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20/10/10

家計・ライフ

「老後破綻」するたった一つの悪習慣

「老後破綻」するたった一つの悪習慣

「老後破綻」というのは、どういう状態かというと、老後資産もゼロ、年金額も少なく生活ができない状態です。年金額が少なくても、生活ができているのであれば、破綻はしていないでしょう。ただし、破綻はしていなくてもある程度の蓄えは必要でしょう。老後破綻になってしまって、さらにひどくなると、生活保護という事態にもなりかねません。

では、なぜ老後破綻が起こってしまうのでしょうか? いくつかの要因があると思います。
・老後の収入である年金額が少ない!
・老後資金の蓄えが少なかった!
・老後の生活費に思ったよりもお金が出ていく!
・孫のための支出が抑えられない!
などなど、さまざまなケースが考えられます。

しかし、これらの問題は、じつはたった一つのことが原因なのです。

その原因とは「収支のバランスが悪い」ということなのです。

現役時代は支出より収入が上回っていたが、老後は収入より支出が上回る!

収支のバランスとは、どういうことでしょうか?
入ってくるお金よりも出て行くお金が多ければ、どんどんマイナスが積み上がっていきますね。つまり借金が増えていくことになるのです。ですから「収支のバランス」を「気にしない」「考えたことがない!」という習慣の人は、老後破綻に結びつく可能性があると言うことです。
逆にいうと習慣的に「収支のバランス」を考えている人は、老後破綻になる心配は少ないと言えるでしょう。

現役時代は、支出よりも収入が多いものです。たとえ毎月の給料ではギリギリであっても、ボーナスで余裕ができるということがよくあります。また、大きな買い物をしてもローン(借金)で買うことができました。住宅ローン、自動車ローンがそれです。
しかし、それは支出よりも収入が多いという前提があってのことです。

老後の生活では、そうはいきません。収入というのは限られています。収入の中心は年金になり、頑張れば増えるというものでもありません。

ですから、年金収入で足りない分を、老後資金で補うというのが基本的な生活になります。
限られた資金をいかに長く取り崩して行くかということになるのです。
だからこそ、収支のバランスというのがもっとも重要なのです。現役時代のように収支のバランスが悪くても後で取り返すと言うことはもはやできないからです。

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収支のバランスの大切さをシミュレーションする

少し例をあげながら、説明をしていきましょう。

退職金を合わせて2000万円の老後資金がある夫婦がいるとします。65歳からの年金の受給額は240万円です。夫婦の生活費の支出が340万円だとすると、毎年100万円の赤字です。この足りない分は、老後資金を取り崩して生活をすることになります。

しかし、老後資金は2000万円なので20年しか持ちません(2000万円÷100万円=20年)。つまり65歳からだと、85歳の時点で老後資金が尽きてしまうと言うことです。さらに同じ支出を続けてしまうと、これは老後破綻に近づくと言うことです。
こうならないためにも「収支のバランス」を保つ必要があります。

老後破綻を防ぐ方法とは

上記の例で「収支のバランス」を保つためには、3つの方法があります。

●1.生活費の支出を年金額と同じ年240万円にする

生活費の支出を年金額と同じ年240万円にすると、収支のバランスが合うので、老後資金が尽きてしまうことは少ないでしょう。しかし、年間240万円で生活するには、かなりの節約が必要になります。

●2.70歳まで働く

70歳まで働く方法もあります。会社員として長く働くことで厚生年金額も増えますので、70歳以降の年金額も増額することになります。さらに働いているので収入がありますから、老後資金を取り崩す金額も少なくなり、資金寿命が延びていきます。計算上は、これで90歳超まで老後資金を持たせられます。

●3.年金の繰下げ受給をする

年金は、1年繰り下げることで8.4%の増額になります。70歳まで繰り下げれば、42%の増額になります。この例では、70歳以降の年金額が240万円から約341万円に増えます。年金の繰下げ期間の生活費には、老後資金の2000万円を使います。ただし余裕資金がなくなってしまうので、少しずつ節約をして、貯蓄を増やすようにしてください。

たとえば、夫婦の介護が必要になった時には、必ず余裕資金が必要になります。最低でも400万円(できれば800万円)は準備しておきたいところです。

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まとめ

老後破綻にならないための方法を紹介しましたが、何よりも大切なのが、家計の収支のバランスが大切だということに早めに気づくことなのです。ふだんから老後生活の「収支のバランス」を気にしていると、家計の状態がわかってきます。逆に「収支のバランス」を気にしない悪習慣の人は、老後破綻の足音に気づきません。もしかしたら、老後破綻が知らないあいだに忍び寄っているかも知れませんよ。くれぐれも気をつけてくださいね。

長尾 義弘 NEO企画代表

ファイナンシャル・プランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『お金に困らなくなる黄金の法則』『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)。監修には年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。

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