18/12/14
2018年冬のボーナスの使い道 FPがおススメするのはこの4つ
寒い冬が苦手な人でも、冬のボーナスが入れば心も懐も温かくなって、楽しい季節になりますね。
しかし、ついつい大盤振る舞いをしてしまい、何に使ったか記憶に残らず、後悔のため心が寒くなる人も少なくないようです。
そこで、FPの私がお勧めする後悔しない冬のボーナスの使い道を4つご紹介しましょう。
感謝の気持ちを込めて「お年玉」に使う
今年のボーナスは両親や祖父母に渡す「お年玉」に充ててみましょう。
いつも、感謝はしているけどなかなか「ありがとう」などと口に出せない、なんていう人もいるのではないでしょうか?
そこで、日本古来の「お年玉」という制度にあやかって、感謝の気持ちを表してみるのです。
もしかしたら、「あなたからもらえないわよ」とか、「無駄遣いしないで」とか素直に喜んでくれない言葉で返される事もあるかもしれません。
しかし、それは照れ隠しで内心は自分の子供や孫の成長を感じて飛び上がるほど喜んでくれているのです。
新しい年の始まりが、家族円満の証である笑い声でいっぱいになる事間違いなしです。
そして、あなたの心もほんわり温かくなるはずです。
友人、知人へのさりげないプレゼントに使う
冬のボーナスシーズンは、特に記念日やお祝いなどがなくても人にプレゼントをしやすい口実がたくさんあります。
今年、お世話になった上司や、友人などに改めてお礼の気持ちを込めて「お歳暮」を送ってみませんか?
また、ちょっとお歳暮は堅苦しいというような友人には、ちょっとした「クリスマスプレゼント」を贈るなんてこともできます。
「お歳暮」や「クリスマスプレゼント」って、自分ももらったら嬉しいですよね。
自分がしてもらって嬉しいことを人にしてあげれば、さりげない心遣いができる人としてあなた好感度もグッとアップしますよ。
割合を決めて自分へのご褒美に使う
「自分へのご褒美」は、一歩間違えると自分を甘やかしてしまい、ムダ使いを言い訳にする言葉になります。下手をすると自分を甘やかし過ぎてしまい、際限なくお金を使ってしまうこともありえます。
しかし、1年間頑張ってきた自分への感謝はエネルギーを蓄えるためにも必要です。
そこで、自分へのご褒美は、ボーナスの時にもらった金額の何割、と決めて使うといいでしょう。
金額を決めておくという方法もありますが、ボーナス額は状況によって上下するためいくらもらえるかわかりません。そこで、割合であれば多い時は多くの金額、少ない時は少ない金額を使えるという事になりますので、使い過ぎるということを防げます。
ぜひ範囲の中で旅行や食事、ファッションや美容など普段の給料では手が出ないことを堪能しましょう。
未来の自分や家族のための準備に使う
これからの自分の未来を描いて、お金の準備をしましょう。
車の買い替えや、結婚資金、子供の教育費、住宅ローンの頭金や繰り上げ返済、老後資金などです。
年末年始の休暇を活用して、これからの自分のライフイベントを見据えて資金計画を練ってみましょう。
そして準備するべき資金を必要とする時期と金額によって、貯蓄や投資、保険などの金融商品を選択するとより具体的になります。
まとめ
毎月の給料は日々の生活で消えてしまいますが、ボーナスはゆとりの資金になります。このお金をどう使うかは、あなたのお金のセンスを磨くチャンスにもなります。
今年は自分や周囲の幸せを願い、有意義な形にすることで、心の寒くならないボーナスの使い方ができるはずです。
廣木 智代
ファイナンシャルプランナー(CFP)
結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけに、お金に賢くなるお手伝いをするべくCFP資格を取得。心と体とお金の健康バランスを軸に、個別相談、セミナー、執筆を展開中。FP Cafe録パートナー。
記事提供:moneliy
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