19/10/06
年収2000万円世帯が当たり前にしている3つのお金の使い方・考え方
こんにちは、婚活FP山本です。個人でも世帯でも、一般レベルでは年収1000万円が一つの「最上位」扱いですが、上には上がいるもの。年収2000万円を超えている世帯もあるのです。
どんな方々なのか、気になりませんか? 今回は、実際に筆者が見かけた年収2000万円世帯のお金の使い方・考え方をお伝えします。
年収2000万円世帯のお金の使い方・考え方1:基本的な支出は全て「必要最低限」
年収2000万円世帯ともなると、基本的な支出は全て「必要最低限」な傾向にあります。住まいも車も割安なもの、食事も自炊が基本、服だって一般の方と変わりません。具体的には、年間生活費は300万円程度ということが多いです。もしかしたら、あなたのほうが上では?
例外があるとすれば、「子供にかける教育費」でしょうか。もっとも、小さいうちから塾や習い事三昧という訳ではなく、将来的な大学費用などを見据えて多めに準備を続けていることが多いです。また子供は基本的に一人、多くても二人で、三人以上はなかなか見かけません。
また、「交際費」も例外です。ただ、当人が高級店を望むことはまれで、基本的に相手に合わせる傾向が強めに見受けられます。早速、あなたのイメージとは違ったかもしれませんね。
年収2000万円世帯のお金の使い方・考え方2:「節税や経済の情報」に極めて敏感
年収2000万円世帯は、節税や経済の情報に極めて敏感です。日本の所得税は、年収が高くなるほど税率も高まる制度になっています。節税に敏感になるのも自然なことといえるでしょう。そして年収2000万円世帯あたりから、自前で税理士を抱えていることもあります。
また、一般に流れている情報を知っているのは当然で、そこから「今後どうなりそうか」というところまで考えていることが多いです。さらに、そんな予測を元に知り合いと議論を交わす機会も多いといえます。付け焼刃の知識では、会話することすら難しいかもしれません。
その分、たとえば趣味や芸能ニュースなどには疎いことも多い傾向にあります。興味のない話題を続けると気に障る可能性も出てきますから、交際時は注意しましょう。
年収2000万円世帯のお金の使い方・考え方3:常に「投資」を意識している
年収2000万円世帯は、常に投資を意識している傾向にあります。ちなみに投資手法そのものは一般の方と大差なく、普通に株式投資や投資信託をしている方を多く見かけます。
少し興味深いのが、年収2000万円世帯あたりから「不動産投資」をしている方を見る機会が増えるところです。不動産投資は、直接的な投資の意味合いとともに節税に役立つこともありますからね。将来的な相続の際にも有利になりますから、自然なのかもしれません。
中には自宅すら、将来的なことを見越して購入している方もいます。いずれにしても、年収2000万円世帯は「常に将来を見据えている」傾向です。
年収2000万円世帯は向上心や緊張感にあふれている
年収1500万円程度以下の場合、まだまだ投資をしていない方も多く、貯金すらロクにしていないケースも。しかし年収2000万円世帯は、そういった方々とは基本からして違うといえます。違うからこそ、年収2000万円に到達できたと言えるかもしれません。
また年収2000万円世帯の方は、共通して「自分はまだまだだ」といいます。さらに、今の年収や貯金、環境を失う可能性も常に意識している傾向です。自分より上の人と比べ、また実際に没落した先人の経験を活かし、向上心や緊張感にあふれた方が多いといえます。年収が2000万円に満たない方は、マネできるところからマネするのもアリかもしれませんね。
ちなみに国税庁の平成30年「民間給与実態統計調査」では、年収2000万円を超える方は全体の0.6%となっています。極めて厳しい現実ですが、あなたも狙ってみてはいかがでしょうか?
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山本昌義 山本FPオフィス代表
商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年に独立。現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後など、比較的若い方の経済面・心理面のご相談をメインに受けています。まずは一度、彼氏や旦那のグチでも言いに来て下さいね。山本FPオフィス
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