21/08/31
auカブコム証券のつみたてNISA(積立NISA)おすすめ商品はどれ? お金のプロが選ぶ投資信託ランキングベスト5
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投資の利益にかかる約20%の税金がゼロになるつみたてNISA(積立NISA)。
auカブコム証券でつみたてNISAを行うと、豊富な商品ラインナップから商品を選んで少額で投資をスタートできます。運用のシミュレーションも手軽にできますし、一部商品を買うとPontaポイントも貯まります。
しかし、実際に始めようとすると「どの投資信託を選べばいいかわからない」「どうやって組み合わせればいいかわからない」などと、悩みがでてくるものです。
今回は、auカブコム証券のつみたてNISAでおすすめの商品をランキング形式で5本紹介します。
auカブコム証券のつみたてNISA の6つの特徴
auカブコム証券のつみたてNISAには、大きく次の6つの特徴があります。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴1:100円から積立投資ができる
多くの金融機関では、つみたてNISAの最低投資金額は1000円からとなっていますが、auカブコム証券のつみたてNISAは最低100円からスタートできます。特に投資がはじめてで「試しにやってみたい」という方にぴったりです。慣れてきたら、少しずつ金額を増やすことももちろんできます。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴2:商品ごとに引落日が選べる
auカブコム証券のつみたてNISAの積立の頻度は「毎月」のみとなっています。しかし、商品ごとに毎月の引落日を選ぶことができます。
引落日は、口座内にあるつみたてNISAの商品を購入する資金が拘束される日です。原則、引落日の翌営業日につみたてNISAの商品を購入します。つまり、複数の商品の引落日を違う日に設定すれば、擬似的ながら積立の頻度を多くすることができます。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴3:商品を直感で選べる「FUND DRESS」
「FUND DRESS」は、画面に表示された30着の服の中から気に入ったものを選ぶだけで、あなたに合ったつみたてNISAのおすすめ商品がわかるサービスです。
表示される服は、商品のリスクや特徴、運用実績などを色彩心理に基づいてデザイン化したものとのこと。自分の今の心の状態にあった商品がすぐ見つかるでしょう。もちろん、ここから詳しい情報を参照して、購入手続きをすることもできます。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴4:NISA割で株式投資がお得
auカブコム証券でつみたてNISA口座を開設すると、NISA割が適用されます。これは、通常の口座(特定口座・一般口座)での株式投資の際にかかる売買手数料が最大5%割引になるというもの。つみたてNISAに慣れて、株式投資もしてみたいというときにお得なサービスです。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴5:つみたてNISAかんたんシミュレーションがわかりやすい
auカブコム証券の「つみたてNISA(積立NISA)かんたんシミュレーション」は、毎月の積立したい金額・期間を選択すればすぐに運用益や非課税でお得になる金額が計算できます。
たとえば、毎月2万円、積立期間20年、積極プラン(年率7%想定)を選ぶと、増えた額が約541万円、非課税メリットが約110万円とすぐにわかります。運用結果のグラフも表示されるので、見た目にもわかりやすくなっています。
●auカブコム証券のつみたてNISAの特徴6: Pontaポイントも貯められる商品がある
auカブコム証券には「auの投資信託ポイントプログラム」があります。これは、auの投資信託(auスマート・ベーシック、auスマート・プライム)の保有残高に応じて毎月Pontaポイントがもらえるサービスです。以前はau WALLETポイントがもらえたのですが、2020年5月からはPontaポイントがもらえるように変更されました。Pontaポイントはローソンをはじめさまざまな提携店で利用可能です。
auスマート・ベーシックだと月間平均保有残高の0.02%、auスマート・プライムだと同じく0.05%(小数点以下切り捨て)。auの通信契約があると2倍(0.04%、0.1%)となります。
このうち、「auスマート・ベーシック(安定)」「auスマート・ベーシック(安定成長)」については、つみたてNISAで購入できます。非課税の恩恵を受けながら、お得にポイントを貯められます。
auカブコム証券のつみたてNISAのラインナップは150本以上(信託報酬[税込]:0.0938%〜1.65%)
つみたてNISAで投資できる投資信託は、金融庁の基準を満たした約200本の投資信託のみ。とはいえ、購入できる商品の数は金融機関によって異なります。
auカブコム証券のつみたてNISAでは、150本以上の投資信託を購入できます。
●auカブコム証券のつみたてNISA取扱商品ラインナップ
・国内株式型 36本
・外国株式型 51本
・バランス型 70本
auカブコム証券のつみたてNISAではこのように多数の投資信託を扱っています。つみたてNISA対象商品はほとんどカバーする品揃えになっています。
>>auカブコム証券のつみたてNISAはこちら
つみたてNISAの投資信託選び 6つの基準
つみたてNISAで投資信託を選ぶ基準は、大きく次の6点です。
●基準1:インデックス型・バランス型なら純資産総額は大きいほうがいい
・純資産総額が低すぎると、途中で運用を中止する「繰上償還」が行われてしまう可能性がある
・純資産総額が大きくなると、手数料を引き下げてくれる投資信託もある
・アクティブ型の場合は、純資産総額が適切なサイズであるかがポイント
●基準2:信託報酬は安いほどいい
・信託報酬は保有中ずっとかかるコスト。長期間保有するほどかさんでしまうため、少しでも安い方がいい
●基準3:指標は広く投資するものがいい
・日経平均株価よりもTOPIXの方が分散効果は高い
●基準4:運用成績は中長期で順調に伸びているものがいい
・純資産総額と基準価額がともに右肩上がりになっているものがいい
●基準5:同ジャンル・同カテゴリではシャープレシオは高いほうがいい
・シャープレシオは「リスクに見合った利益が得られているか」を表す指標で値が大きいほどいい
・同ジャンル・同カテゴリの投資信託を比較する際に有効
●基準6:インデックス型を選ぶ際、トラッキングエラーは小さいほどいい
・トラッキングエラーは、ベンチマークと投資信託の値動きの差を数値で表したもので、数字が小さいほど、ベンチマークと連動していることを表す
auカブコム証券のつみたてNISAおすすめ商品ランキングベスト5
auカブコム証券で購入可能なつみたてNISAの商品の中から、おすすめの商品をランキング形式で5本、紹介します。なお、金額や手数料率は2021年8月31日時点のものです。
●5位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
純資産総額:144.92億円
基準価額:14046円
信託報酬(税込):年0.154%
国内の債券と株式、海外の債券と株式に25%ずつ均等に投資するバランス型投資信託です。これ1本買うだけで、国内外の債券50%・株式50%の運用が手軽にスタートできます。海外債券・株式はいずれも先進国のもので、新興国は含んでいません。ですから、比較的リスクは控えめです。値動きを抑えた運用をしたいという方に向いています。
手数料も低水準で、信託報酬は「eMAXIS Slim」シリーズと競うように値下げしています。<購入・換金手数料なし>の名のとおり、売るときも手数料がかかりません(なお、つみたてNISAの場合、購入時はどの投資信託も手数料がかかりません)。
●4位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
純資産総額:1102.27億円
基準価額:13332円
信託報酬(税込):年0.154%
国内・先進国・新興国の株式と債券、国内外の不動産(リート・不動産投資信託)に12.5%ずつ均等に投資するバランス型の投資信託です。リートは、株式よりはリスクが控えめといわれますが、それでも大きな値動きを見せることもあります。また、新興国の株式や債券も組み入れています。
5位のニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)よりもリスクは高めです。バランス型のメリットを生かしつつ、やや積極的に利益を狙うのに向いています。
増えた資産・減った資産を売買して資産のバランスを調整する「リバランス」も自動的にしてくれます。信託報酬の安さも際立っており、純資産総額も堅調に増加しています。
●3位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
純資産総額:2595.04億円
基準価額:15733円
信託報酬(税込):0.05775%
日本を含む先進国・新興国の株式市場の値動きに連動することを目指す商品です。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという、世界の先進国・新興国の株式で構成された指標との連動を目指します。年0.05775%というとても安い信託報酬で、世界中の株式に分散投資することができます。
「eMAXIS Slim」シリーズは、投資家に人気があります。投資家が選ぶ投資信託のランキング「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」で1位に輝いたのは、この商品です。
●2位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
純資産総額:2432.77億円
基準価額:18422円
信託報酬(税込):年0.1023%
5位の「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」と同じく、MSCIコクサイ・インデックスとの連動を目指す投資信託です。こちらも、米国株が約6割。アマゾンやマイクロソフトといった大企業がならびます。比較的アメリカの動向に影響を受けやすいのが特徴です。
低コストでシンプルな商品ということもあり人気です。毎月の資金流入が多く、純資産総額も順調に成長しています。先進国株中心に低コストで投資したい方向きです。
●1位:SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))
純資産総額:328.47億円
基準価額:15022円
信託報酬(税込):年0.1102%
米国の株式・米国以外の先進国株式・新興国株式に投資するETF(上場投資新タウ)に投資することで、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスという指標との連動を目指す投資信託です。
この指標は、日本を含む世界の大中小型株約8000銘柄もの値動きをもとにした指標。世界の株式の時価総額の98%もカバーしています。ですから、これ1本に投資するだけで中小型株を含む全世界の株に投資するのと同じような効果が得られます。
それでいて信託報酬も安いため、気軽に世界経済の成長の力を借りることができるでしょう。
>>auカブコム証券のつみたてNISAはこちら
auカブコム証券のつみたてNISAで年6%の目標ポートフォリオを作るなら
auカブコム証券のつみたてNISAで年6%を目指すポートフォリオを考えました。
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 50%
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 50%
このように組み合わせると、債券(国内債券+先進国債券)が25%、株式(国内株式+先進国株式)が75%のポートフォリオとなります。特に先進国の力を借りて年6%を目指すポートフォリオと言えるでしょう。
まとめ
auカブコム証券のつみたてNISAの特徴からおすすめ商品、ポートフォリオまで紹介してきました。auカブコム証券では100円からつみたてNISAを利用可能。150以上の商品から少額で投資をスタートできます。
運用のシミュレーションも手軽にできますし、一部商品を買うとPontaポイントも貯まります。ぜひつみたてNISAをはじめて、資産形成に取り組みましょう。
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・iDeCoやつみたてNISAなど、今の相場でこのまま積立続けて大丈夫?
頼藤 太希 マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、など書籍100冊、累計170万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki
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