25/09/27
お金のない人は見た目でわかる7大共通点

お金のない人は、見た目でわかります。ここでいう「見た目」とは、単に姿・形だけを指すのではありません。声の調子やイントネーション、目の動き、立ち居振る舞い、持ち物の扱い方、香りや雰囲気など、その人から受け取るすべての情報が含まれます。
「人は見た目によらぬもの」ということわざは「人の内面や能力は外見からは判断できない」といったことを表しますが、お金の有無に関しては、「見た目による」といえるかもしれません。
今回は、お金のない人に共通する7つの「見た目・印象の特徴」を紹介します。あわせて、お金のある人に見られる傾向も取り上げますので、対比でイメージしてみてください。
お金のない人の見た目1:全体の印象がちぐはぐ
お金のない人は、身だしなみや清潔感の要素がバラバラで、全体として「ちぐはぐ」な印象を与えてしまうことがあります。
たとえば、メイクを「面倒だから」と省いてしまうと、実年齢よりも不健康そうに見えてしまいます。爪の手入れを怠れば清潔感が損なわれ、伸びすぎた爪や欠けた爪はだらしない印象を与えます。また、身だしなみを整える代わりに、香りの強い柔軟剤や芳香剤で清潔感を演出しようとする人もいますが、かえって「ごまかしている」という違和感を抱かれやすいものです。
こうした小さな要素が積み重なることで、全体的に「不自然」「まとまりがない」という印象につながります。本人は「些細なことだから気にしなくていい」と思っていても、周囲からは「不健康そう」「だらしない」という評価を受けやすく、知らないうちに信頼を損ねてしまうのです。
一方で、お金持ちはメイクや爪のケアなどを最低限整え、香りでごまかすのではなく、清潔さそのものを大切にします。全体の印象が自然にまとまっているため、安心感や信頼感を生むのです。
お金のない人の見た目2:肌・髪・歯の状態が悪い
肌・髪・歯は、人と会ったときに最も目に入りやすい部分です。これらが荒れていると、実際の生活ぶり以上に「不健康そう」「だらしない」という印象を与えてしまいます。
お金のない人は、不安やストレスから日々のケアをおろそかにしがちで、肌は乾燥してカサつき、髪はツヤを失ってパサつき、歯には歯垢や着色汚れが目立つことがあります。こうした状態は、清潔感の欠如や生活の余裕のなさを映し出してしまうのです。
一方で、お金持ちは、日常的にこれらを整える習慣を持っています。肌はきちんと洗顔や保湿をし、髪は基本的なシャンプーやブラッシングで整え、歯は毎日の歯磨きに加えて定期的に歯科検診を受けています。決して高級品を使っているわけではなく、「相手に不快感を与えないように」という心配りを続けているのです。
さらに、お金持ちは 持ち物の清潔感 にも注意を払います。たとえば眼鏡やスマホ。レンズや画面に指紋や汚れが残っていると、意外と他人の目に入りやすく、「だらしない」という印象を与えてしまいます。毎日、サッと拭くだけでも印象は大きく変わります。
つまり、肌・髪・歯・持ち物といった基本的な部分を丁寧に整えるだけで「清潔で信頼できる人」という印象に変わります。小さな習慣の積み重ねこそが、生活全体にゆとりを感じさせるのです。
お金のない人の見た目3:目がどんよりして生気がない
「目は口ほどにものを言う」「目は心の窓」とも言うように、目の印象から、さまざまな情報が得られます。
お金のない人の目は、どんよりして生気がありません。体に疲れが溜まっていたり、寝不足だったり、ストレスが溜まっていたりといったことが原因なのかもしれません。他人からは「何を考えているのかわからない…」「怒っているのかな…」などと思われることもしばしば。近寄りがたい雰囲気を醸し出しています。
一方で、お金持ちの目は、親しみやすく、にこやかな印象を与えます。お金持ちはは体調管理に気を配り、十分な睡眠や適切なストレス管理を心がけているため、目に明るさとエネルギーが満ちています。
目の印象を良いものにするには、健康であることが大事な条件。十分な睡眠を確保して疲れを貯めこまない、寝る前に心を落ち着ける瞑想をするなど、心身がリラックスできる習慣を持ちましょう。また、アイマスクや目元用のクリームで目の疲れを取ることも有効です。少しの目元ケアをするだけでも目の印象は大きく変わるでしょう。このような積み重ねが、自分自身の心の余裕につながります。 結果、他人を受け入れるゆったりした構えができ、「話しかけやすい」「親しみやすい」という好印象を多くの人に与えます。
お金のない人の見た目4:大きな荷物を持ち歩く
お金のない人は、いろんなものを持ち歩いているため、荷物が大きくなりがちです。
お金のない人は、使う・使わないということを考えず、とりあえず、いろんなものをカバンに詰め込んで持ち歩くため、他人から見れば、重そうだなと感じるものです。
同様に、お金のない人の財布には、レシート、ポイントカード、小銭がパンパンに入った分厚いものを持っています。これは、お金に関心がなく、欲しいと思ったものにお金を使い続けていることを象徴しています。
一方、お金持ちの人は、小ぶりなカバンに必要なものだけ詰めて移動します。そのため、他人が見た印象は、ムダが無く、軽やかです。財布も、スッキリ整理された薄いものを持っています。これは、何にお金を使ったのか日々のレシートをチェックする習慣があることを物語っています。
荷物を整理し、不要なものを持ち歩かないようにするだけで、印象が大きく変わります。カバン、財布の中身は、定期的に見直し、本当に必要なものだけを選ぶ習慣をつけることが大切です。日々整理することで無駄をなくし、スッキリとした印象を与えることができるでしょう。
お金のない人の見た目5:服装・靴・バッグが整えられていない
見た目には、その人の着ている服、持っている靴やバッグなども大きく影響します。
お金のない人の服は、襟や袖に汚れがついていたり、座りジワが目立っていたりします。靴はかかとがすり減り、つま先部分の色が剥げていたりもします。また、バッグも型崩れしてくたっとしていることもあります。
これらのアイテムは、定期的な買い替えや手入れ(クリーニング、陰干し、靴の磨きなど)が必要ですが、それを怠ってしまうと、外見全体に貧乏な印象を与えてしまうものです。
一方で、お金持ちは、服・靴・カバン、どれをとっても手入れが行き届いています。
例えば、靴は、標準的な価格の専用クリームやブラシでこまめに手入れを行えば、きれいに保つことができます。また、服は、スチームアイロンを活用すれば、頻繁にクリーニングに出さなくても見た目が大きく改善され、費用もかさみません。
また、日々の手入れと合わせて定期的に服やカバン、靴をチェックし、劣化が進んでいれば、思い切って買い替えすることも清潔感につながります。
なにも高価なアイテムを揃える必要はありません。ちょっとした手入れ・心配りで印象は大きく変わります。手入れが習慣化されていれば「こざっぱりしていて、清潔感のある人」という好印象を与えることができます。
お金のない人の見た目6:人の話をきちんと聞けない
お金のない人は、人の話にしっかり耳を傾けることが苦手です。頭の中が常に自分の悩みや不満でいっぱいのため、相手の話を冷静に受け止める余裕がないからです。
また、会話の途中で自分の解釈や感情を差し挟み、必要以上に持論を展開してしまうこともあります。その結果、「この人には話しにくい」「聞いてもらえなかった」と相手に残念な印象を与えてしまうのです。
一方、お金持ちは聞き上手で、相手の話を最後まで受け止めたうえで的確に反応します。共感力が高く、相手の本音をくみ取る姿勢が自然に備わっているのです。意見を取り入れる際も、自分の判断基準を持ちながら冷静に対話を重ねます。
背景には、悩みや不満に振り回されすぎず「心に余裕がある」ことがあります。お金持ちは心に余裕があるからこそ、相槌や質問を効果的に交え、相手と信頼関係を築くことができるのです。
お金のない人の見た目7:横柄な態度をとる、またはオドオドしている
お金のない人は、自分を大きく見せたい気持ちから横柄な態度を取るか、逆に自信が持てずオドオドした印象を与えるなどの傾向があります。横柄な態度は「威圧的」「近寄りがたい」と他人から思われがち。また、オドオドした態度は「頼りない」「不安そう」と映ります。どちらにしても、人間関係や信頼を築くうえでマイナスに働くことが多いです。
一方、お金持ちは“等身大の自分”で人と向き合います。自分を必要以上に大きく見せることもなければ、卑屈になることもありません。落ち着いた姿勢で、相手に対しては丁寧で適度な距離感を保ちながら接します。その結果「感じのいい人」「安心感のある人」という印象を与えます。
こうしたブレない態度は、「この人なら裏表がなさそうだ」「安心して一緒に取り組めそうだ」と周囲に思わせます。安心感が信頼へとつながり、信頼は人脈やビジネス、さらには人生の好循環を生む土台となるのです。
健康・清潔がお金持ちへの第一歩
お金持ちに共通するのは、常に清潔感を保ち続けることと、等身大の自然体でいることです。無理に飾らずとも、整った身だしなみや落ち着いた態度から「健康的で安心感のある人」という印象が伝わります。こうしたシンプルな要素こそが、信頼を得て人間関係やチャンスを広げる土台になります。お金持ちへの第一歩として、少しだけ見た目に気を配ってみてはいかがでしょうか。
【関連記事もチェック】
・パチンコで100万円儲かったら、税金は一体いくらかかるのか
・アルファードじゃなくてもやばい「残価設定ローン(残クレ)」5つの問題点
・貧乏に見えたほうが得?金持ちが貧乏のふりをする6つの理由
・貧乏人は買うけど、お金持ちは買わないもの7選
・厚生年金で絶対やってはいけない5つのこと

舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー

この記事が気に入ったら
いいね!しよう