費無料の一般カードの還元率で比較すると、SBI証券と楽天証券はともに0.5%ですから互角です。楽天証券を利用すれば、楽天キャッシュも活用することで10万円まで投資できる点が有利です。それに対してSBI証券では、三井住友カードの種類によっては1%以上のポイント還元を受けられる点が有利。そう考えると、投資信託のクレジットカード購入はSBI証券・楽天証券で五分五分といえそうです。

SBI証券[旧イー・トレード証券]



以上を踏まえると、SBI証券がおすすめの人・楽天証券がおすすめの人は、冒頭で紹介したとおりになります。最後に、再度まとめておきます。

●SBI証券がおすすめの人

・Tポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイント・PayPayポイント・JALのマイルを貯めている人
・投資信託をクレジットカードで積立購入したい人
・米国株に積立投資したい人
・IPO投資をしたい人

SBI証券[旧イー・トレード証券]


●楽天証券がおすすめの人

・楽天ポイントを貯めている人
・有料の投資情報を無料で手に入れたい人
・投資信託をクレジットカードで積立購入したい人
・日本株・米国株に積立投資したい人

SBI証券と楽天証券、両方使うのもあり!

SBI証券と楽天証券の特徴と違いを紹介してきました。それでも「どっちにするか悩む」という方は、いっそ両方使うのもひとつの手。たとえば「楽天証券で新NISAのつみたて投資枠への投資をクレジットカードで行い、IPO投資はSBI証券で狙う」といった合わせ技をすることができます。また、実際に使ってみて「こちらの方が使いやすかった」ということがわかったら、1つに絞るという方法もあります。口座開設はどちらも無料でできますので、ぜひ試してみてくださいね。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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