23/09/14
【最新比較表】格安スマホどこがお得なのか、料金プランを徹底比較

物価高の影響で食費や光熱費の高騰が続く昨今。家計の負担を抑えるには、通信費の見直しが効果的です。今回は、通信費見直しのポイントを解説したうえで、主要な格安スマホのプランを紹介します。節約のためにスマホのプラン変更を考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
データ使用量をチェックしてお得なプランに乗り換えよう
通信費を節約するなら、スマホの料金プラン見直しがおすすめ。スマホの料金プランの多くはデータ量に応じて月額料金が決まっているため、一度見直すだけでその後は意識せず節約できます。
まずは普段のデータ使用量と通信費をチェックして、それに見合ったお得なプランに乗り換えるとよいでしょう。2021年10月以降に発売されたスマホは原則SIMロックがかかってないので、機種を変えずに他社のプランに乗り換えやすくなっています。近年は新しい格安スマホサービスや新プランも登場しているため、改めて見直すことで通信費を抑えられるかもしれませんよ。
もちろん、今のプランが最もお得で使いやすいのであれば乗り換える必要はありませんが、そのような場合は不要なオプションに加入していないか見直すことをおすすめします。たとえば「契約から○ヵ月間は無料」というオプションに加入していて、無料期間が終わってもムダにオプションに加入し続けている場合もあるので注意が必要です。
お得な格安スマホ10選
格安スマホサービスは数多く存在しますが、ここでは主要10社のプランを紹介します。
●格安スマホのプラン(音声通話+データ通信)一覧

2023年9月1日時点・各社ウェブサイトを参考に筆者作成
お得な格安スマホのプランは、データ使用量によって変わってきます。データ使用量の上限が多いほど月額料金は高くなるので、普段のデータ使用量に応じでムダのないプランに加入しましょう。
たとえば1月あたりのデータ使用量が3GB以下と少ない方なら、povoやHISモバイル、LINEMOのように1000円未満の月額料金に抑えられるサービスがお得です。
逆によく動画視聴する方などでデータ使用量が多い場合は楽天モバイルのように無制限で利用できるプランやahamoなどの大容量プランがお得になるでしょう。
またスマホでよく通話する方なら、通話料も含めて比較することが大切です。専用の通話アプリを利用することで、通話料が通常より安くなったり無料になったりするサービスもあります。また、通話オプションとして1回5分や10分まで定額で通話できるプランやかけ放題プランが各社で用意されているので、これらのオプションの内容も比較することをおすすめします。
初期費用(契約事務手数料やSIM発行料)もチェックしておきたいポイントです。他社から乗り換える場合は4000円弱の初期費用がかかるところが多いですが、楽天モバイルやLINEMO、ahamoのように初期費用がかからないサービスもあります。
今回紹介したスマホプランはあくまで一例で、他にも多くのプランがあります。キャンペーンを実施していることもあるので、詳しくは格安スマホの比較サイトや各社ウェブサイトのシミュレーション機能などを活用して、自分にとって最もお得なプランを見つけましょう。
乗り換えの際はポイント還元や割引サービスにも注目しよう
スマホの料金だけでなく、ポイントの貯まりやすさもチェックしておきたいポイントです。たとえば楽天モバイルはスマホ料金に対して1%(100円につき1ポイント)の楽天ポイントが貯まります。楽天カードでスマホ料金を支払えば、別途クレカ利用分として1%が還元されます。さらに楽天市場でのお買い物で最大3倍のポイントが加算されるので、楽天ユーザーはよりお得に利用できるでしょう。
スマホ料金を特定のクレカで支払うことで割引を受けられるサービスもあります。たとえばUQ mobileの一部のプランでは、au PAY カードでスマホ料金を支払うと月187円の割引が受けられます。UQ mobileやワイモバイルのように、インターネット回線といっしょに契約することで割引を受けられるプランもあります。
格安スマホに抵抗がある方は、3大キャリアでも割引が受けられるのでチェックしてみましょう。また家族割が使えるサービスもあるので、家族で格安スマホのサービスを揃えるのも一案です。
まとめ
スマホのプラン見直しは、一度手続きすることでその後は手間なく毎月の料金が抑えられるので、通信費の節約におすすめの方法です。見直しのポイントは毎月のデータ使用量をチェックして、それに適したプランを選ぶこと。あまりデータを使わないのに大容量プランに加入していませんか?ポイント還元やセット割などでお得になるなら、そのような格安スマホのプランを選ぶのも一案です。自分にとってお得な格安スマホのプランを見つけて、毎月の通信費を節約しましょう。
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鈴木靖子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
銀行の財務企画や金融機関向けコンサルティングサービスに10年以上従事。企業のお金に関する業務に携わるなか、その経験を個人の生活にも活かしたいという思いからFP資格を取得。現在は金融商品を売らない独立系FPとして執筆や相談業務を中心に活動中。
HP:https://yacco-labo.com

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