21/09/28
コスパがすごい! 節約に役立つアイテム5選
節約を続けるのは大変なもの。でも、節約アイテムを利用すると効率よく節約することができます。節約アイテムは、購入する費用はかかっても、その後の出費をずっと節約することができる優れものです。今回は使うと便利で役に立つ節約アイテムを5つ紹介します。
節約アイテムで節約できる費用は?
飲食費、住居費、電気代、水道料金、保険料、医療費、交通費、通信費、教育費…。ひとことで節約といっても、毎月かかる費用にはいろいろあります。今回紹介する節約アイテムでは、電気代、水道料金、飲食費の節約を目指します。
節約アイテム1:LED照明(電気代)
日々欠かせない照明を白熱灯からLED照明に替えると電球自体が長持ちするだけでなく電気代を安くできます。たとえば、54Wの一般電球(点灯時間2000時間)を電球形LEDランプに替えると、電気代は1年で2916円から405円になり2511円節約できます。
LED電球は一般の電球より数倍高く、1000円〜2000円ほどしますが、寿命が40倍も長持ちするため、電気代が安くなる分で十分元がとれます。
●一般電球と電球形LEDランプの電気代と寿命の違い
省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」 (env.go.jp)より
②節電タップ(電気代)
家庭で消費する電力のうち約6%が待機電力です。この無駄をスイッチ1つで簡単に省くことができる節電タップはぜひ活用したいアイテムです。節電タップは1000円程度で手に入ります。
ソフトバンクでんきによると、5つの家電(テレビ、DVDプレイヤー、パソコン、CDプレイヤー、ファンヒーター)の待機電力を12時間カットするだけで月約100円節約できるので年間1200円ほど電気代を節約できます。また「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」(資源エネルギー庁)では、電気ポットを長時間使わないときに電源を切り、保温しない(必要な時に再沸騰する)ことで年間約2900円の節約になると紹介されています。
③節水シャワーヘッド(水道料金)
毎日使う水も節約したい費用のひとつでしょう。節水シャワーヘッドは、お風呂場のシャワーに取り付けていつもと同じように使うだけで節約できるアイテムです。夫婦2人暮らしの家庭で1年間使った場合、1万4742円節約できます(環境庁「COOL CHOICE」ホームページより)
節水シャワーヘッドは、水の出方や機能により1000円程度から3万円ほどと幅広い種類があります。バスタイムの楽しみ方によって選ぶのもよいでしょう。
④トイレの節水グッズ(水道料金)
トイレの節水グッズは、ドルフィンセーブ、節水器ロスカット、万能ロータンクボールタップなど、様々な種類がでています。設置するだけで毎回水量をセーブできるので採用したいアイテムです。新しいトイレはそもそも節水しながら洗浄できる機能性が高いのであまり必要はありませんが、トイレの年式によっては水量が半分になることもあります。
たとえば、1回の水量が10Lから5Lになるとして、1日10回流すとすると、50Lの節約になります。東京23区で計算した場合、1ヶ月では上下水道合わせて月455円、年間5460円くらい安くなります。お住まいのトイレの説明書を確認して、節約グッズで効果があるか一度確認してみましょう。
⑤水筒(飲食費)
暑いと冷たい飲み物、これから寒くなると温かいドリンクを買う機会が増えてきます。ドリンク類は単価が安いため毎回買っても負担感は少ないですが日々積み重ねていくと大きな出費になります。
毎日自販機で150円のペットボトルのお茶を買っているところをマイボトルに自宅でお茶を入れて持参すれば数十円しかかかりません。少し贅沢してルピシアの抹茶入り煎茶「葉葉清風」ティーバッグ25個入り900円(税込み)を使ったとしても1回36円なので1日あたり114円節約できます。これを365日すれば4万1610円です。もう少し安いお茶を使えばさらに大きな金額の節約につながります。
家電を買い替えるなら節電タイプを
数年に一度しかチャンスはありませんが、家電を買い替える時に選ぶ基準にしたいのが消費電力です。今の家電と比較してどれくらい節電になるかシミュレーションできるのが環境省サイト「しんきゅうさん」です。
安い冷蔵庫を選んでもそれからかかる電気代を比較すると少し高くても消費電力が少なく済むものを選んだ方が節約に繋がるケースもあります。
主に冷蔵庫、エアコン、テレビでメーカー名と型番を入れると具体的な数値で一年でどれくらい電気代・消費電力が節約できるかシミュレーションできるのでぜひ活用してください。
まとめ
節約に役立つアイテムはたくさんあります。もっとも、節約アイテムを購入するにも費用がかかるので、できるものから少しずつそろえていきましょう。もちろん、節約できたらその分貯金するのもお忘れなく。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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