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20/09/24

トレンド

現役高校教師ユーチューバーの歴史本『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』

世界史の授業は覚えることがたくさんありますね。人類の出現から現代に至るまでにさまざまな時代や国が登場するため、ややこしくて苦手だったという人は大勢います。そのため今でも敬遠しているという人に、今回の本をご紹介します。
著者は現役の歴史や地理の授業を動画配信している高校教師。チャンネル登録者数が2万5千人を超える人気ユーチューバーでもあります。

歴史をひとつの流れでたどる

世界史につまずく原因の一つは、教科書が順を追った流れになっていない点です。高校の教科書『世界史B』は、「ヨーロッパの国家のなりたち」の途中で「インダス文明」に飛び、「中国の歴史」の途中で中東の「イスラームの成立」に移ります。年代も地域もがらりと変わるため、読み進めてもわかりづらく、全体像を理解するのが難しいのです。

この本は時系列で歴史をたどり、ひとつの長いストーリーとして読めるように工夫されています。特に15世紀の大航海時代から近代ヨーロッパの産業革命や独立戦争、2つの大戦による世界の近代化から現代に至るまでの流れは、教科書では複雑に入り組んでいますが、この本では全体的にスッキリとまとめています。

主体がぶれないから混乱せずにわかる

世界史の教科書は、地域や国家、人物が目まぐるしく変わる複雑な構成で、A国の話をしていたのにB国、C国と主体がめまぐるしく移るため、今はどの国の話をしているのか、わからなくなってきます。
この本は、メインの国を変えないようにしています。A国からB国の話題に移る時も、主語を移さずA国から見たB国を語ることで、混乱を防いでいます。

これはロールプレイングゲームと同じ構成。バラバラに進んできた登場人物たちが出会い、ひとつのチームとして行動するように、各地域の歴史を大航海時代から一体化させ、中心となる人物を絞ることで、物語としてもおもしろく読めるようになっています。

4つの主要な地域はハッキリと特徴づけられます。世界に影響を及ぼす国が多いヨーロッパ、多くの部族が砂漠で暮らすイスラームの中東、多種多様な宗教・民族・言語が混在するインド、独裁的なほど強力な指導者が次々に登場する中国。個性をつかむことで、ストーリーが立体的に理解できるようになります。

年号を一切使わないから「流れ」が見える

高校世界史でネックになるのが年号。必ず試験に出るため、数字を暗記しなくてはいけません。私は学生時代、年号を語呂で覚える参考書を買いましたが、量が多すぎてとても覚えきれませんでした。

この本には、年号が全く書かれていません。歴史理解の邪魔になるからと、全カットされています。
(年号のない歴史の本なんて、あり得るもの?)と初めは面食らいますが、確かに流れが頭に入りやすくなりました。歴史のおもしろさを最優先して、年号は必要ならば後から覚えればいいという考えは合理的。巻末には「文化史と世界史年表」がついています。

世界史は現代に大切な教養

グローバル化が進んだ現代のネット時代、世界全体の流れを知ることはビジネスパーソンにとって大切です。世界史は現役学生だけの学問ではありません。大人になってから学び直すと、理解が深まる上にさまざまなメリットが得られます。

たとえばニュースの時事問題を仕事に反映できるようになり、経済や経営の成り立ちを知ることでビジネスへの理解が深まります。仕事相手とのコミュニケーションの活性化はビジネスチャンスにつながる上に、美術や音楽、料理といった趣味の領域をより深く楽しめるようになるでしょう。社会人が持つ教養の中でも、世界史は必須かつ重要です。

この本から世界史に触れてみると、あやふやだった記憶が繋がってスッキリします。新たな知識も得られて、世界がよりクリアになることでしょう。もっと深く知りたい人は、さらに詳細な本にステップアップしましょう。これは歴史の入門書としておススメの一冊です。

『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』
(SBクリエイティブ)

小野寺 理香 おのでら りか

読書ブロガー。好きなジャンルは文学、歴史、アート。ふとしたきっかけで出会い、好きになったら長くつきあう……本との巡り合いは人と同じ。時に味わう〝がっかり〟も、読書のおもしろさのひとつです。ここでは、よりすぐりのすてきな本をお届けします。
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