25/05/26
離婚届け、ブランド品の紙袋、ノベルティ…メルカリで意外と高値で売れる5つのモノ

個人でも不用品を簡単に売却できるプラットフォームとしておなじみのメルカリ。メルカリに出品したことがなくても、購入者として利用したことがある、という人も多いのではないでしょうか。実は、メルカリでは洋服や本などの一般的なアイテムだけでなく、「こんなものが?」と驚くようなものでも意外と高値で売れたりします。ここでは、筆者が探した「メルカリで意外と高値で売れるもの」を紹介します。
メルカリで意外と高値で売れるモノ① 離婚届
本来無料のはずなのに、メルカリで意外と高値で売られているアイテムの一つが「離婚届」です。離婚届は市区町村役場の窓口に行けば無料で受け取れますが、仕事や家事で忙しくて取りにいく暇がない人がメルカリで買うことは十分に考えられます。また、何らかの事情があって周囲に離婚届を取りに行ったことを知られたくない、という人にも需要はあるでしょう。
なお、メルカリでは離婚届が300円程度で出品されています。市区町村役場の窓口が遠く、交通費がかかるならいっそ購入したほうが安上がりかもしれません。
メルカリで意外と高値で売れるモノ② ブランド品の紙袋
ティファニー、カルティエ、ルイヴィトンなどのブランド品の紙袋も、メルカリにはコンスタントに出品されているアイテムです。ブランド品の紙袋は、使っている紙が厚く、接着もしっかりなされているので丈夫であることから、サブバックとして活用するためにメルカリで購入する人が一定数います。また、そのブランドの財布やバッグなどを買い取りに出す際に、付属品として紙袋があったほうが査定額が上がるという理由で欲しがる人もいるのが事実です。
具体的な金額はブランドや出品者により異なるため一概には言えません。一例として、カルティエの紙袋(タテ22.5cm、ヨコ 26cm、マチ 9cm)は700円で出品されていました。
同様の理由で、スマートフォンの空き箱も、買い取りをしてもらう際の査定額を上げるためのアイテムとして売買されています。
一例としてiPhone 16Proの空き箱が1,000円で売られていました。
メルカリで意外と高値で売れるモノ③ ノベルティ
ノベルティとは、企業がイベントやキャンペーンなどの販促活動で配るおまけ・記念品のことです。メルカリでも、さまざまなノベルティが出品されています。「もらったけど使わない」というノベルティがあれば、試しにメルカリに出品してみましょう。一例として、日本の化粧品ブランド「コスメデコルテ」のキャンペーンで配布されていた化粧ポーチが1,100円で出品されていました。
メルカリで意外と高値で売れるモノ④ トイレットペーパーの芯
「何でこれが!?」と思うようなものも、メルカリには出品されています。代表例がトイレットペーパーの芯です。小学生のお子さんがいる(いた)人なら分かるかもしれませんが、図画工作の授業や夏休みの自由研究の際に、トイレットペーパーの芯を材料として使うことはあり得ます。普段から意識して貯めておけば買う必要はありませんが、そうもいかなかった場合はメルカリで買ったほうが早いでしょう。
参考までに、メルカリではトイレットペーパーの芯が300円(25本入り)で販売されていました。同様の理由で牛乳パックも出品されているので、不用品の処分を兼ねたお小遣い稼ぎとして試してみるのもアリかもしれません。
メルカリで意外と高値で売れるモノ⑤ 新聞紙
「何でこれが!?」シリーズ第二弾は新聞紙です。電子版新聞やニュースサイトが充実したことで、紙の新聞を取らなくなった人は増えています。しかし、窓掃除やにおい取り、ペット用の中敷きなどに使いたいという理由で、新聞紙が必要になる人も一定数いるようです。また、英字新聞をラッピング材として使いたいと考えて購入する人もいます。紙の新聞を取っているなら、ある程度まとまった量を貯めておいてメルカリに出品してみましょう。
一例として、新聞紙(23kg)は2,200円で出品されていました。
お小遣い稼ぎをしたいなら試す価値アリ
今回紹介したものはいずれも「本来ならタダ、もしくは非常に安く手に入れられるもの」です。しかし、そのようなものであっても、メルカリで必要としている人に譲れば、額こそ少なくてもお金が入ってきます。高額の金銭を手にするのは難しいかもしれませんが、ゲーム感覚で取り組めるお小遣い稼ぎとして試す価値はあるかもしれません。家の中を見回せば他にもメルカリで売れるものがあるかもしれないので、掃除がてらチャレンジしてみましょう。
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荒井美亜 金融ライター/ファイナンシャル・プランナー
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融・マネー系の記事を主に手掛けるライターとして活動中。ゲームを通じて全国の高校生・大学生に金融教育を行うプロジェクト「Gトレ」の認定ファシリテーター(講師)として教壇にも立つ。取得資格はAFP(日本FP協会認定)、貸金業務取扱主任者(試験合格)、宅地建物取引士(試験合格)

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