17/01/12
【短時間でお金の知性アップ】投資を始める前に知っておきたい基礎知識part2
超初心者でもわかるように短時間でやさしく解説するシリーズ。
1つの見出し200字程度なので、短時間でチェックできます。
お金の増え方に差がでる利子のタイプ「単利」
利息には「単利」と「複利」の2種類があるのを知っていましたか?
「単利」とは、最初に預けたお金に毎回一定率の利息がついていくもの。利息はそのつど受け取ります。
例えば、年利1%の商品に100万円を預けた場合、毎年1万円の利息がつきます。この利息の1万円は別にとっておいて、再び同じ100万円を元手にお金を預けるので、10年間預けた場合、10万円の利息が受け取れることに。
お金の増え方に差がでる利子のタイプ「複利」
「複利」とは、利息がついたら、それをまた元本に入れて、お金を預けることです。複利では、次の年はその「元本+利息」に対して利息がつきます。
例えば、年利1%の商品に100万円を預けた場合、1年目の利息は1万円、2年目は101万円に対して利息がつき、合計102万100円となります。
10年間預けると10万4,622円の利息を受け取れることに。
お金を増やす場合には、複利の商品を利用しましょう!
「値幅制限」ってなに?
株式市場では株価が大幅に変動しないよう、前日の終値を基準に株価の1日における変動の幅を制限しています。これは適正な価格の維持と投資家の保護が目的です。
ちなみに、変動の上限を「ストップ高」、下限を「ストップ安」と呼びます。
株価が大幅に変動した場合、株式の取引を一時停止する制度「サーキットブレーカー」が発動されることも。
「投資信託」ってなに?
投資信託とは、多くの投資家から集めたお金をひとつにまとめ、運用のプロである「ファンドマネジヤー」が経済状況に応じて株や債券、不動産などに投資する金融商品のことです。略して、「投信(とうしん)」と呼ばれます。
初心者でもプロにお任せしながら世界中の幅広い金融資産に分散投資ができるのがメリット。
通常、投資信託は1万円から購入できるものが多いですが、最近は500円や1000円などお小遣い程度で購入できる投信も増えているので、投資デビューにトライしてみてはいかがでしょうか。
「新規上場株(IPO)」ってなに?
株式市場で売買できるのは、株式市場に上場している株に限定されています。
新規上場とは、今まで株式市場で取引できなかった未上場企業の株を、株式市場で初めて購入できるようになることを指します。
英語では、Initial Public Offeringといい、略して「IPO」と呼ばれます。
【新規上場株の購入時の特徴】
・購入できる証券会社が決まっていて、どこでも買えるわけではない。
・申込み多数の場合、抽選。
・購入時手数料は無料。
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Mocha編集部 モカ編集部
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