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25/09/24

家計・ライフ

55歳になったら絶対すべき、老後破綻を避ける「たった1つのこと」

55歳になったら絶対すべき、老後破綻を避ける「たった1つのこと」

65歳で年金生活に入ると、多くの人は在職中よりも収入が減りますが、日々の暮らしは変わらず続きます。老後資金の準備ができていないと、生活費が不足して老後破綻することもあるので注意が必要です。
そんな老後破綻を避けるために、しておきたいことがたった1つだけあります。何をすれば老後も安定した生活を送れるのでしょうか?今回は、老後破綻を防ぐため55歳になったら絶対すべきことをご紹介します。

老後破綻を避けるため、55歳になったら絶対すべき「たった1つのこと」とは

55歳といえば、年金受給開始まであと10年という大事な節目です。老後破綻を避けるためにも、たった1つのやるべきことを確実にこなす必要があります。

老後破綻を避けるため、55歳になったらやるべき「たった1つのこと」とは、
“65歳までの10年間のうちに、今後発生する支出の見通しを立てること”です。

65歳からは老齢年金が主な収入源になりますが、年金だけでは生活費が不足する可能性があるため、年金を補てんする老後資金を確保しておく必要があります。そのためにも、65歳までに必要な支出を把握しておくことが大事です。
では「たった1つのこと」のために何をしたらよいのでしょうか?
65歳までの10年間のうちに、今後発生する支出の見通しを立てるためには、これからご紹介する5つのポイントを確認しておきましょう。

55歳になったら確認すべきこと①:住宅ローンの残高はどれくらいあるのか?

最近は晩婚化やライフスタイルの変化で、マイホームを購入するタイミングが遅くなるケースが見られます。たとえば35年でローンを組む場合、40歳で契約すると完済年齢は75歳です。収入が年金だけになるのに住宅ローンの返済が残っていると、生活費が不足し、老後破綻する可能性が出てくるかもしれません。

55歳になったら住宅ローンの残高を確認しましょう。そして、65歳以降も返済が続くときは、返済期間を短縮するために繰り上げ返済を検討しましょう。ただ、退職金で一括返済をするときは、老後資金が不足しないか確認することが重要です。

55歳になったら確認すべきこと➁:教育費など子どもにかかるお金は発生するのか?

子どもの進学状況によっては、55歳以降も学費の支払いが続くことがあります。別枠で教育費を貯めてあればよいのですが、通常の収入から教育費を捻出する場合、老後資金を準備できず、場合によっては老後破綻してしまうかもしれません。

55歳になったら子どもにかかる費用を確認して、老後資金の準備と並行して教育費をどのように工面していくかチェックしておきましょう。

55歳になったら確認すべきこと③:住宅のメンテナンスにどれくらいの費用がかかるか?

持ち家の場合、設備などのリフォームや修繕費が必要になります。それは年金生活に入ってからも同じで、収入が減ってもメンテナンス費用を工面しなければなりません。

55歳になったら、マイホームのメンテナンスにどれくらいの費用がかかるか、具体的に試算しておきましょう。また、今後必要になるメンテナンス費用は、在職中に準備しておくことをおすすめします。

55歳になったら確認すべきこと④:車の買い替え費用はどれくらい必要か?

日常的に車が必要であれば、車の買い替え費用も考えておく必要があります。55歳になったら、いつまで車に乗るかを考えたうえで、買い替え費用を準備しておきましょう。

また、車に乗り続けるなら維持費も必要です。買い替え費用とともに、自動車保険や車検代、自動車税などの維持費にかかる費用もどのように工面するか考えておきましょう。

55歳になったら確認すべきこと➄:親の介護費用をいくらまでなら援助できるか?

原則として、親の介護費用は親自身の年金や貯金からまかないます。しかし、親のお金だけでは費用が足りないときは、子どもが援助する場面もあります。

とはいえ、子どもにも生活があるので、親の介護費用を全面的に負担するのは避けたいところです。子ども自身の生活を守るためにも、いくらまでなら援助できるかを決めておきましょう。

今後の収支計画を立てよう

55歳になると、安定した収入が見込めるのはあと10年。55歳は老後資金の準備状況をチェックする絶好のタイミングです。老後破綻を避けるためにも、老後に必要になる具体的な費用を確認して、65歳までの10年間で必要な資金を準備できるよう、収支計画を立てることをおすすめします。

前佛 朋子 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

2006年よりライターとして活動。節約関連のメルマガ執筆を担当した際、お金の使い方を整える大切さに気付き、ファイナンシャル・プランナーとなる。マネー関連記事を執筆するかたわら、不安を安心に変えるサポートを行うため、家計見直し、お金の整理、ライフプラン、遠距離介護などの相談を受けている。

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