21/09/18
PayPay経済圏でポイント還元を徹底的に受ける攻略法はコレだ
ポイントをたくさん貯めたいならば、経済圏を活用するのがおすすめ。なかでもPayPay経済圏は、スマホ決済サービスですっかりおなじみになったPayPayを中心とした経済圏。関連サービスを使うほど、お得にポイント(PayPayポイント)を貯めることができます。そこで今回は、PayPay経済圏をフル活用するためのポイントの貯め方・増やし方・使い方を紹介します。
PayPayのサービスを使うほどお得なPayPay経済圏
PayPay経済圏は、PayPayやPayPay関連のサービスを利用するとお得になる経済圏です。PayPayはもともとソフトバンクとヤフーの両社によって設立された「PayPay株式会社」がリリースしたアプリ。ソフトバンクやヤフーの関連サービスのなかにも、PayPay経済圏をお得に活用できるものがあります。
PayPay経済圏を使うことで貯まるPayPayポイントは、1ポイント=1円としてPayPay経済圏の各種サービスで利用できます。また、後で説明しますが、PayPayポイントは運用して増やすこともできます。普段の生活のなかでPayPay経済圏のサービスを利用するほど、PayPayポイントが貯まりやすく、使いやすくなっていきます。もちろん、PayPay側にも、お客さんに自社・関連会社のサービスをよりたくさん使ってもらえるというメリットがあります。
経済圏といえば、他にも「楽天経済圏」「docomo経済圏」「au経済圏」「イオン経済圏」など、さまざまな経済圏が存在します。そして、いずれもお得なサービスを提供し、顧客の囲い込みを進めています。PayPay経済圏は、スマホ決済のPayPayのシェア拡大を武器に、一気に勢力を広めてきた「新興経済圏」といえる存在です。
PayPay経済圏でポイントを貯めるなら「PayPayステップ」を活用しよう
PayPay経済圏を使う際にまず活用したいのがPayPayステップ。通常、実店舗でPayPayを使って決済すると、0.5%(200円につき1ポイント)のPayPayポイントがもらえます。これに加えて、「PayPayあと払い」を利用すると+0.5%、300円以上の決済月30回&月10万円以上の利用で+0.5%できます。
PayPayポイントがアップするキャンペーンを利用しよう
PayPay経済圏で買い物をするならば、PayPayポイントがアップするキャンペーンをぜひ活用しましょう。タイミングよく買い物をすることで、より効率よくPayPayポイントを貯められます。
●さまざまなPayPay祭
PayPayはお祭りが好きなようで、「夏のPayPay祭」「街のPayPay祭」「超PayPay祭」などと称してさまざまなキャンペーンを実施しています。キャンペーンの内容はさまざまで、PayPayポイントの還元率が10%・20%などとアップしたり、抽選で100%ポイント還元、1000%ポイント還元などが行われたりすることも。1000%といえば、購入金額の10倍のポイントが戻ってくるのですから、当たればすごいですよね。
ただし、還元額には上限が定められています。還元額の上限を超えると、通常の還元率に戻ってしまいます。
●5のつく日は+4%還元
PayPayモールやYahoo!ショッピングで買い物をするなら、毎月5のつく日(5日・15日・25日)が狙い目。この日はPayPayポイントが+4%もらえます。また、PayPayモールではアプリでの買い物でさらに+0.5%、Yahoo!ショッピングではTポイントが+1%もらえます。なお、5のつく日のポイントの付与上限は5000円分(5000ポイント)となっています。
●日曜日はさらに+5%還元
PayPayモールやYahoo!ショッピングで毎週日曜日に買い物をすれば+5%、ソフトバンクユーザーなら+10%のPayPayポイントがもらえます。ただし、日曜日の+5%還元のポイントの付与上限は1000円分(1000ポイント)ですので、高額なものを買うならば5のつく日を優先したほうがいいでしょう。
なお、5のつく日とも併用できますので、もし制度変更がなければ、2021年12月5日(日)、2022年5月15日(日)などは大きな狙い目になります。
PayPayにチャージできるクレジットカードはPayPayカードだけ!
PayPayの残高へのチャージは、
・銀行口座
・PayPayカード
・セブン銀行やローソン銀行でのATMチャージ
・ヤフオク!やPayPayフリマの売上金チャージ
・ソフトバンクやワイモバイルの「まとめて支払い」
といった方法があります。
このなかで注目したいのはPayPayカード。というのも、PayPayカードはPayPayにチャージできる唯一のクレジットカードだからです。PayPayにクレジットカードを登録して、クレジットカード払いをすることは可能です。しかし、それではPayPayポイントが一切つきません。その点、PayPayカードでチャージしてPayPay払いをすれば、最大1.5%のPayPayポイントが得られます(クレジットカード払いをしても得られます)。
PayPayカードはクレジットカードとしても優秀。100円ごとに1ポイントのPayPayポイントが貯められます。PayPay経済圏を活用するなら、ぜひ持っておくべき1枚といえます。
PayPayポイントは投資に回すのがおすすめ
手に入れたPayPayポイントはもちろん、ネット・店舗での買い物にも利用できるのですが、今はPayPayポイントも投資に回せる時代です。ポイント投資でうまくいけば、お金が増やせたり、ポイントが増やせたりします。
「PayPayポイント運用」は、PayPayポイントで投資ができるサービスです。
PayPayポイント運用の運用先は、米国を代表する複数の企業(米国の株式指標「S&P500」に連動するETF(上場投資信託))。この商品と連動する「スタンダードコース」と、3倍の値動きをする「チャレンジコース」の2種類のコースを選んで投資することができる、「ポイント連動型」と呼ばれるサービス。商品が値上がりすると、それに伴ってPayPayポイントが増える仕組みになっています。手軽に投資の雰囲気を味わうことができるサービスです。
筆者もサービス開始直後からPayPayポイント運用に取り組んでいて、本稿執筆時点で約51%の利益を出せています。毎日の買い物で貯まったポイントが少しずつ投資に回されていき、そのポイントが新たなポイントを生み出す複利効果を得られているからだと考えています。
●PayPayポイント運用の画面
PayPayポイント運用は、PayPayのアプリから気軽にスタートできます。
投資に慣れてきたら、PayPayポイント運用のサービスを手掛けている「PayPay証券」で投資をスタートするのもおすすめです。
PayPay証券では、日本株・米国株など、合計300銘柄以上に投資できます。いずれも普段から利用している物やサービスを扱う大企業、名前を耳にしたことのある人気企業が揃っています。PayPay証券では、これらの銘柄に、株価にかかわらず1000円から投資可能。しかも、PayPayポイント同様、コツコツと積立投資をすることもできます。PayPayポイント運用で投資の雰囲気がつかめたら、ぜひPayPay証券で投資をスタートさせましょう。
まとめ
PayPay経済圏をフル活用するためのPayPayポイントの貯め方・増やし方・使い方を紹介してきました。PayPay経済圏のサービスをなるべく使うようにすることで、PayPayポイントがどんどん貯まります。PayPay経済圏を活用するなら、上で紹介したPayPayカードは必須でしょう。また、PayPay証券も資産形成に役立ちます。ぜひ使ってみてくださいね。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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