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24/09/12

家計・ライフ

お金が一向に貯まらない人が頻繁に訪れる5つの場所

お金が一向に貯まらない人が頻繁に訪れる5つの場所

お金がなかなか貯まらない人は、お金を使いやすい場所によく出かけています。そして、お金を使いやすい場所へ出かけるたびに散財することが多いようです。では、お金が貯まらない人が散財しやすい場所とは、どんなところなのでしょうか?今回は、お金が貯まらない人がよく行く5つの場所と、お金が貯まらない人に見られる特徴を紹介します。

お金が貯まらない人がよく訪れる場所①:コンビニ

街のあちこちにあるコンビニ。便利なので立ち寄る人も多いでしょう。少額の食べ物や飲み物がたくさん陳列されているコンビニではついで買いをしやすく、なんとなくお金を使ってしまいがちです。また、近所にコンビニがあると便利なので、生活用品の買い物もコンビニで済ませることがあるかもしれません。コンビニはスーパーに比べると割高なので、出費が増えてしまいます。とりあえずコンビニに立ち寄り買い物を済ませることが多い人は、お金が貯まりにくくなるでしょう。

お金が貯まらない人がよく訪れる場所②:ショッピングモール

さまざまな専門店が集まるショッピングモールへよく行き、買い物をするのが好きな人はお金が貯まりにくくなります。にぎやかな雰囲気の中、気分がワクワクしてお財布のひもがゆるみがちです。ウィンドウショッピングのつもりでも、タイムセールやお買い得品があると、お得な雰囲気にのまれて買わなければ損するような気持ちになり、ついついお金を使ってしまいます。店舗や商品数が多いショッピングモールは、衝動買いを誘う場所といえるかもしれません。

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お金が貯まらない人がよく訪れる場所③:アウトレット

高価な商品でも手の届きやすい価格で売られているアウトレットは、散財しやすい場所の1つです。アウトレットは、質の良い商品が普段の価格よりも割安で売られていて、頻繁に行けないこともあり、気に入った商品があると「買わなきゃ損」という気持ちが起きやすい場所です。このように「アウトレット=お得」というイメージがあるので、とりあえず何かを買って帰りたいと思う人が多いのではないでしょうか。ただアウトレットはお得かもしれませんが、ブランド品などは1回に使う金額が多くなりがちです。そのため、アウトレットへ行くたびにお金を使う人は、貯金をする余裕がなくなり、お金が貯まりにくくなります。

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お金が貯まらない人がよく訪れる場所④:100均

100均へ行くと、買い物カゴいっぱいに商品を入れている人を見かけます。おそらく「100円だからお得」と思い、財布のひもが緩んで、予定外のモノまでも気軽に買ってしまうのではないでしょうか。しかし、100円といえども購入数が多くなれば、出て行くお金が増えてしまいます。気軽に商品を手に取って、気づいたら千円を軽く超えていたという経験のある人もいるのではないでしょうか。100均へ行く機会が多く、そのたびに買う予定のないモノまで買ってしまいがちな人は、お金が貯まりにくくなるでしょう。

お金が貯まらない人がよく訪れる場所⑤:人気の輸入食品店

テレビを観ていると、ときどき番組の特集で人気の輸入食品店が取り上げられることがあります。韓国や台湾、ヨーロッパ、アメリカなど海外の食品のほか、日本国内の食品も多く取り扱われているので、店内に入るとワクワク感が止まらない人も多いのではないでしょうか。また、有名な店舗のマニアがSNSなどでおすすめ商品を取り上げると、それを観た人が買いに走ることで、即完売になってなかなか手に入らないこともあります。人気の輸入食品店には話題の商品や珍しい商品が数多く販売されているので、買い物に立ち寄るとテンションが上がり、つい予定外の商品まで購入してしまうことがあるかもしれません。そんな宝箱のような輸入食品店によく立ち寄る人は衝動買いが多くなりがちなので、お金が貯まりにくくなります。

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お金が貯まらない人はこんな人

なかなかお金が貯まらない人には、次のような特徴があります。

●お金が貯まらない人の特徴1:計画的にお金を使えない

お金を貯めるには、いつまでにいくらのお金が必要かを把握した上で、家計を管理しなくてはなりません。しかし、お金が貯まらない人は、「これが欲しい!」と思ったら家計を気にせず衝動的に買い物をしてしまいます。収入と支出のバランスを考えず、計画的にお金を使えないので、お金が貯まらないばかりか、家計が赤字になりがちです。

●お金が貯まらない人の特徴2:家計の現状を把握できていない

毎月の収入と支出が把握できていないためにお金が貯まらない人も多くいます。収入は振り込まれた金額を見ればまだわかるのですが、問題は支出。レシートをチェックしたり、家計簿をつけたりと、家計管理ができていれば問題はありません。しかし、買い物の振り返りをしない人は、いつのまにかお金がなくなっていることが多くなります。家計の現状を把握せず、何に使っているかわからない「使途不明金」が発生しやすいので、お金は貯まらなくなります。

●お金が貯まらない人の特徴3:毎月「残ったお金」を貯蓄しようとしている

お金を上手く貯めている人は、給与から最初に貯蓄分を取り分ける「先取り貯蓄」をしています。しかし、お金が貯まらない人は、給与を生活費などに使っていき、、最後に残ったお金を貯蓄する「後から貯蓄」をしがちです。後から貯蓄では、お金が残らなかったときには貯蓄ができません。それに「今月は臨時の支出があったから仕方ない」などと、お金が貯まらない言い訳をしがちです。

●お金が貯まらない人の特徴4:ボーナスを買い物に使ってしまう

月々の給与とは別に、ボーナスは臨時収入としてまとまったお金が入るので、どのように使うかを考えることが大事です。それなのにボーナスを買い物で使い切ってしまう人がいます。まとまった臨時収入のボーナスは貯蓄のチャンスでもあるので、一部だけでも貯蓄に回したいところです。しかし、お金が貯まらない人はボーナスを買い物用の資金としか考えていません。

●お金が貯まらない人の特徴5:手数料を気にしない

お金が貯まらない人は、手数料に対して無頓着です。たとえば、お金を引き出すとき、時間内に銀行ATMで引き出せば手数料はかかりません。また、振込をするときもネット銀行やインターネットバンキングを利用すれば振込手数料が無料になったり、銀行窓口での手数料よりも割安になったりします。手数料の仕組みを事前に調べれば無料になるかもしれないのにもかかわらず、手数料を払い続けることを気にしない人は、お金が貯まりにくいといえるでしょう。

●お金が貯まらない人の特徴6:リボ払いや分割払いをよく利用する

お金が貯まらない人は、買い物をするときにリボ払いや分割払いを利用しがちです。手元にお金がなければリボ払いや分割払いを利用すればいいと考えている人は、お金が貯まらないばかりか、家計が赤字になっていることが多いです。リボ払いや分割払いは手数料がかかるので、購入代金以上のお金を払うことになります。それに毎月返済していく必要があります。このように家計の負担が増すにもかかわらずリボ払いや分割払いを利用する人は、お金が貯まっていきません。

●お金が貯まらない人の特徴7:流行や話題のモノを気にする

お金が貯まらない人は、流行を追いかけ、SNSなどで話題のモノが気になります。流行のモノが手に入るなら値段は気にしません。流行に乗り遅れたくないので、欲しいと思ったモノはすぐに買ってしまいます。話題の商品も手に入れるまでは、とことん探し回って購入します。貯蓄するよりも流行のモノや話題の商品を買うことの方が大事だと思っているので、お金はなかなか貯まりません。

自分の家計が今、どのような状況なのかを把握せず、思うままにお金を使ってしまう人はお金を貯めることができません。また、家計を把握しておらず、家計の残りを貯蓄しようと考えていては、やはりお金は貯められないのです。

貯まる家計にするためにやっておきたいこと

コンビニやショッピングモール、アウトレット、100均、人気の輸入食品店へ行く機会が多い人は、出費が多くなりがちです。目の前にある商品が多いので、気になるモノをつい買ってしまいます。その結果、お金が貯まらない家計になってしまうのです。

買い物へでかけるのはいいのですが、レジへ行く前に買おうとしているモノが本当に必要なモノなのか、また、ちゃんと使いこなせるか、よく考えてから買うことをおすすめします。

また家計管理では、予算を立てて計画的にお金を使うことが重要です。給与からまず貯蓄分を取り分けて、貯蓄用口座へお金を移すことを習慣にすれば、貯金ができるようになります。

そして、貯まる家計にするために、家計簿などでお金の出入りを記録して、家計状況を把握できるようにしておきましょう。さらに大事なのは、貯蓄目標を立てることです。目標があれば常に意識するようになるので、貯蓄を続けられるでしょう。

前佛 朋子 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

2006年よりライターとして活動。節約関連のメルマガ執筆を担当した際、お金の使い方を整える大切さに気付き、ファイナンシャル・プランナーとなる。マネー関連記事を執筆するかたわら、不安を安心に変えるサポートを行うため、家計見直し、お金の整理、ライフプラン、遠距離介護などの相談を受けている。

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