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18/07/25

家計・ライフ

昭和の男と平成男子、結婚するならどっちを選ぶ?

最近、職場で20代の男性と話す機会が増えた筆者です。
そのうちの一人が、長らく付き合っている彼女と結婚をするかどうかで、決めかねているとの話を聞く機会がありました。
今回は恋愛とマネーについて、昭和の男と平成男子との違いを考えてみました。

昭和と平成のちがい

2018年3月に行われたソニー生命の調査「平成生まれ・昭和生まれの生活意識調査」で、昭和の男(52~59歳)と平成男子(20~28歳)では、次のような結果がでました。
・ 「結婚すると楽しさが増す」と考える、昭和の男は50.4%、平成男子は51.6%
・「幸せな人生にパートナーが必要」と考える、昭和の男は64.0%、平成男子は55.6%

この調査結果から読み取れるのは、結婚に対する期待感は平成男子がやや高め傾向で、パートナーを必要とする考えは、昭和の男が8.4ポイント差で上回るという結果でした。
昭和の男にとっては、パートナーが必要という理由として、社会的な見られ方や仕事への影響などから、婚期が来たら結婚する、という現状が大きいようです。

筆者が話した平成男子が、もし昭和生まれだったら、とっくに結婚を決断していたかもしれませんね。
実際、35歳以上の既婚男性に「現在の配偶者と結婚をした理由」を尋ねると、多くが「なんとなく・・・」という、(筆者にとっては)ショックな回答や、「結婚適齢期だったから」という、ドライな返事が多いのです。
つまり、結婚相手に対するこだわりより、「結婚をする」という行為を優先させる傾向が、昭和の男達にはあるように感じるのですが、皆さんの周囲ではいかがでしょうか。

お金に対するメリット・デメリット

同じ調査で、以下の質問に対する回答も興味深いものでした。
・デートでの支払いは「男性が払うべき」と考えるのが、昭和の男では72.2%、平成男子では52.4%
・誕生日やイベントは「豪華に過ごしたい」と考えるのが、昭和の男では27.2%、平成男子では48.8%

デート代を男性がすべて持つという考え方は古い、と主張する意見は、恥ずかしながら自身が指摘された覚えがあります。20代のころ同年代の男性と付き合ったときに初めて考えたのですが、つまりそれまで年上の男性との付き合いでは、「当然男が払う」だったのです。

昭和の男と平成男子の意識の違いに影響しているのは、間違いなく「女性の社会進出」でしょう。
調査対象の「昭和の男」は52歳~59歳ですから、世間では女性は結婚したら家に入る、という風習がまだ根強く残っていた時代です。経済面では、家長である男が支えるという考えは、もはや死語になりつつある「OL」が男性社員より収入が少なかった当時の実情から、「デート代は男が持つもの」という考えがあるのでしょう。

そしてイベントを意識する傾向があるのは、平成男子。年齢的な影響が大きいのかもしれませんが、経済にとってありがたいのは、昭和の男より平成男子、ということでしょうか。
実際、「お金を使うときは、派手にパーッと使いたい」と思うのは、昭和世代は29.4%がYesの回答に対して、平成世代は43.8%と、1.5倍近い差がでました。

つきあうなら?結婚するなら?

前項までの結果に勝敗をつけると、結婚する前までは女子に経済的負担を強いない、昭和の男が有利、結婚後は男女の関係をフェアに考え、家事や育児を積極的に行ってくれそうな平成男子が有利、であると言えそうです。

まとめ

データをまとめた結果ですが、顕著に世代間の違いを確認することができました。
しかしこれらは「個人」をみているのではなく、調査結果から読み取れる「大勢」でしかありません。
結婚生活を失敗した筆者が言うのも恐縮ですが、大切なのは相手を思いやる気持ちと、歩みよる心、なのだろうと思います。


佐々木 愛子
ファイナンシャルプランナー(AFP)、証券外務員Ⅱ種
国内外の保険会社で8年以上営業、証券IFAを経験後、リーマンショック後の超低金利時代、リテール営業を中心に500世帯以上と契約を結ぶ。FPとして10代のうちから金融、経済について学ぶ大切さを訴え活動中。FP Cafe登録パートナー

記事提供:moneliy

moneliy マネリー

「すべての女性を笑顔にする、マネーケア。」
マネーケアで生活に彩りを与え、女性が笑顔でいられる社会を目指すための情報を発信します。
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