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20/05/03

家計・ライフ

コロナ不況で絶対にやってはいけない10のこと

私たちが今までに経験したことのない、世界全体を巻き込んだ新型コロナウイルスによる世界経済の危機。先の見えない不安にどうしたらいいのかわからないと感じる人も多いはずです。しかし、こう言ったときだからこそやってはいけないことがあります。今回は、コロナ不況でやってはいけない10のことを解説します。

やってはいけないこと 消費編

●やってはいけないこと1:食料品や日用品の必要以上の買い溜め

リモートワークで自宅で作業する人が増えると、どうしても食料品や日用品が通常よりも必要になります。感染を防ぐために買い物も3日に1度程度にすると、買い溜めをするつもりはなくても、大量の買い物になってしまいます。

多くの人が大量買いをすると、商品が売り切れたり、品薄になったりします。すると、買っておかないとなくなってしまうのではないかとの不安から、必要以上の買い物をしてしまいがいです。買い物は3日に1回などと決めて必要な分だけを買うようにして、今買わなくてもいいものは次回にして多くの人で分け合って購入するようにしましょう。

●やってはいけないこと2:必要ではないものへの無駄使い

休業や売り上げが少なく、収入が激減している人もいることでしょう。また、今はまだ収入の減少が生活に大きな影響を与えていない人であっても、今後どのようになるかは予想できません。そのため、生活費を削減したり、無駄な出費を抑えたり、節約をすることが必要になります。自粛生活で時間ができると、つい今までのように通販で買い物をしたり、今必要でないものも買ってしまったりしがちです。

しかし、今度何が起こるかわからないので、少しでも緊急予備資金として準備しておいた方がいいでしょう。今必要でないものは、日常の生活が戻るまで少し先延ばしをしましょう。

やってはいけないこと 生活編

●やってはいけないこと3:旅行や観光に行く

天気が良く気持ちの良い日は、旅行や観光をしたくなります。大手旅行サイトを見ると、通常のGWのときよりも安い金額でツアーを検索することができます。また、ずっと自宅にいるのが辛くなって気分転換に観光地に行こうと思う人もいるかもしれません。
しかし、1日も早く日常を取り戻すためには、感染リスクを減らさなくてはなりません。
人との接触や、密室を避けるためにも移動範囲は広げない方がいいでしょう。自分だけでなく、高齢者や子ども持病を持っている方への感染リスクを上げてしまうことにもなりかねません。今は、今度はどこへ行こうかなど計画を立てるだけにしましょう。

●やってはいけないこと4:友人宅などでホームパーティー

在宅勤務や自粛が長くなってくると、友人などと会いたくなってしまうかもしれませんが、今は我慢が必要です。いつ、どこで感染のリスクがあるかわからないので自分や友人を守るためにも自粛しましょう。パソコンをやスマホを使ってオンラインでパーティーもできる時代です。いつでも繋がることができます。

やってはいけないこと 金融資産編

●やってはいけないこと5:株や投資信託を売却する

日経平均株価など株式市場を見ると大幅下落の後少し上昇に転じています。3月の下落の後、損失が出ている人もいることでしょう。金融市場は上がったり下がったりするものなので、一喜一憂してはいけないことはわかっていても、ここ数年に投資を始めた人にとっては初めての大幅下落でパニックになってしまうかもしれません。

しかし、少しでも損失を少なくしようと持っている株式や投資信託を売却するのは正しい選択とは言い切れません。
長期、積み立て、分散投資をしている人にとっては、現在の市場はむしろプラスの材料と考えることができます。今後株価が上がるのか不安に感じてしまうかもしれませんが、過去のデータを見ると長期的には回復していくので急いで売却せずに、冷静に様子をみましょう。

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●やってはいけないこと6:積み立て投資を中止する

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)やつみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)を長期・分散・積み立てで始めた人は、今回の株価の下落で損失を被っていることでしょう。頭では理解しているつもりでも、資産のマイナスを目の当たりにすると「このまま続けるともっとマイナスが増えてしまうのではないか」と不安になるものです。マイナスをこれ以上増やさないために、積み立てを中止してしまいたいと思う人もいるでしょう。

しかし、積み立て投資は、市場が下落しているところから徐々にでも上昇することでメリットが生まれる方法です。下がって上がるからこそリターンも大きくなるのです。ですから、下落相場でも動揺せず、今まで通りに定期的な積み立てを続けましょう。

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●やってはいけないこと7:値上がりしている株を買う

全体的な株価が下落傾向になっても、株価が上がると期待される企業もあります。例えば、新薬の開発が期待される企業や、医療用品の需要が高まり売り上げが上がっている企業などです。

短期的には株価が上昇するかもしれませんが、その後どうなるかはわかりません。そういった銘柄を慌てて購入することはあまりおすすめではありません。なぜなら、今回のように、経験したことのないようなことが起こっている市場では正しい投資判断ができないからです。買ったあとすぐに下落してしまうということも考えられます。

●やってはいけないこと8:むやみやたらに株や投資信託の買い増しをする

株価が下がっていることで、チャンスを逃すのはもったいないとむやみに株や投資信託を買い増すのは少し待った方がいいでしょう。元々潤沢な資産があって、割安な銘柄を購入するのであればいいのですが、値上がりだけを期待するのであれば、いつ値上がりするのかはわかりません。それよりも、積み立てをしているのであれば、積立金額を増やすなど安定した買い増しをした方がいいでしょう。

やってはいけない行動 収入編

●やってはいけないこと9:転職をする

元々転職をするつもりだった人もいるかと思いますが、今の状況での転職は少し待った方がいいでしょう。休業や時短営業などで、多くのお店や企業の売り上げが落ち込んでいます。中途でも人を雇用することが難しい場合もあります。

今は転職するよりも、生活のために安定した収入があるのであれば、それを大切にしましょう。毎月のお給料が安いと思ってはいても、定期的に入ってくるお給料のありがたみもわかります。転職をするのは生活が安定してからにした方がいいでしょう。

●やってはいけないこと10:高金利での借入れ

生活費が足りなくなったらお金を借りるしか選択肢がないかもしれません。そのときでも、緊急小口資金や総合支援資金など生活費を貸し付けてくれる制度があります。また、ガスや電気、携帯電話代なども支払いの猶予があります。家賃も住居確保給付金などがあり、個人に対する支援もありますので、何が自分に該当するか調べてみましょう。

お金が必要だからと言って、キャッシングなど金利の高いお金を借りるのはやめましょう。今は良くても、必ず返済しなくてはなりません。金利が高いとなかなか返済が終わらず、金利の負担が重くなることも考えられます。

どうしても生活ができなくなるようなら生活保護制度も活用しましょう。ひとりで考えず誰かに相談してみましょう。

まとめ

世の中では今、経験したことのないことが起こっています。今までの常識も今後変わるかもしれません。ピンチはチャンスとも言いますが、先の見えない状態ではチャンスになるかもわかりません。今は、生活をしっかり守り、日常が戻ったときに動けるように準備をしておきましょう。

黒須 かおり ファイナンシャルプランナー(CFP)

女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識など幅広い資金計画とライフプランのアドバイスを手がけている。金融機関にて資産形成のアドバイザーとしても活動中。FP Cafe登録パートナー

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