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19/06/24

資産運用・経済

定期預金の500倍以上! 高配当利回りの優良企業3選

昨年、実家の母親から、いざというときのために定期預金で300万円ほど貯めていることを告げられました。それを聞いた瞬間、「なんてもったいないことをしているのだろう」という思いがこみ上げてきました。大手銀行の定期預金の金利は、2019年6月現在で年率0.01%という水準。仮に100万円を預けても、年間100円しか増えません。

しかし、そんなご時世でも、年率5%以上も受け取れる可能性がある方法があります。それは、株式投資で得られる「配当金」です。そのしくみと、私が選んだ「高配当利回りの優良企業」を3つ紹介します。

定期的にお金が受け取れる配当金

配当金は、企業が稼いだお金の一部を株主に配る「お礼」のようなものです。
とはいえ、すべての企業が配当金を出すわけではありません。また、配当金の金額も、企業によって違います。 多くの場合、企業の決算日の3営業日前まで(権利付き最終日)に株を買って持っていれば、配当金がもらえます。年1回から2回もらえるのが一般的ですが、なかには四半期配当といって、年4回もらえる企業もあります。

1年間に受け取れる配当金の額を、株の価格(株価)で割った割合(配当金÷株価)を配当利回りといいます。預金でつく利子の利率のようなものです。
日本には、この配当利回りが年数%になっている株がけっこうあるのです。
中には5%にもなる株も! こうした株の配当金を受け取れば、単純計算で定期預金(0.01%)の500倍お金が増えるのですから、そのすごさがわかるかと思います。

ただし、配当金をもらえても、株価自体が下がってしまう可能性もあります。絶対に株価が下がらないという株はありません。ですから、株価が安定している大規模な優良企業で、配当利回りがいいところがおすすめです。
そこで私が選んだ「高配当利回りの優良企業」をご紹介したいと思います。

高配当利回りの優良企業3選

●高配当利回りの優良企業1:ソフトバンク(9434)

NTTドコモ、KDDIと並ぶ3大通信事業者の一角。みなさんもご存じでしょう。
配当金は企業が稼いだキャッシュ(現金)から支払うので、キャッシュを多く稼ぐ企業の配当利回りは高くなる傾向にあります。
ソフトバンクは安定したキャッシュを得られる通信事業を展開しており、2019年5月末時点の予想配当利回りは約6%と非常に高い水準になっています。

●高配当利回りの優良企業2:住友商事(8053)

財閥系大手総合商社として知られる住友商事。就職先としても人気です。
総合商社というと貿易のイメージが強いかと思います。しかし、最近の総合商社は世界中に投資を行い、投資した企業の株価上昇や配当金で莫大な利益を上げているのです。
ソフトバンクと同様、総合商社もキャッシュを多く稼ぐ事業を保有しているため、予想配当利回りも約5.5%と高い傾向があります。

●高配当利回りの優良企業3:花王(4452)

長期にわたって投資を行うのであれば、連続で増配を実施している企業も魅力的。増配とは、投資家に支払う配当金の額を増やすことです。現在日本で最も長期間にわたって増配を行なっているのは花王。1991年度から29期連続で増配を実施しています。
2019年5月末時点の株価8500円に対して、2019年12月期の予想配当金は130円なので配当利回りは1.4%となります。しかし、たとえばもしリーマンショック後の株価水準(1900円)で購入できていれば、現時点での配当利回りは6.8%になる計算です。つまり、連続で増配する企業に早い段階で投資を行えば、将来にわたって高い配当金を得られる可能性があるのです。

まとめ

いくらお金があっても、定期預金に預けていたのではまず増えません。しかし、配当金を安定して出している優良企業に投資すれば、高い配当利回りが受け取れる可能性があります。

今回取り上げた企業の他にも、配当金を出す企業はたくさんあります。お金を増やしてくれる企業を探し出し、投資に励むことをおすすめします。


※本記事で紹介した銘柄は、あくまでも参考として申し述べたものであり、売買を推奨するものではありません。売買の判断は自己責任でお願いいたします。

齋藤将大 (株)Resonate 代表取締役

大学卒業後総合商社で経理財務業務に従事。商社で働く傍ら証券アナリスト資格を取得。月間10万PVの金融メディア『マネリテ!』を運営

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