connecting…

  • NISA
  • FIRE
  • Money&You TV
  • 確定拠出年金「iDeCo」「企業型」
  • マネラジ。
  • ふるさと納税
  • 届け出だけでお金がもらえる! 給付金制度を活用しよう
  • セミナーレポート
  • まとめ記事/チェックテスト
  • 歴女の投資ファイル
  • ズボラでも出来るシリーズ
  • 投資信託でプチリッチ!「投信ウーマン」
  • 投資女子への道
  • 恋株
  • ぽいきさんの幸せを呼び込むシリーズ
  • 大人女子を応援!家庭で出来る漢方の知恵
  • 読書ブロガー小野寺理香のブックレビュー
  • 駐在マダム、モラハラ夫からの逃亡記
  • “逆打ち”お遍路をご紹介

18/11/27

家計・ライフ

キャッシュレス決済・スマホ決済アプリ7選

先日、駅の改札機にスマホをタッチしている人を発見。ちらっと見えたその画面には見慣れたSuicaのカードが表示されていました。近ごろこのような、スマホの決済アプリを利用したキャッシュレス決済(現金を使わない決済)が広まりつつあるようです。

経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」によると、日本のキャッシュレス決済比率は18.4%とまだ低め。とはいえ、2025年には40%、将来的には80%を目指しているといいます。

この流れを受けて最近、スマホの決済アプリが次々登場しています。そのなかから、ぜひ使いこなしたい決済アプリを7つ紹介したいと思います。

キャッシュレス決済は非接触型決済とQRコード決済の2種類に分かれる

スマホ決済(キャッシュレス決済)アプリには、大きく非接触型決済(非接触IC決済)とQRコード決済の2種類があります。具体的なアプリの紹介に入る前に、少しだけおさらいしておきましょう。

非接触型決済は、クレジットカードや電子マネーなどを登録したスマホを端末にかざすだけで決済できるしくみです。何だかいかつい名前ですが、SuicaやWAONのような電子マネー、さらにはおサイフケータイも非接触型決済の一種だといえばイメージしやすいかもしれません。

対するQRコード決済は、支払いのときにスマホに表示させたQRコードを端末に読み取らせて決済するしくみがメジャーです。店舗にあるQRコードをスマホで読み取ることで決済するものもあります。

利用者側の手間はどちらかといえば非接触型決済のほうが楽ですが、それほど変わりません。スマホでアプリを開き、該当のカードまたはQRコードを表示し、端末にかざすだけと非常に簡単です。
一方、お店側の導入コストはQRコード決済のほうが安いといわれており、今後普及が進むとみられています。

もしクレジットカードをお持ちならば、よく使う1枚を非接触型決済のアプリに登録しましょう。カードを持ち歩く必要もなくなりますし、サインや暗証番号の入力も不要になります。

そのうえで、QRコード決済のアプリを必要に応じて使うようにするのがおすすめです。

非接触型はお使いのスマホで決まる!非接触型決済アプリ3選

非接触型決済アプリは、お使いのスマホによって対応するものが異なるため、必然的にどれを使うかが決まってきます。

①iPhone端末を使っているなら…Apple Pay

iPhone 7以降のiPhone、Apple Watch Series 2以降のApple Watchを使っているならば、Wallet(ウォレット)というアプリにApple Payの機能が搭載されています。このアプリにクレジットカードや電子マネーを登録すれば、スマホ(時計)をかざすだけで買い物をしたり、改札を通過したりできるようになります。
Apple Payのマークのあるところに加え、iD・QUICPay・Suicaの利用できるところで使えます。

②Android端末を使っているなら…Google Pay

Google PayもApple Payと同様に、クレジットカードや電子マネーを登録すればあとはかざすだけ、というアプリ。電子マネーによる決済は、おサイフケータイに対応している機種で利用可能です。
対応する電子マネーはSuica・nanaco・楽天Edy・WAON・QUICPayと、Apple Payより幅広いのがうれしいところです。ただし、iDには対応していません。

③Android端末ならおサイフケータイ

Google Payが利用できる端末ならば、おサイフケータイの機能を使ってもいいと思います。
Suica・nanaco・WAON・楽天Edy・iD・QUICPayなど、主要な電子マネーはほぼ網羅しています。
ただし、おサイフケータイに利用されている「Felica」(フェリカ)という技術はほぼ日本独自のもの。海外では利用できません。海外旅行に行く方はGoogle Payのほうが便利でしょう。

QRコード決済は利便性で選ぶ!QRコード決済アプリ4選

①仲間同士で使うなら…LINE Pay

メッセージアプリ「LINE」のなかにお金をチャージして支払いをしたり、割り勘・送金をしたりできるアプリ。LINEはもはやインフラのひとつといってもいいくらいに浸透していますから、使いはじめやすいでしょう。欠点は、浅い付き合いだったり、仲が深まっていなかったりするような、ほぼ他人の人も友達登録しないといけない点です。

②手数料を節約したいなら…pring(プリン)

こちらもLINE Pay同様、QRコードを利用して個人間でのお金のやり取りや支払いが可能です。LINE Payは出金時(現金に戻すとき)、216円の手数料がかかるのですが、pringは無料で可能。手軽に現金化できます。

③お得な割引を受けたいなら…Origami Pay

国内でQRコード決済サービスをいち早くはじめたのがOrigami Payです。店舗ごとの割引が充実しており、Origami Payで決済するだけで数%安くなるお店も。加盟店も続々と増えており、2019年には海外でも使えるようになる見込みです。

④高い還元で主導権を握る?…PayPay(ペイペイ)

2018年10月5日にサービスを開始したPayPayが、支払い金額の20%または全額をボーナスとして還元するとして話題になりました。他では見ない高還元率ですが、こちらは2019年3月31日までの期間限定。また、還元額が100億円に達したら終了とのことです。キャンペーン終了後に普及するかは利便性次第でしょう。


少しでも気になるアプリがあったら、まずは1つ使ってみることをおすすめします。そこで便利だなと思ったら、他のキャッシュレス決済アプリを導入するなど、徐々に広げていけばいいでしょう。

頼藤 太希 マネーコンサルタント

(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、など書籍90冊、累計150万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。twitter→@yorifujitaiki

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するみんなのマネー相談(FP Cafe)

育児休暇中の内職ってしてもいいの?

家計・ライフ京都府 いいね 4
2015/12/04

現在会社を育児休暇中の母です。私が今回質問したいのは、育児休暇中に内職をしてもよいか、ということです。
私は十分な貯金がないまま子供を出産したので、旦那の給料のみではいずれ家計が苦しくなること...

マネー相談の続きを見る

現在、公営住宅に住んでおります。
世帯収入が低いので月々のお家賃は駐車場込みで32000円ほどです。
3LDKで、まぁまぁ綺麗ですし住む事自体には満足ですが、度々入ってくる住宅販売の広告を見...

マネー相談の続きを見る

転勤族は何時まで付いていくべき?

家計・ライフ岡山県 いいね 0
2015/06/15

私は30代主婦なのですが、我が家には4歳、3歳、0歳の3人の子供がいます。
旦那は世に言う転勤族でして、全国何時何処に異動になるか分かりません。

何度か子供を保育園に預け、私自身も働いて...

マネー相談の続きを見る

閉じる
FP Cafe® お金の相談をするなら、一生涯の「お金の相談パートナー」へ