23/01/25
貧乏な人の部屋に共通する3つの問題
そんなにお金を使っていないはずなのに「毎月生活がカツカツで、どうしたらよいのか分からない」という貧乏な人の部屋には、実は共通点があります。今回は、貧乏な人の部屋に共通する3つの決定的な問題をご紹介。あわせて、その解決策を説明します。
貧乏な人の部屋の問題1:無駄なモノで溢れている
貧乏な人は、「安いから」というだけで安売りセールのモノを買い込んだり、100円ショップで無駄なモノを買ってしまったりしてしまう傾向があります。そして、そうしたモノを「いつか使うかもしれない」と、大切に残してしまいます。
使う頻度が低いのにも関わらず、もったいない精神を存分に発揮した結果、部屋はどんどん無駄なモノで溢れていきます。無駄なモノで溢れた散らかった部屋の中から、必要なモノを探し出すのも一苦労です。必要なモノを見つけられず、重複して買い物をすることになり、支出もかさみます。
こうした状況を解消するために、100円ショップで小さなボックスを購入しようと都度考えて、小さなボックスが部屋に沢山増えてしまった、なんて堂々巡りをしていても始まりません。小手先の整理をするのではなく、思い切った断捨離をしましょう。
1年以上使っていない無駄なモノは「もったいない」という気持ちにフタをして、キッパリ捨てましょう。部屋をスッキリさせた後は、「いつか使うかもしれない」という気持ちで買い物をするのではなく、必要なモノだけを計画的に購入するように意識改革をしていくことが大切です。買い物に行く前に、買うモノをリストアップしておき、それだけを買うようにするだけでも、無駄な買い物が防げ、家が無駄なモノで溢れることを防げるでしょう。
貧乏な人の部屋の問題2:床やテーブルにモノを乱雑に置いている
貧乏な人の部屋の床やテーブルには、常にモノが乱雑に置かれている傾向にあります。
床やテーブルにモノが置かれていると掃除もしづらくなります。また、床やテーブルに乱雑に置くのは、モノを大切に扱っていないという気持ちの表れです。つまり、その程度の扱いをするような、必要度の低いモノを購入しているわけです。さらに、モノを大切にしていないということは、周りの人や物事も大切にできていない可能性もあるでしょう。
モノの所在地(収納スペース)を明確にし、その所在地が不明なモノはそもそも購入しないようにすれば、または既存のモノを断捨離するなど整理をし、所在地を明確にしてから購入するようにしましょう。
貧乏な人の部屋の問題3:日当たり・風通しが悪い
日当たり・風通しが悪いのも貧乏な人の部屋の傾向です。これは、物件の物理的なことを指しているのではありません。
部屋が無駄なモノで溢れ、床にもテーブルにもモノが散乱している部屋を、他人に見られるのは恥ずかしいものです。また、窓を開けると、ホコリが舞い上がり、ただでさえ散乱しているものが、さらに散らかってしまうことにもなりかねません。
そもそも、部屋が無駄なモノで溢れていれば、窓にたどり着いて開けることも困難なケースもあるでしょう。カーテンを閉め切り、窓も開けないという状況に陥ってしまうことで、日当たり・風通しが悪くなってしまうのです。そのような部屋で生活を続けていれば、欝々とした気持ちとなって、マイナス思考に陥ってもおかしくないでしょう。
部屋をスッキリ片付けて、日当たり・風通しをよくすることで、マイナス思考から脱するきっかけにもなりますし、仕事や健康にもいい影響を及ぼすでしょう。
断捨離をして部屋に良い風を送りこもう
貧乏な人の部屋に共通する点は、「安いから買っておこう」、「いつか使うかもしれない」という発想で買ったモノや残したモノに対する「もったいない」精神に由来します。その感覚で購入するなどしたものは、大抵使わずにいるものです。
1年以上使ったことがないものについては、思い切って断捨離をしましょう。元々、安いモノだったのであれば必要になった時に、改めて購入すればいいのです。
スッキリした部屋の窓を開けて、良い風を送りこみ、必要なモノだけを購入するようにすることで、貧乏思考スパイラルから自分を解放していきましょう。
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キムラミキ 株式会社ラフデッサン 代表取締役
AFP・社会福祉士・宅地建物取引士。外資系生命保険会社、マンションディベロッパーの営業を経て独立。現在は、就労移行支援事業所Fine米子オフィス(うつや発達障がいのある方の就労サポート施設)の運営に携わり、経済的自立をしたいと考える方のサポーターとして活動中。得意分野はライフプラン、キャリアプラン、生命保険、不動産。BSS山陰放送ラジオパーソナリティ歴10年以上の顔も持つ。
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