21/09/19
トータルアプリ「iAEON」で本気を出してきたイオン経済圏。ポイントを徹底的に貯める攻略法はコレだ
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日々の生活をよりお得で便利にしたいなら、経済圏を活用するのがおすすめ。なかでもイオン経済圏は、イオングループを中心とした経済圏です。イオン経済圏で関連サービスを使うほど、買い物の割引が受けられたり、お得にポイント(WAON POINT)を貯めたりできます。
2021年9月にはトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」をリリースし、本気を出してきたイオン経済圏。今回はイオン経済圏をフル活用するポイントの貯め方、割引の受け方を徹底解説します。
イオンのサービスを使うほどお得なイオン経済圏
イオン経済圏は、イオンやイオン関連のサービスを利用するとお得になる経済圏です。イオングループといえば、国内スーパー首位のグループ。マックスバリュ、まいばすけっと、ダイエー、マルエツ、カスミなどもイオングループのスーパーです。
イオン経済圏で貯まるポイントには「WAON POINT」と「電子マネーWAONポイント」の2種類があります。WAON POINT加盟店で各種イオンカードを提示した上で現金・電子マネーWAON・クレジットカード払いするとWAON POINTが貯まり、WAON POINT加盟店以外で電子マネーWAONで支払うと電子マネーWAONポイントが貯まります。電子マネーWAONは全国約84.8万か所(2021年7月時点)で使用可能。使えるお店はどんどん増えています。
WAON POINTは、1WAON POINT=1円で買い物に利用できるほか、電子マネーWAONにもチャージできます。また、JALマイルやdポイント、景品・ギフトカードなど他のポイント・品物と交換できます。
電子マネーWAONポイントは、電子マネーWAONにチャージすることで買い物に利用できます。
イオン経済圏を活用するなら「イオンカードセレクト」は必須!
イオン経済圏でWAON POINTや電子マネーWAONポイントを貯めるには、イオンカードが必要です。イオンカードは53種類もあります(2021年9月16日時点)。このなかで、イオン経済圏を活用するのにもっともおすすめのカードは「イオンカードセレクト」です。
「イオンカードセレクト」は、イオン銀行のキャッシュカードとクレジットカードと電子マネーWAONの3つの機能が1つになったカードです。イオンカードには、他にもさまざまなクレジットカードや電子マネーカード、デビットカードなどがありますが、イオンカードセレクトは、申し込み時に開設するイオン銀行口座のキャッシュカードとしての機能があるのが特徴です。普段の生活費などのやりくりをする銀行として使えるのはもちろん、電子マネーWAONにチャージすることも可能。クレジットカードの利用代金は、イオン銀行の口座から引き落とされる仕組みになっています。
イオンカードセレクトで買い物をしたときに貯まるWAON POINTは、基本的に200円ごとに1ポイント(還元率0.5%)となっています。しかし、全国のイオングループの対象店舗で利用すれば、いつでも200円ごとに2ポイント(還元率1%)のWAON POINTが受け取れます。
さらに、イオンカードセレクトを持っていれば、次にお話しするさまざまな特典を受けることができます。
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割引やポイントアップのキャンペーンを見逃すな!
イオン経済圏をお得にするなら、毎月開催されるキャンペーンが見逃せません。対象の店舗が近くにあるならば、ぜひタイミングを合わせて活用しましょう。
●お客さま感謝デー(毎月20日・30日)
まずはCMなどでもおなじみのお客さま感謝デー。毎月20日・30日にイオンカードセレクトをはじめとするイオンカードを提示するか、電子マネーWAONで支払うことで5%オフになります。ポイントではなく、その場で現金割引なのが大きいですよね。
●ありが10デー(毎月10日)
毎月10日のありが10デーにイオングループの対象店舗で買い物をしてクレジット・電子マネー・現金払いをすると、WAON POINTが基本の5倍(200円ごとに5ポイント)もらえます。
●お客さまわくわくデー(毎月5日・15日・25日)
毎月5日・15日・25日に対象店舗で電子マネー・現金払いすると、WAON POINTが基本の2倍(200円ごとに2ポイント)もらえます。イオングループ以外の対象店舗もあります。上のお客さま感謝デーやありが10デーより還元率は控えめですが、適用になる日が多いのが嬉しいですね。
●G.G感謝デー(毎月15日)
G.G感謝デーでは、55歳以上の方限定ですが、毎月15日に5%割引が受けられます。お客さま感謝デーが1日増えるようなものですから、お得ですね。なお、利用に際してはG.G感謝デー対象WAONカードに切り替える手続きが必要。イオン銀行のATMやイオン店舗にあるWAONステーションで設定できます。
●そのほかにもキャンペーンがいろいろ
イオンでは上のキャンペーンの他にも不定期ながら、イオンカードセレクトなどイオンのクレジットカード払いでWAON POINTが10倍もらえるキャンペーンや、お客さま感謝デーが2日間になるキャンペーンなど、ポイントや割引の受けられるタイミングがあります。これらのキャンペーンを生かすだけで、ポイントを貯めることができますし、生活費も大きく削減できます。
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イオンカードセレクトだけの特典をチェック!
さらに、イオンカードセレクトには、他のイオンカードにはない独自の特典があります。
●オートチャージでポイント二重取り
イオンカードセレクトでは、イオン銀行口座から電子マネーWAONにオートチャージできます。実は、イオンカードセレクトでオートチャージすると、チャージ金額200円ごとに1電子マネーWAONポイントが受け取れます。もちろん、買い物のときにも200円ごとにポイント(WAON POINTまたは電子マネーWAONポイント)が受け取れるので、オートチャージを設定するだけでポイントの二重取りができる、というわけです。
●公共料金支払い・給与受け取りでもポイントがもらえる
電気・ガス・固定電話・携帯電話・NHK受信料といった公共料金をイオンカードセレクトの口座振替で支払うと、1件の支払いにつき5電子マネーWAONポイントがもらえます。また、イオン銀行の口座で給与を受け取ると、毎月10電子マネーWAONポイントがもらえます。
さらに、イオンカードセレクトを持っていると、イオン銀行の取引もお得になります。
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イオン銀行Myステージで銀行の取引もお得に
イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」は、イオン銀行口座の取引によって「イオン銀行スコア」が貯まるサービス。イオン銀行スコアが一定以上貯まるとステージが上がります。ステージが上がると、普通預金の金利が上がったり、ATMの手数料が優遇されたりします。
●イオン銀行スコアのステージ特典
イオン銀行ウェブサイトより筆者作成
また、イオン銀行スコアの貯まる条件は、次のとおりです。
●イオン銀行スコアの対象になる取引
イオン銀行ウェブサイトより筆者作成
イオンカードセレクトを作り、クレジットカード代金の支払い・WAONのオートチャージ・WAONの利用で最低でも40点は貯まります。加えて、インターネットバンキングと給与受取りをすれば、合計で100点になりますので、ゴールドステージが達成できます。さらに、投資信託の積立やNISA・iDeCoなども活用すれば、150点も十分射程に入りますね。ステージが高くなるほど普通預金の金利が上がったり、他行ATMの入出金手数料や他行への振込手数料の無料回数がアップしたりしますので、イオン経済圏を使うならぜひイオンカードセレクトを利用し、ステージアップを目指しましょう。
イオンのアプリも手に入れておこう
イオン経済圏では、買い物がお得になるアプリも配信されています。こちらも、見逃せません。
●イオンお買い物アプリ
イオンお買い物アプリは、買い物時にレジで見せるだけで割引になるクーポンを配信しているアプリ。割引額は小幅ながら、対象の商品を購入するならばお得です。筆者はたまに出てくる炭酸水の割引クーポンを利用して、炭酸水を箱買いしています(1本10円引きですが、24本で240円引きなどとできるのでお得です)
●iAEON(アイイオン)
2021年9月に配信がスタートしたトータルアプリ「iAEON(アイイオン)」は、スマホひとつでポイントの確認ができたり、AEON Payで支払いをしたりできるアプリ。WAON POINTや電子マネーWAONポイントの保有額を確認したり、登録したイオンカードを利用した「AEON Pay」で支払いをしたりできます。また、お気に入りの店舗を登録することで、各店舗のクーポンやキャンペーン情報も手に入れることができます。今後ますます便利になることを期待したいアプリです。
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イオン経済圏は株主優待でもっとお得に
イオン経済圏を使いこなすなら、株主優待も活用しましょう。
イオンの株を購入すると「オーナーズカード」という株主優待が受け取れます。イオン、マックスバリュ、ザ・ビッグ、スーパーセンターなど、イオングループの対象店舗で買い物をする際にオーナーズカードを提示すると、年に2回、購入金額の合計から最大7%のキャッシュバックを受けることができます(半年で最大100万円分の買い物に対してキャッシュバックが受けられます)。
キャッシュバックの返金率は、保有する株式数により異なります。
●キャッシュバック率
100株~499株:3%
500株~999株:4%
1000株~2999株:5%
3000株以上:7%
具体的には、3月1日〜8月末までの買い物のキャッシュバックが10月、9月1日から翌年2月末までの買い物のキャッシュバックが4月に行われます。
たとえば、100株持っている方が3月〜8月に100万円の買い物をした場合、10月に100万円×3%=3万円のキャッシュバックが受けられる、というわけです。
オーナーズカードは、8月末日・2月末日の権利確定日時点でイオンの株を100株以上保有している方が受け取れます。本稿執筆時点でイオンの株価は3066円(2021年9月15日終値)ですから、100株購入するには30万円強必要になります。とはいえ、キャッシュバックの効果は大きいですよね。イオン経済圏を思いっきり使うなら、イオンの株の購入も検討しましょう。なお、イオンの証券コードは<8267>です。
また、イオンの関連会社の株主優待には、イオングループ各店舗で利用できる商品券があります。
・イオン北海道<7512>:100株で2500円分(100円×25枚)の優待券
・イオン九州<2653>:100株で5000円分(100円×50枚)の優待券
・イオンモール<8905>:100株で3000円分のギフトカード
・イオンディライト<9787>:100株で2000円分のギフトカード
・マックスバリュ東海<8198>:100株で5000円分(100円×50枚)の優待券
・マックスバリュ西日本<8287>:100株で5000円分(100円×50枚)の優待券
これらの株を購入して株主優待をもらえば、生活費をさらに下げることができるでしょう。
まとめ
イオン経済圏をフル活用するためのさまざまな方法を紹介してきました。イオンカードセレクト1枚あれば、日々の買い物で割引を受けたり、WAON POINTをお得に貯めたりすることができます。生活費をぐんと下げるのに役立ちますので、ぜひイオン経済圏を活用してみてくださいね。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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