20/01/02
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選
2020年、新しい年を迎えて、「今年こそは貯めるぞ!」と多くの方が決意を新たにしているかと思います。しかし、何事も初心貫徹は難しいもの。結局、何もできず…なんて経験のある方も多いはず。こんなものよねと簡単にあきらめる方が多い一方で、確実にお金を貯める行動を実行できている方もいます。この違いはどこからくるのでしょうか。お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違いを5つに分けてご紹介します。いいスタートダッシュができるようチェックしておきましょう。
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選:①貯まる人はできない言い訳をしない
貯金・家計簿・節約・投資。これらはいずれもお金を貯めるための方法ですが、お金が貯まる人と貯まらない人では、「お金を貯めよう」と決意をした後の行動に大きな違いがあります。
お金が貯まらない人は、つい貯められない理由を模索します。忙しいから、時間がないから…気持ちはわかりますが、それでは目標は達成できません。
お金が貯まる人は、どうすれば貯められるかを常に考え、そのための行動を模索します。決して忙しいから、時間がないからといった言い訳をせずに、どのようにすれば貯められるのかということを考えます。お金が貯まる人は、目標達成に向かって努力する気持ちの面がそもそも違うのです。
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選:②貯まる人はいいものを買って長く使う発想を持っている
お金が貯まる人は、値段が多少高くてもいいものを選びます。いいものを買って長く使うことでお得という発想を持っているのです。
安くて100円ショップ的に購入できるファストファッションが人気です。でも多用している人はお金が貯まらない人かもしれません。確かに一見お得ですが、ときには「安かろう悪かろう」といったものをつかんでしまう危険性もあるのです。安くてお得と思ったものが早々に使えなくなって、結局損をしてしまう…なんてことにもなりかねません。
それならば、はじめからいいものを選んで大切にしたほうが、結果として安上がりに済むというわけです。実際、いいものは流行に左右されず、末永く使えるものです。
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選:③貯まる人はお金の使い方にメリハリをつけている
お金が貯まる人はとにかくお金を無駄に使いたくないという気持ちが強いです。自分自身がお金をかけたいもの、かけたくないものの区別がしっかりできています。
たとえば、「ブランドものの洋服は絶対着たい」「海外旅行に行きたい」など、何か贅沢なことを実現するためには、よほどのお金持ちではない限り、何か他のことは我慢することが必要になるでしょう。個人差はありますが、日々の食事を質素にしたり、住居費を抑えたり、といった具合です。自分がこうありたいというイメージを描いて、お金の使い方にメリハリをつけられれば、お金は貯まっていくように思います。しかし、それができなければもちろん、お金は貯まっていきません。
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選:④貯まる人は生活の予算管理ができている
筆者のこれまでの経験から、お金が貯まる人は必ずしも収入が多い人とは限らないということを実感しています。むしろ、どうも収入の多い方ほど、安定した収入に油断して意外と貯められていない印象すらあります。
当然、お金が入ってきた分だけ使ってしまえば、お金は貯まりません。
将来のためにお金を残しながら、自分たちが今使えるお金はいくらなのか?をしっかり把握しておかないと、お金は右から左へと簡単に消えていってしまうものです。お金が貯まる人は、そのことを意識して、きちんと生活の予算管理をしているのです。
お金が貯まる人、貯まらない人の決定的な違い5選:⑤貯まる人はお金を貯める仕組みを作って実践している
お金を貯めている人の多くは、先取り貯蓄を実行しています。収入の1割や2割といった金額を強制的に貯蓄として残し、日々の生活は余ったお金でやりくりする考え方です。生活した後に余ったお金を貯めようなんて思っていると、いつまでも貯めることはできません。ですから、先にお金を貯めてしまおうというわけです。貯蓄の王道とも言える方法ですが、効果は高いでしょう。
金額に余裕があれば、一部は投資に回すのもいいでしょう。iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金〉やつみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)を活用すれば、利益にかかる税金をなくせますし、iDeCoなら毎年の所得税・住民税も節約できます。コツコツ積立投資で貯める仕組みを作るのもオススメです。
まとめ
お金が貯まる人と貯まらない人の違いは、実はちょっとした気持ちや行動の違いでしかありません。もしかすると耳の痛い話もあったかもしれませんが、2020年こそお金が貯まる人になるためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
つみたてNISA(積立NISA)おすすめ金融機関4選
つみたてNISA(積立NISA)スタートにぴったりの金融機関をご紹介します。
● SBI証券
・ほとんどの投資信託を網羅。有力商品を選びやすい
・毎日・毎週・毎月・複数日・隔月の5つの購入タイミングを選べる
・SBIハイブリッド預金を使うと入金・出金がスムーズ
● マネックス証券
・取扱商品が100本以上。100円から購入可能
・チャットによる質問対応、パソコン出張サービスなどサポートが充実
・アプリ・パソコンツールが豊富で使いやすさに定評
● イオン銀行
・イオン内に店舗があるため、買い物ついでに立ち寄れる
・年中無休で夜21時まで営業(一部例外あり)のため、相談しやすい
・「イオン銀行Myステージ」のポイントが貯まり、普通預金金利がアップ
【関連記事もチェック】
・O型の人向けお金の貯め方・増やし方【血液型別】
・年収300万、400万、500万で全然違う! 年収別のお金の貯め方・増やし方
・老後資金2000万円は貯めるな! 月額5万円の赤字を解消する方法をプロが解説
・年収300万円、400万円、500万円ではお金の貯め方は全然違う!? 年収別の貯蓄法【Money&You TV】
・40代・50代から始めるお金の貯め方・増やし方
小林 裕子 ひろファイナンシャルプランニング代表 CFP ・1級FP技能士
2008年FP相談業務開始。2014年事務所運営スタイルを金融機関等からの紹介手数料を一切得ず、報酬は顧客からの相談料のみとするフィーオンリーへ移行。「ファイナンシャルプランニングは100人100様」をモットーにライフプランの実行支援を行っている。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう