22/01/14
【日本版FIRE】サイドFIREこそ、誰でもできるFIRE【Money&You TV】
「サイドFIRE」こそが日本で目指すべきFIRE
出演者の頼藤太希と高山一恵が宝島社より「はじめてのFIRE」を1月11日に出版しました。
近年「FIRE」という単語が、欧米はもとより国内でも注目されるようになりました。本書では、誰でもできる「サイドFIRE」に特化して解説しています。
本書でおすすめするサイドFIREは、早期リタイアを目的とせず、経済的に自立して、自由に働き、楽しく生きることを目的としています。
とくにFIREで重要とされる米国株・ETFなどの投資術を具体的に紹介し、おすすめの個別銘柄を多数紹介。また、章ごとにマンガを挿入し、図解も多用して、投資の知識が少ない読者でもすぐわかる・取り組める、サイドFIRE実践の書です。
さて、今回は「サイドFIREこそが日本で目指すべきFIRE」がテーマです。
なぜ日本版FIREとして向いているのか、早期リタイアによる年金減額への対処法などを本書の素材を活用しながら解説しています。
出演:頼藤 太希(よりふじ・たいき)、高山 一恵(たかやま・かずえ)
制作:株式会社Money&You(編集:田松 幸之介)
「はじめに」より抜粋
「FIRE」は資産運用による不労所得を増やすことで経済的に自立し、早期リタイアを目指す人生戦略です。しかし、いざFIREを実現しようとすると、問題点も少なくないことが見えてきます。
FIRE実践本の多くは、収入の5〜8割を貯蓄に回します。その貯蓄は全額を、株などのリスクの高い資産へ投資するというリスク特化型の資産形成方法です。その方法で、実践者の多くが成功したとはいえ、再現性の低い方法と筆者は考えています。
国税庁『民間給与実態統計調査結果(2020年)』によれば、平均年収が433万円の日本人にとって、収入の5〜8割を貯蓄に回すためには、通常、激しい節約が伴うことが事実であり、今の生活が犠牲になるという問題点もあります。FIRE後の生活もゆとりある生活ができるわけではなく、節約生活は続きます。
実はFIREにはいくつか問題があるのですが、このほかに「将来の年金が減る問題を軽んじている」「子どもがいると早期リタイアは厳しい」というものがあります。
本書では、そのあたりをしっかりと解説し、真に誰もが目指せる、再現性の高い日本版FIREの実践方法を紹介しています。
『はじめてのFIRE』 頼藤太希/高山一恵 著
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Money&You マネーアンドユー
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