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20/01/14

資産運用・経済

2024年、NISA新制度スタート。一般NISAとつみたてNISA、どっちがいい?

2019年12月に発表された令和2年度税制改正大綱で、一般NISAの制度が2024年以降も継続することが決まりました。
これからNISAを始めたい場合は、一般NISAとつみたてNISAのどちらが良いでしょうか。
両制度の特徴を、変更点を交えて紹介しつつ、一般NISAが良い人、つみたてNISAが良い人の条件をお伝えします。

税金をなくしてお得にお金が増やせるNISA

株式投資や投資信託を始めたいなら、まず真っ先にNISAを使った投資を検討してみましょう。
投資した株式や投資信託などが値上がりして売却益を手に入れたり、配当金や分配金といったお金を受け取ったりすると、通常は約20%の税金がかかります。
でも、NISAなら、これに税金がかからなくなるため、お得にお金を増やすことができます。

金融庁が長期の資産形成を促すために、一定の非課税枠を設けたのがNISAです。
NISAには、一般NISA・ジュニアNISA・つみたてNISAの3種類があります。
一般NISAは2014年、ジュニアNISAは2016年、つみたてNISAは2018年から始まりました。

現状、一般NISAは投資枠が毎年120万円で、運用益が非課税になる期間は5年間です。
ジュニアNISAは0歳〜19歳の子や孫が対象の仕組み。投資枠は年80万円で、一般NISAと同じく5年間非課税になります。
そしてつみたてNISAは毎月定期的に積立することを前提とした仕組み。年40万円を上限に最長20年間非課税となります。

当初、一般NISAとジュニアNISAは2023年まで、つみたてNISAは2037年までの制度でした。しかし、先の税制改正大綱によって、ともに5年間延長される見通しとなりました。加えて、一般NISAは2024年以降、新たに積立枠を設ける2階建の新型NISAとなります。なお、ジュニアNISAは2023年をもって終了します。

一般NISAとつみたてNISAを比較してみよう

NISAは1人1口座なので、一般NISAとつみたてNISAのどちらかを選択する必要があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

(筆者作成)

一般NISAは、個別株式や投資信託、ETF(上場投資信託)、RIET(不動産投資信託)、海外ETFなど、幅広い商品の利用が可能で、自由度が高い仕組みとなっています。
2024年以降は2階建て(1階部分:積立投資で年20万円上限+2階部分:年102万円上限)となり、原則として1階部分を利用しないと2階部分が使えません。1階部分は現在のつみたてNISA対象商品が投資対象となります。
ただし、既に一般NISA口座を開いている人や個別株などの投資経験者などは積み立てではない2階部分だけでも個別株の投資が可能です。

一方、つみたてNISAは、金融庁が長期・積立・分散投資に適すると判断した金融商品(投資信託・ETFの約170本)が投資対象となっており、いわば国のお墨付きの商品に限定されているため、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。年間の投資額は40万円と、一般NISAよりも少ないのですが、20年間のトータルの投資額は800万円で、一般NISAよりも多くなります。

一般NISAとつみたてNISAのどっちにすべき?

一般NISAは、前述のように幅広い金融商品が買えます。
個別株をやってみたい人、つみたてNISAの対象商品以外でも投資をしてみたい人は、一般NISAの方が向いています。
また、投資金額の上限が一般NISAは120万円、つみたてNISAは40万円となっていますので、比較的投資金額の大きい人は一般NISAが向いているでしょう。

一般NISAには、5年の非課税期間が過ぎても翌年の枠に繰り越しできる「ロールオーバー」の仕組みもあり、手続きさえきちんと行えば、最長10年間は非課税で保有することができます。

一方つみたてNISAは非課税期間が20年と長く、積立に特化していることから、 積立で長くコツコツ資産形成したい人が向いています。加えて、投資金額の上限が40万円であることから、比較的投資金額の少ない人や若い層に選ばれているようです。

また、株や投資信託の相場環境や値動き、投資タイミングを気にする必要がなく、自動的に資産形成ができるので、毎日忙しい人やほったらかしで資産形成したい人にも向いています。

自分はどちらの制度が向いているのか、しっかりと見極めて口座を選んでみて下さい。長期の資産形成に強いNISAを味方につけて、ぜひ自分らしい資産形成を行ってみて下さいね。

つみたてNISA(積立NISA)おすすめ金融機関4選

つみたてNISA(積立NISA)スタートにぴったりの金融機関をご紹介します。

● 楽天証券

ここがポイント!

取扱商品が100本以上。
100円から毎日積み立て可能

・専門家による投資情報が充実している

楽天スーパーポイントで投資信託が買える

● SBI証券

ここがポイント!

ほとんどの投資信託を網羅。有力商品を選びやすい

・毎日・毎週・毎月・複数日・隔月の5つの購入タイミングを選べる

・SBIハイブリッド預金を使うと入金・出金がスムーズ

● マネックス証券

ここがポイント!

取扱商品が100本以上。100円から購入可能

チャットによる質問対応、パソコン出張サービスなどサポートが充実

アプリ・パソコンツールが豊富で使いやすさに定評

● イオン銀行

ここがポイント!

イオン内に店舗があるため、買い物ついでに立ち寄れる

年中無休で夜21時まで営業(一部例外あり)のため、相談しやすい

「イオン銀行Myステージ」のポイントが貯まり、普通預金金利がアップ

岡田 禎子 「投資は面白い」がモットーなFP日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、ファイナンシャル・プランナー(CFP)

証券会社、資産運用会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用の観点から「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴しさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、執筆とセミナーなどで活動中。
TVドラマ「インベスターZ」の脚本協力なども行なっています。

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