26/05/24
年金の受取口座はゆうちょ銀行はおすすめ?他の銀行と比べたメリット

年金の手続きのとき、意外と迷うのが受取口座です。
昔から使っている銀行をそのまま指定する人も多い一方で、最近は、ATM手数料、アプリの使いやすさ、店舗の相談しやすさ、金利などの特典など、銀行ごとの違いも大きくなっています。
特に高齢になると、ネットより窓口で相談したい、通帳で確認したい、という安心感が大切になることもありますよね。
今回は、年金受取口座として人気のあるゆうちょ銀行の特徴を見つつ、他の銀行のメリットについてもくらべていきます。
ゆうちょ銀行のメリット1:利便性と対面でのサポート
ゆうちょ銀行のメリットについて大きいのが、近くにある安心感です。
ゆうちょ銀行は、全国の郵便局ネットワークを活用しているため、地方や住宅街でも利用しやすいのが特徴。全国約2万3500の郵便局・ゆうちょ銀行、約3万1200台のATM(2024年9月末現在)があるのは、とても心強いですね。
また、郵便局は比較的小規模な店舗も多く、どこかアットホームな雰囲気があります。
最近は銀行の店舗統廃合も進み、「窓口が遠くなった」「相談しにくくなった」という声も少なくありません。
特に高齢になると、
・暗証番号の管理が不安
・アプリ操作が苦手
・書類を一緒に確認してほしい
という場面も増えてきます。
その点、ゆうちょ銀行は「話しながら手続きをしたい」「対面で確認しながら進めたい」という方には、安心感があるでしょう。
「16時まで窓口が開いていて助かる」という声もよく聞きます。
ネット完結型のサービスが増える一方で、人に聞ける安心感は、実はかなり大きな価値かもしれません。
ゆうちょ銀行のメリット2:ATM手数料の負担が少ない
ゆうちょ銀行は、ATM利用時の手数料面でも強みがあります。
郵便局やゆうちょ銀行のATMなら、土日や祝日でも利用料無料の時間帯が多く設定されています。
収入のメインが年金になる家計では、数百円の手数料でも積み重なると意外と大きな負担になります。
少しでも節約できるところは節約しておきたいですね。
また、ゆうちょ銀行には通帳文化がまだしっかり残っているのも特徴です。
・通帳だけでも利用できる
・カードを持ち歩かなくてもよい
・記帳文字が比較的大きめ
このような、見やすさ、わかりやすさを重視する方には使いやすい面があります。
最近は通帳有料化を進める銀行もありますが、紙で残して確認したい、というニーズは、特に年金世代ではまだ根強いのではないでしょうか。
ゆうちょ銀行のメリット3:年金受取+アプリ登録で特典も
2026年5月12日現在、ゆうちょ銀行では、年金受取とゆうちょ通帳アプリの登録を組み合わせることで、最大1500円の現金プレゼントキャンペーンが実施されています(終了日未定)。
人によっては、1500円のために口座変更」というほどではないかもしれません。
ただ、
・もともと使いやすそうと思っていた
・郵便局が近い
・家族も使っている
こんな人にとっては、あと一歩の後押しにはなりそうです。
とはいえ他の銀行にもメリットはある
一方で、最近は他の銀行にもそれぞれ強みがあります。
たとえば、東京スター銀行では、年金受取口座に指定すると「スターワン円普通預金」の金利が年0.70%(税引前、2026年5月時点)になります。メガバンクの普通預金金利が0.30%程度なので、「どうせ預けるなら少しでも増えるほうがいい」と考える人には魅力的です。
三井住友銀行の Olive の「選べる特典」を「給与・年金受取特典」に設定すると、毎月200ポイントのVポイントが付与されます。Vポイントは、1ポイント=1円で買い物やクレジットカードの支払いにも使えるため、メリットを感じやすいでしょう。やはりメガバンクの安心感を重視する人も多いですね。
また、SBI新生銀行では、60歳以上なら最上位ランクが適用され、提携ATMの出金手数料が何度でも無料、他行あてネット振込も月10回まで無料になります。
窓口よりスマホ中心で管理したい、振込やキャッシュレスをよく使う、という人には、こうしたネット銀行系も相性がよさそうです。
一方で、現役時代から使っている銀行に、公共料金やクレジットカードの支払いなどがまとまっているなら、無理に変更しないのも一つの考え方。年金の受取口座は、いちばん安心して管理できる銀行を選ぶことも大切です。
何を重視するか、で選んでいい
結局のところ、年金の受取口座に「絶対の正解」はありません。
・対面サポートの安心感
・ATMの使いやすさ
・手数料
・アプリ機能
・家からの距離
・家族との共有のしやすさ
何を重視するかで、向いている銀行は変わります。
年金=生活のお金ですから、トクか損かだけではなく、安心して使い続けられるかも大切なポイントです。
ゆうちょ銀行は、昔ながらの安心感を重視したい人には、これからも相性の良い選択肢と言えそうです。
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タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)
36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー
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