23/04/09
「セゾン資産形成の達人ファンド」保有者のほぼ100%がプラスは本当か
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セゾン投信が運用する「セゾン資産形成の達人ファンド」は、国内・海外の株式に分散投資を行うアクティブ型の投資信託。運用実績も好調で、純資産総額も順調に増加しています。そんなセゾン資産形成の達人ファンドを保有している人の「ほぼ100%」の人がプラス、運用益を抱えているのだそうです。
今回は、セゾン資産形成の達人ファンドの特徴を紹介した上で、セゾン資産形成の達人ファンド保有者の運用益の状況を資料から確認していきます。
「セゾン資産形成の達人ファンド」はどんな投資信託?
セゾン資産形成の達人ファンドは、複数の投資信託に投資を行う「ファンド・オブ・ファンズ」方式の投資信託です。セゾン資産形成の達人ファンドは、100%海外・国内の株式に投資する投資信託で運用を行います。30カ国以上の厳選された企業の株式に分散投資し、より高いリターンを目指します。
直近では同じくセゾン投信が運用している「セゾン・グローバルバランスファンド」とともに「リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワード・ジャパン 2023」の最優秀ファンド賞を受賞(同賞を9年連続で受賞)。また、「R&Iファンド大賞」も同じく9年連続で受賞しています。人気の商品です。
セゾン資産形成の達人ファンドの運用を行うセゾン投信が掲げるテーマは「いそがないで歩こう」。長期投資・積立投資・国際分散投資の3つを「投資成功への3つの秘訣」と位置づけています。そのため、セゾン資産形成の達人ファンドでは市場の動きの予測を行いません。長期的な視点で分散投資を行うことで、リスクを押さえながら資産の成長を目指します。
●セゾン資産形成の達人ファンドの運用状況
純資産総額:2262.24億円
基準価額:31,421円
信託報酬(税込):年1.54%
3年トータルリターン(年率):12.83%
5年トータルリターン(年率):8.99%
設定来トータルリターン:220.94%
2023年3月30日時点
目論見書やウェブサイトを元に(株)Money&You作成
セゾン資産形成の達人ファンドの運用がスタートしたのは2007年3月。以来、投資信託の規模を表す純資産総額はほぼ一貫して右肩上がりに増加。2022年には2000億円の大台を突破し、投資家からの支持を集めていることがわかります。投資信託の価格を示す基準価額も、ほぼ同様に上昇しています。
セゾン資産形成の達人ファンドの信託報酬は1.54%と、インデックス型の投資信託よりは高めですが、アクティブ型の投資信託の中では安めに設定されています。なにより、セゾン資産形成の達人ファンドでは、3年(年率)・5年(年率)・設定来のトータルリターンが好調で、手数料以上にお金を増やせていることがうかがえます。
セゾン投信の「共通KPI」に注目
セゾン資産形成の達人ファンドの純資産総額が増加しているとお話ししましたが、グラフをよく見ると、特に2019年ごろから急増しています。この理由は、セゾン投信が公表している「共通KPI」にあります。共通KPIとは、投資信託を販売する金融機関が、顧客のニーズに応える「顧客本位の業務運営」を行なった結果、どのような成果を上げたかを示した指標です。セゾン投信は、2018年から毎年この共通KPIを発表しています。
2022年のセゾン投信の共通KPIを見てみましょう。投資信託の運用損益別顧客比率、つまり顧客を利益や損失の割合別に表した比率を見ると、2022年3月末時点で0%以上(運用益が出ている)顧客の比率は、99.2%にのぼります。
●セゾン投信の投資信託の運用損益別顧客比率
セゾン投信「共通KPIと実績報告」より
つまり、セゾン投信の投資信託を保有している人の99.2%は、プラスになっているというわけです。もちろん、100%ではありませんが、ほぼ100%といってもいい数字です。グラフを見ると、もっとも多いのは「+10%以上+50%未満」で41.6%。さらに約50%の人は、それ以上に増えています。
なお、この5年のセゾン投信での運用損益別顧客比率がプラスの人の割合は
・2018年:84.9%
・2019年:97.8%
・2020年:66.1%
・2021年:99.4%
・2022年:99.2%
と推移しています。2020年は新型コロナウイルスの影響もあってやや数字が低くなっていますが、直近2年は連続して99%以上の方がプラスになっていることがわかります。
もちろん、過去の投資の成果がいいからといって、今後も必ずお金が増やせるという保証はありません。しかし、セゾン資産形成の達人ファンドが安定した成果を出せていることはまぎれもない事実、というわけです。
セゾン資産形成の達人ファンドはどこで買える?
セゾン資産形成の達人ファンドは、セゾン投信に口座を開設して購入することができます。セゾン資産形成の達人ファンドは、金融庁の基準を満たすつみたてNISAの対象投資信託でもあります。2023年中はつみたてNISAでも購入できますし、2024年からは新しいNISAでも購入できます。
セゾン投信の投資信託には、今回ご紹介したセゾン資産形成の達人ファンドのほか、世界中に丸ごと投資する「セゾン・グローバルバランスファンド」、厳選した日本株に投資をする「セゾン共創日本ファンド」の3本があります。この3本で運用資産残高が5,000億円超え(2022年3月末時点)を果たしており、投資家からの支持を得ていることがわかります。
また、セゾン投信に口座開設すると、毎月または隔月で保有する投資信託を換金できる「セゾン定期換金サービス~セゾン定期便~」や、金融商品の販売・勧誘を一切行わず、公正中立の立場で個別のアドバイスが受けられる「セゾン顧客本位の相談室」などのサービスが利用できます。セゾン投信への口座開設は無料でできます。
なお、セゾン資産形成の達人ファンドは、以下の金融機関を通じて購入することもできます。
●セゾン資産形成の達人ファンドの販売会社一覧
セゾン投信月次運用レポート(2023年3月号)より
ただし、金融機関によってはつみたてNISAやiDeCoでしか購入できない点には注意が必要です。
まとめ
セゾン資産形成の達人ファンドは、長期投資・積立投資・国際分散投資という、堅実で王道の投資スタイルを用いて国内・海外の株式を運用しています。その結果、セゾン資産形成の達人ファンドの保有者のほぼ100%が運用益を得られていることを紹介しました。将来の資産形成のためにも、セゾン投信に口座開設し、セゾン資産形成の達人ファンドを投資先として組み入れてみてはいかがでしょうか。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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