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26/04/15

家計・ライフ

貧乏な人の家になぜか大量にあふれているもの5選

“貧乏な人の家になぜか大量にあふれているもの5選"

貧乏な人の家は、ものであふれていることが多いものです。しかもよく見ると、お金持ちの家にはあまりないものが、なぜか共通してたくさんあります。

それは、特別に高価なものではなく、日常の中でなんとなく増えていくものが目立ちます。
ひとつひとつは小さな存在でも、その積み重ねが、暮らしやお金の状態に影響していることがあります。

今回は、貧乏な人の家になぜか大量にあるものを5つ取り上げながら、そこに共通する傾向についても考えてみたいと思います。
「自分の家にもあるかも」と思いながら読み進めていただくと、日々の習慣を見直すヒントが見つかるかもしれません。

(1)ビニール傘

貧乏な人の家の玄関でまず目につくのは、大量のビニール傘。出先で雨に降られた時に、コンビニなどで買うビニール傘です。確かに、思いがけない雨降りの時には、すぐに買えて助かりますが、大量にたまっているのは貧乏のサインです。

ビニール傘が増えてしまう背景には、「その場をしのぐための出費」が積み重なっていることがあります。1回500円程度でも、年間に何度も買えば数千円から1万円近い出費になることもあります。

「今日は仕方ない」と思って買ったものが、気づかないうちに習慣になってしまう。
こうした小さな積み重ねが、お金の貯まりにくさにつながっていることも少なくありません。

そもそも、傘を持ち歩いていれば買わずにすむはずです。
安いとはいえ500円以上はする傘を、雨降りのたびに買っていてはお金は貯まりません。
出かける前には天気のチェックをして折り畳み傘を持ち歩けば、無駄づかいを防げます。
あるいは、季節の変わり目にはいつも持ち歩くようにするだけでも違うでしょう。

(2)コンビニの割り箸

キッチンやテーブル周りに、大量のコンビニの割り箸があるのもよくありません。コンビニの割り箸は、お弁当やテイクアウトの品を買うともらえることが多くあります。つまり、コンビニの割り箸が大量にあるということは、コンビニのお弁当やテイクアウトの食生活が習慣になっているということです。コンビニのお弁当やテイクアウトは、決してコストパフォーマンスがよいわけではありませんね。

コンビニの利用が増えやすい背景には、「時間をお金で買う」という選択があります。
忙しい日々の中では合理的な判断ともいえますが、1回あたり数百円の差でも、積み重なると月数千円、年間では数万円単位の支出になることもあります。

また、「もらえるものはとりあえずもらっておく」という習慣も、気づかないうちに物を増やす原因になります。
必要かどうかを意識せずに受け取ることが、結果として無駄なストックにつながってしまうのです。

割り箸だけではなく、小袋入りのしょうゆやソースなどが冷蔵庫のドアポケットに大量にあるのも同様です。一回だけの使い切りになっていることがほとんどですので、使うならば早く使ってしまいましょう。
使い切りが前提ですので、賞味期限の表示はないものがほとんど。ためこんで風味が落ちた調味料で食べるのは、健康にも悪そうです。

また使わないのであれば、貯め込んでいても冷蔵庫のスペースも電気代もムダですから、処分してしまいましょう。

(3)新品のタオル

貧乏なのに、箱入りの新品タオルが大量にあることがあります。なんだか不思議な光景に思われる方もいるかもしれません。
しかしよく考えてみると、新品のタオルは意外と手に入りやすいものです。実家でもらったり、何かのイベントでもらったり、新品同様のタオルをリサイクルショップで買ったりしたことのある方もいるかもしれません。

ただ、せっかくきれいなタオルがあるなら、古いタオルと世代交代すればいいと思うのですが、貧乏な人の家ではなぜか使わずにとってあります。これは、貧乏というより貧乏性でしょう。

新品のまま使わずにとっておく背景には、「もったいない」という気持ちがあります。
ただ、その「もったいない」は、「使わないまま眠らせていること」に対しても当てはまるかもしれません。

また、すでに持っているものを活用せず、新たに必要なものを買ってしまうと、二重の出費にもつながります。
本来であれば使えるものがあるにもかかわらず、「なんとなく今のままでいい」と先送りすることが、結果として無駄を生んでしまうこともあります。

新品の食器やお鍋も同じです。貧乏な人は「新品だから使うのがもったいない」、と思うのかもしれませんが、使えば快適だし、使わなければ場所をとってしまうのですから、かえってもったいないのでは、と思ってしまいます。もしそうした「在庫」があるなら、開封して使ったり、あるいは売却したりして、無駄をなくしましょう。

(4)空き瓶や空き箱

貧乏な人の家では、空き瓶や空き箱が大量にあるのも、よく見かけます。
ジャムやお菓子が入っていたかわいい容器は、すぐに捨てるには忍びなという気持ちはわかります。しかし、大量にあっても使い切れないでしょう。

「何かに使えるかもしれない」と思ってとっておく気持ちは自然なものです。
ただ、そのいつかが具体的でない場合、多くは使われないまま時間が過ぎてしまいます。
また、ものが増えることで収納スペースが圧迫されると、新たな収納用品を買うなど、間接的な出費につながることもあります。
使う予定のないものを持ち続けることが、結果としてコストを生んでしまう可能性もあるのです。

何かに使えそうだから、とはよく聞く理由ですが、使っていたら空き容器ばかりが大量になってしまわないはずですよね。結局、使わずにとっておくことでものが増え、スペースがなくなってしまいます。ですから、使わない空き瓶や空き箱は思い切って捨ててしまいましょう。

もちろん、ときには捨てて後悔することもあるでしょう。しかしその経験が「捨ててよいものか」「とっておくべきものか」の見極めを上手にしてくれます。

(5)紙袋などショッピングバッグ

貧乏な人の家には、紙袋などのショッピングバッグも大量にありますね。
買い物のときにもらうビニール袋やショッピングバッグは、最近では有料ですから、持参するなどして買わずに済ませている人も多いでしょう。それでもなかなかゼロにはできないものですが、もし大量にたまっているとすれば、管理ができていないことが主な原因でしょう。

紙袋やショッピングバッグが増えてしまう背景には、「無料(あるいは安価)でもらえるものは取っておく」という心理があります。 しかし、実際に使う量には限りがあり、それを超えた分は保管コストだけがかかる状態になります。
また、「整理すればいい」と思いながら後回しにすることで、気づいたときには管理できない量になってしまうこともあります。
こうした“後回しの習慣”も、お金が貯まりにくい状態につながる一因と言えるでしょう。
ショッピングバッグは、少しは必要ですが、それ以上にあっても困ります。
場所はとるし、ホコリっぽくなるし、季節によっては湿っぽくなり、カビがはえることもあります。
適度な量を保って、多すぎたら処分したほうがいいですね。

なぜ「なんとなく増える」のか?共通する3つのパターン

ここまで見てきた5つのものには、いくつかの共通点があります。

1つめは、「安いから大丈夫」という感覚です。
ビニール傘やコンビニの利用など、1回あたりの金額は大きくありませんが、積み重なることで無視できない出費になります。

2つめは、「もったいないから取っておく」という心理です。
新品のタオルや空き瓶・空き箱など、使わずに保管しているものは、一見節約しているようで、実は活用されていない眠った資源とも言えます。

そして3つめは、「いつか使うかもしれない」という先送りです。
紙袋や空き容器など、具体的な用途がないまま保管しているものは、結果的にスペースや管理の負担を増やしてしまいます。
お金を貯められる人は、こうした小さな積み重ねに気づき、本当に必要かどうかを意識して選んでいます。

すべてを完璧に見直す必要はありませんが、身のまわりのものを少し見直してみるだけでも、暮らしとお金の流れは変わっていきます。
なぜか増えているものに目を向けることが、貧乏を遠ざける第一歩になるかもしれません。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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