17/08/01
【投資女子への道】第45話 株主優待で儲けるワザを伝授します②〜予算を決めることが大切〜
この連載を読んでいけば、一流の「投資女子」になれること間違いなし!?
OLの神崎美穂(37)と山口玲奈(33)は、株式投資のスクールに通っています。 二人は大学生トレーダーのケイ君と一緒に、その兄・川本の優待株投資の授業を受けています。
予算を決めよう
玲奈「川本先生。質問です!優待だけで生活するって出来るものなんですか?」
川本「本気でやれば出来ると思いますよ。でも無理せず、プチ優待生活でも十分楽しめると思いますよ」
ケイ「兄さんのそのワイシャツって、『はるやま』の株主優待だよね」
川本「そう!スーツはケイからもらった『青山商事』の割引優待券で買ったし、靴は『リーガルコーポレーション』の優待買い物券です」
美穂「イケメンは優待で出来ているんですね!まさにプチ優待生活」
川本「今回の、株主優待で儲けるワザ②は『予算を決めること!』。美穂さんは、優待投資にどれくらいの予算をかけられますか?」
美穂「そうですね。10万円くらいでしょうか」
川本「では、『ヤマダ電機』はいかがでしょう。ヤマダ電機は100株以上の株主であれば、割引優待券が4枚(1枚500円券:9月末の場合)貰えます。現在の株価は589円(2017年7月31日現在)なので、株価589円×100株で58900円あれば買うことができます(取引手数料などは考慮しない)」
美穂「ヤマダ電機は、家電だけじゃなくて日用品もあるからいいですね!」
まだまだある裏ワザ
ケイ「予算が決まれば、たくさん優待を貰えるワザもあるよね!」
玲奈「本当に?」
川本「同じ10万円なら、10万円の株を1銘柄買うより、3万円の株を3つ買う方が、優待を貰う数は増えます。また同時に、銘柄を分けることで、リスクの分散にもなります」
玲奈「でも、10万円以下で買える株ってそんなにあるのですか?」
川本「実は300銘近くあるんですよ!(2017年7月現在)」
玲奈「うっそー!」
川本「貰える優待を2倍以上にするワザもあります」
ケイ「知ってる。家族で複数の口座を持つってやつでしょ!」
川本「(頷いて) この図の銘柄の場合、1人で5株持っていても貰える優待品は一つです。でも、家族5人でそれぞれの口座で購入した場合、同じ5株でも優待品は5つ貰えます」
出所:筆者作成
玲奈「なるほど!それに、家族みんなでワイワイ株投資って良いですね!」
ケイ「僕と兄さんも、いつも株の話ばかりしてるよね!」
川本「そう言われると、そうだな」
美穂「へえ、毎日楽しそう!家族といるのが楽しいって一番素敵なことですよね」
ケイ「そうだ!美穂さん。兄さんと結婚して、ウチの家族になればいいんじゃない?」
美穂「私が株王子と・・・・・・、ケッコン!(照)」
(続く)
今回の記事で紹介した株主優待
(株)はるやまホールディングスの株主優待
画像:はるやまホールディングスHP
青山商事の株主優待
画像:青山商事HP
リーガルコーポレーションの株主優待
画像:リーガルコーポレーションHP
ヤマダ電機の株主優待
画像:ヤマダ電機HP
*本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願い致します。
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・第41話「〜恋と株投資の切り札はこれ!〜」
・第42話「〜恋の上昇トレンドは板しだい〜」
・第43話「〜株も恋も信用があってこそ〜」
・第44話「株主優待で儲けるワザを伝授します①〜どの銘柄を選べばいいの?〜」
・第45話「株主優待で儲けるワザを伝授します②〜予算を決めることが大切〜」
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岡田 禎子 「投資は面白い」がモットーなFP日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)
証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴しさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。
TVドラマ「インベスターZ」の脚本協力なども行なっています。
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