23/01/10
誰も教えてくれない定年前後のお金の正解【Money&YouTV】
知った人だけが得をする「定年前後のお金の教科書」
定年を迎えると、生活が一変します。何に対してどれだけのお金がかかるのか、ピンと来づらいでしょう。しかし、どんなお金の問題が発生するのかを知っておかないと、事前に対策を練ることができません。
第一の問題は、家計の収支がマイナスになりやすいことです。
2021年の総務省「家計調査報告」によると、65歳以上の夫婦2人無職世帯は、毎月の収入に比べて支出が約1.8万円多いというデータが出ています。この収支赤字が65歳から30年間続くと、世帯で648万円不足することになります。病気や介護などの支出を1人500万円ほどと見込むと、老後は、夫婦2人で1650万円ほどは必要だと考えられます。
65歳以上の単身無職世帯の場合、収支赤字は毎月9402円です。同様に65歳から30年間この収支赤字が続くと、約338万円不足します。
コロナ禍前の2019年の調査では夫婦2人無職世帯で3.3万円の赤字であり、この場合夫婦2人で2000万円ほどが必要ということになります。
自信をもって「用意できている」と答えられる方はほぼいないでしょう。
老後資金を貯めるためには、収入がなくてはなりません。ですから、まずはいつまで働き続けるのか、計画を立ててみましょう。働き続ければその分、貯めなければならない老後資金も少なくなります。
また、老後資金だけでなく定年前後のお金の手続きについても、知識を身につけておく必要があります。
定年前後には、資産管理、税金、年金、雇用保険や健康保険など、お金の関わる手続きが山のようにあります。これらの手続きを、よくわからずに、なんとなく適当に行うのと、きちんとお得な方法で手続きするのとでは、1000万円以上の差を生むこともあるのです。
著書「マンガと図解 定年前後のお金の教科書」は、定年後の収入と支出の最適解、働き方、活用すべき制度、老後を支える資産運用収入など定年前後のお金の不安すべてに応える1冊です。
今回はそのなかから、
・年金は「手取りの損益分岐点」で考えて増やす
・勤労収入・退職金はちょっとしたワザで大幅に増やせる
・資産運用は堅実な運用先を最大限活用する
の3点をピックアップしてアニメーション動画で解説します。
出演:よりより(頼藤 太希)
制作:株式会社Money&You(編集:畠山 憲一)
『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』 頼藤太希/高山一恵 著
【Money&You TV】配信記事
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・#160「【知らないと大損】定年後の上手な働き方と失業手当の活用方法」
・#161「定年後は退職金をいくら運用に回すべき?定年前後の資産運用戦略とプロおすすめの運用先を解説」
・#162「【四季報2023年1集新春号】世界をリードする日本代表、好業績株7銘柄」
・#163「2024年からの「新NISAの仕組み・変更点・注意点を徹底解説!活用法もプロが紹介」
・#164「誰も教えてくれない定年前後のお金の正解」
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Money&You マネーアンドユー
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