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16/12/29

家計・ライフ

【著者インタビュー】日本で一番実力と実績のあるFPが語る「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」

日本のファイナンシャルプランナーの草分け的な存在である、中村芳子さん。FP歴は20年以上、これまで出版してきたお金の著書も20冊以上と、まさに、日本で一番実力と実績のあるファイナンシャルプランナーです。

そんな中村さんですが、20代、30代の若い世代に向けたアドバイスに力を入れ、これまでも「20代のいま、やっておくべきお金のこと」(ダイヤモンド社)「お金が貯まる人、貯まらない人」(ダイヤモンド社)など、若い世代に向けたご著書を数々出版。若い時からお金の知識を身につけることの重要性を伝えています。

今回ご紹介する新刊は、「働く女性」にフォーカスした
「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」(青春出版社)
新刊についてお聞きしながら、中村さんに働く女子が自由に自分らしく生きるためのヒントをお話していただきました。

モットーは、具体的なアクションに結びつくアドバイスをすること!

高山一恵(以下、高山):今日はよろしくお願いします。
早速ですが、中村さんは、FP歴20年以上の大先輩ですが、長年のFP活動を通して、モットーにされていることは何でしょうか?

中村芳子(以下、中村):これまで数々のコンサルティング、執筆活動をしてきましたが、私のモットーは、コンサルティングを通してクライアントを、執筆を通して読者を、お金の心配や悩みから解放してさしあげることです。ですから、アドバイスをするときにも、その方の具体的なアクションに結びつくように心がけています。

高山:すごくよくわかります。FP Cafeに投稿される、「みんなのマネー相談」に対する中村さんの回答を拝見していても、いつも適格にズバッとアドバイスをされていて、相談者が具体的に何をしたらよいのかが明確だなと思います。

中村:具体的にアクションをしないと、現状は何も変わらないですからね。相談者の方に応じて、どこまで言ったら伝わるのか、ここだけは気がついてほしいということをシンプルに伝えるようにしています。

画像:©Money&You Inc.

若いときからお金の基本的な考え方を身につけよう!

高山:話しは変わりますが、中村さんのこれまでのご著書を拝見すると、20代、30代の若い世代に向けたお金の本が多いように思いますが、若い時にお金の知識を身につけるかどうかはその後の人生に大きく影響しますよね。

中村:そうですね。せっかく能力も高くて、やる気もあるのに、お金の知識がないばかりに借金をしてしまったり、貯蓄がまったくできていなかったりで、夢をあきらめなくてはならない若者は少なくありません。挙句の果てに、お金の知識がないことで、金融機関の食い物にされてしまっているというケースも多いように思います。でも、お金の基本的な考え方、知識を身につけるだけで、不安から自由になって気持ちよく生きられるようになるんです。

高山:確かに、お金の勉強というと、難しく考えてしまう人が多いですが、実は知っておかなければならないことって基本的なことが多いですよね。

中村:はい。当たり前のことがなかなか出来ないんです。新刊でも書きましたが、実は、お金まわりのポイントは「稼ぐ」「貯める」「守る」「使う」のたったの4つです。この4つのポイントのうち、自分のできるところから備えていって、最終的に4つが揃ったら、いろんな不安が消えて、自由に快適に生きられるようになります。

女性の不安を解消するには、「貯める」よりも「働き続ける」こと!

高山:今回のご著書は、20代、30代、40代のシングル女性に向けた本とのことですが、拝読して、今お伺いした4つのポイントのうち、特に「稼ぐ」について、女性たちへの強いメッセージが込められているなと感じましたが、いかがでしょうか?

中村:私は5年間アメリカで暮らしたのですが、2組に1組が離婚するアメリカで結婚は安定した制度ではありません。結婚しても、いつ離婚してシングルに戻るかわからないし、場合によっては、シングルマザーとして子どもを育てていくかもしれないという危機感が女性にあります。ですから、結婚していても、自立して自分で稼ぐという意識がとても強いんです。
一方、日本の女性は「結婚」=「(経済や生活の)生涯保障」と勘違いしている人が多い。今の世の中、テレビや新聞、雑誌などで、将来不安をあおる報道が多いので、シングルだと特に不安になってしまうのもわかりますが、結婚していてもしていなくても、女性は自立して働いて、自分で暮らしをデザインすることが大切なんです。

高山:わかります。女子大生や20代の女性と話をしていても、専業主婦希望の人が本当に多くて驚きます。日本の将来に期待ができないなら、結婚して早く安定した生活を送りたいということの表れのようですが、専業主婦こそ、これからの時代、貴重(?少数派?)になるのではと思いますが…。

中村:「貧困女性」が話題になりましたが、彼女たちに共通していることは、「働くこと」「働き続けること」に、若い時から具体的なイメージを持っていなかったこと。「女だからアルバイト程度でいい」「仕事は結婚までの腰掛けだから特にこだわらない」など、働くことについてのイメージの貧しさが、経済の貧困を招いたのです。

高山:ご著書に、近い将来、女性の平均寿命は90歳を超えるといわれている中で、老後の不安を解消するには、「貯める」より「働き続けること」とありましたが、まさに同感です。

中村:年金がもらえる65歳まで働こうという人は多いと思いますが、女性の平均寿命が90歳になるとしたら、65歳までではとても足りない。80歳程度までは現役で働いた方がいいと本気で思っています(笑)。

画像:©Money&You Inc.

先入観に囚われずに自分らしい働き方、生き方を!

高山:80歳まで働くというと、「私にはできない!」という声が多く聞こえてきそうですが…(笑)。

中村:確かにそんな声が聞こえてきそうですが(笑)、仕事や働き方はひとつじゃありません。いろいろな職場、仕事、働き方があります。女性は「良妻賢母でいるべき」「女性たるもの男性よりもバリバリ仕事をしない方がよい」など、「こうあるべき」という概念に囚われすぎて、自由な発想をもてない人がほとんどです。
でも、「こうあるべき」というところから自由になれば、働くことを考えても、「働くなら正社員じゃなきゃと思っていたけど、フリーランスという選択肢もある」「長く仕事を続けるには転職しなきゃと思っていたけど、部署が異動すれば続けられるかも」といった具合に、自分らしい働き方を見つけることができるかもしれません。

高山:確かに「こうあるべき」というところから抜け出せずに苦しんでいる女性は多いように思います。そこに囚われすぎると、心と体のバランスを崩してしまう人も多いですよね。

中村:そうなんです。80歳まで働くとなったら、心と体が健康であること大切です。そして柔軟な発想。ですから、目の前の収入にこだわらずに、長期的な視点でみて、長く続けられるかを判断することですね。また、職場でも友人でも有名人でもよいので、「自分はこんな風に仕事したい」「こんな風に人生を送りたい」と思えるようなお手本を探すといいですね。

高山:女性が自由に生きるには、お金の知識ももちろんですが、長く働くことが本当に大切なんですね。

中村:そう、20年以上も前から「女も一生働こう」と唱え続けてきましたが、やっと時代が追いついてきた感じかな(笑)。

高山:さすが、先見の明がありますね!では、最後に読者にメッセージをお願いします。

中村:この本は、お金の不安から解放されてしなやかに生きたいと願う全ての女性へ愛を込めて書きました。女性が解放されないのは、女性自身が「女性はこうあるべきだ」という考えにとらわれて「本当はこうなりたい」という正直な気持ちを閉じ込めてしまっているのが大きいと思います。ぜひ自分を解放して自分らしく自由に生きてください。

高山:中村さん、素敵なメッセージ、ありがとうございました!

画像:©Money&You Inc.

画像:いま、働く女子がやっておくべきお金のこと(出版:青春出版社)

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インタビュアー

高山 一恵(株)Money&You取締役

ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級FP技能士、DCプランナー1級
2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務め退任後、(株)Money&Youの取締役へ就任。全国で講演・執筆活動・相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。
著書:「金融機関が教えたがらない年利20%の最強マネー術」(河出書房新社)「35歳までにはぜったい知っておきたいお金のきほん」(アスペクト)など。趣味は買い物、旅行、映画、観劇、カフェめぐり、パフュームライブ、写経、ダーツ。

Profile nakamurayoshiko

中村 芳子 日本で一番実力と実績のあるファイナンシャルプランナー

家計、生命保険、ライフプラン、家の購入などについて、日本でいちばん実力と実績のあるファイナンシャルプランナー。FP歴20年以上。お金の著書20冊以上。いちばん力を入れているのが、20代〜30代の人たちへのアドバイス。
著書:「20代のいま、やっておくべきお金のこと」(ダイヤモンド社)、「お金が貯まる人、貯まらない人」(ダイヤモンド社)、「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」(青春出版社)など。
FP Cafe登録パートナー

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