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18/03/15

家計・ライフ

年収300万円、400万円、500万円で全然違う!年収別「お金の貯め方」

お給料が右肩で上がらず、超がつくほどの低金利の今、少しでもお金を貯めたい…という人は少なくありません。でも、「お金の貯め方」のコツには年収により違いがあります。

そこで、今回は、年収300万円、400万円、500万円を例にあげ、それぞれの年収別に「お金の貯め方」をご紹介します。

年収300万円の人は、支出にメリハリをつけて各費目を予算化する!

年収300万円というと、毎月の手取り収入は20万円程度。実家暮らしならまだしも、1人暮らしをしている場合は、家計にゆとりはないでしょう。

年収300万円の人がお金を貯めるには、支出を洗い出し、費目ごとに予算化すること。基本的に予算の範囲内で暮らせば、赤字家計になることはありません。
ただし、予算を考えるときに、あまりにストイックに予算を立ててしまうと、長続きしません。生活費の中で「使いすぎ」「減らせそう」と思う費目については予算を少なめにし、自分が優先させたい項目については多めに予算をとるなど、メリハリをつけましょう。

また、家計がギリギリの場合、冠婚葬祭費や家賃の更新料などの「臨時支出」の分も予め予算化すること。ここを予算化しておかないとすぐに家計は赤字になってしまいます。昨年1年分の冠婚葬祭費や帰省代などの臨時支出代を書き出してみて、それを12ヶ月で割り、毎月の家計の中に予算として組み込んでおくと良いでしょう。

年収400万円の人が気をつけるポイントは、高くなりがちな「固定費」

民間給与実態統計調査によると、現在の会社員の平均年収は420万円程度とのこと。年収400万円というと、毎月の手取り収入が25万円程度。年収300万円に比べると毎月の手取りで5万円増えるイメージです。

手取りで5万円増えるとなると、家計に少し余裕がでますね。余裕がでる分、年収300万円の人に比べると家計費の中の「固定費」が高めになる傾向に。ですから、年収400万円の人がお金を貯めるためのコツは固定費にメスを入れること。固定費とは、毎月あるいは毎年、一定の金額がかかる費用のこと。

例えば、月々の家賃や住宅ローン、生命保険料、スマホ・インターネット代などが挙げられます。節約というと、食費や日用品費などに目が行きがちですが、最初にメスを入れたいのが「固定費」です。というのも、食費などは毎月金額が変動するので、月によって節約の成果にはバラツキがありますが、固定費は1度見直してしまえば、その後は何もしなくても節約効果が得られ、何よりうれしいのがまとまった金額を減らせるからです。

月々の保険料を5,000円下げ、スマホの料金プランを5,000円安くできれば、それだけで毎月10,000円を節約することができます。年間では12万円も節約できることに。10円安い食材を探すのに遠くのスーパーに行って買い物をするよりずっと効率的です。

年収500万円の人は余暇や趣味など、使いすぎに注意!

年収500万円というと、毎月の手取り収入は30万円程度になります。特に女性で年収500万円というと、稼いでいるイメージがありますね。

毎月の手取りが30万円ともなると、年収300万円、400万円の人に比べ、余暇や趣味など、自分の楽しみのためにお金を使う余裕がでてきます。

ただし、家計に余裕がでる分、年収300万円、400万円の人に比べて無駄遣いが多くなってしまうという傾向も。また、日々の生活に必要なものを気軽にコンビニで買ってしまったり、自炊はほとんどせずに外食ばかりだったり…と、気がつけば意外にお金が貯まっていない…というケースも少なくありません。

仮に年収500万円の人が年収300万円の人と同じ生活をするとしたら月10万円程度は貯蓄できることになります。無駄遣いをせず、適正に家計管理ができれば、それなりに毎月貯蓄できるはず。
貯蓄の一部を投資信託などに投資することも考え積極的にお金を増やしていくことも考えましょう。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

 

高山 一恵 経済ジャーナリスト/ファイナンシャルプランナー

(株)Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』『Mocha(モカ)』や登録者1万7000人超のYouTubeチャンネル『Money&YouTV』を運営すると同時に、全国で講演活動、執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)、『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)など書籍90冊、累計150万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。twitter→@takayamakazue

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