25/06/15
うっかり信じると貧乏まっしぐら!信用してはいけない5つのモノ

「そのままでは損をしますよ」とか「こちらの方がお得ですよ」などと、あらゆる分野で日々広告宣伝や勧誘が行われています。特に新しく登場したものや発売されたものには、「良さそう」と私たちの感情が揺さぶられてしまいます。そうした一見良さそうだと信じたものが、実は情報弱者を狙った商売だということもあります。
今回は、信用すると貧乏になる、簡単に信用してはいけないものを取り上げていきます。
信用してはいけないもの1:営業マン
インターネットが発達して、商品を買う前に口コミやレビューを参考にして購入をするかどうかを決めるという人が多くなっています。そうした評判だけで何もせずに商品が売れるのならば、わざわざ営業マンを置く必要はありません。しかし、それでも営業マンがいるのは、言葉巧みにセールスしないと売れない商品を売りたいからです。
洋服を試着したときに「似合わないです」という店員はいません。「こちらのほうがもっと似合いそうです」とより高い商品を勧めてくるものです。車のディーラーなら高額なオプション、結婚式場のスタッフなら高価なプランを「せっかくの機会ですから」「人生一度きりのことですから」と勧めてきます。
商品の機能や効能をどんなに説明されても買う気は起こりませんが、生活の質が向上し、希望するイメージに繋がれば買いたいと思うものです。
しかし、営業マンの話がすべてとは限りません。人それぞれ考えることや価値観は違います。営業マンの話を鵜呑みするのではなく、自分の目で判断しましょう。高額商品や企業が売りたい商品だからこそ、人件費をかけて営業マンを置くのです。
信用してはいけないもの2:無料のサービス
契約すると不随したサービスが〇か月無料だとか、購入するとおまけで何かプレゼントが付いているというものがあります。私たちは、期間限定やキャンペーンという言葉に弱く、
このチャンスを逃すまいと契約・購入してしまうことがあります。
しかし、無料のものを得たところで本来は不要なものであったり、解約しにくいサービスだったりすることが多く、無料であることが本当に自分の利益になるかどうかは別物です。おまけの無料サービスに目を向ける前に、購入する商品やサービスが本当に必要なのか検討することの方が重要です。無料の裏には、売りたいものがあるはずです。
信用してはいけないもの3:必ず儲かる投資話
「この商品を買えば、必ず儲かる」とか「このサービスを利用すれば、上がる株式の銘柄がわかる」などの触れ込みで投資を勧誘することがあります。そういった投資話そのものが詐欺だったり、売却の時点で高い手数料を要求したりする事例だったりと、かえって損失に繋がるケースが後を絶ちません。
投資の世界では、「絶対」とか「必ず」といった断定的な言葉はNGです。年利20%を超えるような利益を出せるのなら、他人に教えることなく自分だけで投資をして儲かればいいわけです。儲かることを前面に押し出すときは、冷静に考えて、怪しいと思ったら手を出さないことが賢明です。
信用してはいけないもの4:金融商品のセールストーク
金融機関のセールストークを信じたあまり、投資した商品が値下がりして退職金がなくなってしまったという話はよく耳にします。銀行が勧めるから、これが人気商品だからということで投資すると痛い目に遭います。
投資は自己責任です。自分が納得できるものに投資をし、理解できない複雑な仕組みのものには手を出さないのが鉄則です。また、理解できる商品でも、勧められた時期が高値つかみだったということもあります。金融商品のセールストークを聞く場合には、金融商品販売のプロの話だと割り切っておきましょう。
信用してはいけないもの5:商品・サービス比較サイト
ネットで調べると、一発でランキングが出てくるサイトがあります。たとえば、証券口座やクレジットカード、資格スクール、転職エージェント、家事代行、有料老人ホームといったサービスに関する比較サイトです。そういったサイトでは、たいてい問い合わせや申し込みサイトにつながるように制作されています。
自分で調べることなく比較ができ便利そうですが、ランキングを決定するために全部の商品やサービスを試すこと自体むずかしく、紹介報酬が最優先されているサイトもあります。何を重視するのかは個人差がありますし、掲載内容をそのまま信じるのではなく、自分で調べてから検討するなど、ひと手間かけて自分の感触を知ることも重要です。
今ではインターネットやAIが発達したおかげで、探す、調べるといった行動がより簡単に素早くできるようになりました。決定までの時間が短くなればなるほど、予備知識がなければ自分の選択が希望するものから外れたものになりがちです。すぐに決めず、時間をかけて検討する、意に沿わないものは断るという決断がより重要になっています。
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池田 幸代 株式会社ブリエ 代表取締役 本気の家計プロ®
証券会社に勤務後、結婚。長年の土地問題を解決したいという思いから、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)を取得。不動産賃貸業経営。「お客様の夢と希望とともに」をキャッチフレーズに2016年に会社設立。福岡を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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