貧乏オバさんに共通する、3つのお金の習慣

アラフォー・アラフィフ世代は、大人美人とオバさんにはっきり別れます。
若い頃とは見た目が変わってしまうのは万人共通であるのに、何が大きな分かれ道となるのでしょう？　それは美に対する高い意識や、食生活に気を付ける、よく睡眠を取る、など日頃の習慣がものを言うようです。

では「お金美人」と「貧乏オバさん」の違いとは何でしょう？　実は、お金が貯まらない人、貧乏な人にはある共通する習慣があります。
貧乏オバさんにはどんな習慣があるのか、そうならないためにはどうすれば良いのか、お伝えします。

貧乏オバさんに共通するお金の習慣その1：「お得」だからと衝動買いをする

貧乏オバさんは、「期間限定」や「まとめて買うと○割引」などの言葉に弱く、すぐに飛びついてしまう習慣があります。
「お得」だからとついつい衝動的に浪費してしまい、結局手元には要らないものばかり増えて、お金は減る一方。
ビュッフェでも、美味しそうなものが並んでいると、「お得！　」と欲望のまま皿いっぱいてんこ盛りで食べ過ぎてしまい、「また太った……」と後で後悔することもしばしばです。

お金の運用も、儲かりそうと営業マンに勧められるまま投資信託を買う、儲け自慢の友人と同じ株式をこっそり買うなど、その場その場の衝動買いで、何を持っているかも把握できず、ズルズルとメタボ体質なまま損をしてしまう結果に。

大人美人は、自分の体に必要な分だけ皿の上に乗せる習慣が身についています。
お金も同じです。
お金美人は、貯金、株式、投資信託、など自分にあったバランスの取れた効率の良い運用を行なっています。
買い物する場合でも、質の良い高いコートを、何年の間に何回着られるかまでしっかりと計算して購入することで、結局お得になります。このような判断を習慣づけることで、お金が貯まる人＝お金美人になります。

貧乏オバさんに共通するお金の習慣その2：髪型や服装が昔のまま

髪もパサパサ、体型もあちこちユルくなっているのに、若い時のまま、髪型や服装が変わらない。家計簿つけるのもいまだに昔の手書きにこだわる。支払いも電子マネーなんてとんでもない、現金の方が安全でしょう。
とこのように昔の習慣のまま変えようとしないのが貧乏オバさんの特徴です。

アラフォー世代を過ぎて髪がパサつき体型もぼんやりしてくるのは、大人女性は誰もが避けられない宿命です。
それをしっかりと認識した上で、ほどよく流行を取り入れる習慣を持ち、今の自分が最も輝くように髪型も服装も変えていくのが、大人美人です。

今は、お金の管理もスマホアプリで簡単に管理することができます。
キャッシュレスなら、銀行のA T Mから現金をおろす手数料や、レジの無駄な待ち時間も減らせて、ポイントが還元されることも。時代とともに、スマートに自分を変えていくことで、結局は余計な時間やコストを下げることができ、お金を上手に貯めるお金美人になれるのです。脱・貧乏オバさんしましょ！

貧乏オバさんに共通するお金の習慣その3：「どうせ私なんか」が口グセ

「どうせ私なんか」が口癖で何かとすぐ拗ねてしまう習慣があるのが、貧乏オバさんです。
例えばお金の話でも、「どうせ私なんか、年収も低いし、資産運用とか勉強する時間もないし、コツコツお金を貯めるのも苦手だし」とネガティブオーラでいても、お金の神様は微笑んでくれません。

収入が高い＝お金が貯まる人ではありません。
どんなに年収が高くても、下手くそなお金の使い方をすれば、貧乏オバさんになってしまいます。

お金美人は、日々のお金の使い方が上手な人です。
①収入の高い低いに関係なく「お金を貯める」と意識して、収入から毎月の貯蓄分を引き、残りのお金で生活する
②「財形貯蓄」や「つみたてNISA（積立NISA）」「iDeCo（イデコ・個人型確定拠出年金）」などお得な制度を使いお金を貯める仕組みを作ってコツコツ実行する
③朝のコーヒー一杯でも無駄な買い物をせず、本当に必要な物を見極めて手に入れるなど、日々の小さな積み重ねが習慣化しています。