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16/11/04

家計・ライフ

【著者インタビュー】円満離婚弁護士、原口未緒が語る「こじらせない離婚」の秘訣とは

数々の離婚問題を解決し、自らも3度の離婚を経験している原口未緒弁護士。離婚は1歩間違えると、こじれにこじれドロ沼化することも多く、ドロ沼化して相談にくるお客様も少なくないそうです。いわゆる「ドロ沼離婚」です。

ドロ沼化してしまうと、離婚成立までに時間がかかり、精神的にも経済的にも負担を強いられることになるので、円満離婚を目指したいもの。円満離婚をするためには、実は「心の整理が9割」なのだとか。
そこで、「この結婚もうムリ!」と思った人のために、円満離婚をするためのコツを教えていただきました!

離婚相談に多いのは「夫のモラハラ」

高山一恵(以下、高山):今日はよろしくお願いします。早速ですが、最近、離婚するカップルが増えているようですが、先生のところにも離婚の相談で訪れる人は増えていますか?

原口美緒(以下、原口):増えていますね。特に最近は、夫がモラハラやアスペルガーで悩んでいて離婚を考えているけれど、夫に怖くて言い出せない…というお悩みの人が増えています。

高山:モラハラ(モラルハラスメント)、アスペルガーって、最近よく聞きますよね。モラハラって、タレントの三船美佳さんと高橋ジョージさんで話題になったやつですよね?

原口:そうです。肉体的な暴力ではなく、言葉や態度による長期間にわたる精神的な暴力のことをいいます。長い間にわたってモラハラを受けると、精神的に追い詰められます。
アスペルガーは、社会的なルールの理解や場の空気を読む、相手の気持ちを理解することなどが難しく、上手に対人関係を築くことができません。よく知的障害を伴わない自閉症といわれています。アスペルガーは、圧倒的に男性の方に多いそうです。

高山:結構、離婚について水面下で悩んでいる方は多いんですね。離婚のことはなかなか親しい人にも簡単に話せないですもんね。

原口:そうですね。誰にもいえずに悩んでいる人は本当に多いと思いますよ。そんな人たちの少しでもお役に立てればと思って、本を出版したのもありますね。

円満に離婚できる人になれるかどうかは「心の整理の仕方」がポイント

高山:なるほど。先生のご著書読ませていただいたのですが、具体的な事例をもとに書かれていて、とてもわかりやすかったですね。離婚の本というと分厚くて難しい言葉がたくさん並んでいるイメージです(笑)。

原口:そうですね(笑)。離婚についての詳細はそういった分厚い本で確認してほしいのですが、私の本では4人の女性の具体的な離婚事例をもとにストーリー仕立てで説明しているので、イメージがつかみやすいかと思います。

高山:これから離婚を考えているという方にももちろんとても参考になる本だとは思うのですが、今まさに離婚協議中でなかなか前に進まないという人にもとても役立つ本だなと思いました。

原口:私はこれまで約400人の方の離婚相談にのってきましたが、たくさんの離婚に対するお悩みを聞いて気づいたことがあります。それは、離婚の話し合いをこじらせてしまいドロ沼にハマる人と最終的に希望する条件で円満に離婚することができる人にキレイに分けることできるということです。

高山:その分かれ目、気になりますね。どこにポイントがあるのでしょうか?

原口:それは、驚くかもしれませんが、離婚をこじらせてドロ沼化する人と、そうじゃない人の違いは「心の整理の仕方」です。「えーっ!法律じゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、こじらせない離婚をするためには「心の整理が9割、法律が1割」です。離婚したい相手がどんな人であっても、心さえ整理されていれば、離婚をこじらせずに着地させることができます。

画像:原口美緒 先生

「心の整理」とは離婚後の自分の幸せな人生をイメージできていること

高山:心の整理とは具体的に何をすればよいのでしょうか?

原口:ひと言でいえば、「離婚後の自分の幸せな人生をイメージしたうえで、離婚の条件を決めていくこと」です。財産分与や慰謝料などの条件でモメてドロ沼化する人は、「何を優先することが、離婚後の自分の人生にとって理想的なのか」を考えられていないケースがほとんどです。

高山:確かに離婚を考えているときは、相手に幻滅したり、相手を憎んでいたりして、なかなか自分の幸せをイメージしにくいでしょうね。

原口:そうですね。気持ちはよくわかりますが、「嫌いだから早く別れたい」「相手をこらしめたい」「今まで苦しめられたんだから少しでも多くのお金をとりたい」など、焦りや恨み、憎しみの気持ちで心が支配されている人ほど、離婚までの時間が長引き、ドロ沼化してしまうんです。自分の心が憎しみや悲しみでいっぱいのまま話しを進めると、相手もかたくなになり、話し合いは難航します。

高山:離婚に限らず、普段の人間関係でも同じことがいえそうですよね。自分の中のモヤモヤをスッキリさせることが必要なんですね。

原口:はい。自分が離婚後にどんな生活を送りたいのかをはっきりさせられると、何を優先すべきなのかがわかってきます。経済的な補償なのか、離婚までのスピードなのか。優先順位が決まると有効な対策が立てられますよね。そこでやっと法律の力が生きてくるのです。

高山:私たちの仕事も、お客様が「自分らしくどう生きていきたいのか」そこを明確にして、その実現に向けてマネーの面からサポートしていくことですが、離婚するしないにかかわらず、自分が「どう生きていきたいのか」を明確にするということが大事ですね。
先生、今日はありがとうございました。最後に読者のみなさんにひとことお願いします。

原口:今回お話しした内容を著書の中で具体的な事例をもとにお話ししていますので、もし離婚を考えたり、夫婦関係を見直そうとしている方は、著書も読んでみていただけるとうれしいです。みなさんが前向きな気持ちで生きてくださることを心から祈っています。

画像:こじらせない離婚
(出版:ダイヤモンド社)

原口 未緒 弁護士

1975年東京都生まれ。1998年学習院大学法学部卒業、2003年弁護士登録。都内法律事務所にて民事、商事、家事、刑事、倒産処理など多様な案件を扱う。2010年に独立し、未緒法律事務所を開所。夫婦・離婚案件を主に扱い、相談件数は350を超える。2013年より業務にコーチング・カウンセリング・セラピーなどの手法を取り入れ、「心もケアする弁護士」として奮闘中。著書は「こじらせない離婚ーこの結婚もうムリと思ったら読む本」(ダイヤモンド社)。FP Cafe登録パートナー

高山 一恵 (株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級FP技能士
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は「年収400万円からの不動産投資で着実に稼ぐ秘訣」(河出書房新社)、「やってみたらこんなにおトク! 税制優遇のおいしいいただき方」(きんざい)など多数。FP Cafe運営者。twitter→@takayamakazue

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