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18/01/12

相続・税金・年金

今さら聞けない!年末調整と確定申告の違い

年末調整が終わり、年が変わればいよいよ確定申告の季節です。年末調整と確定申告は、毎年この時期お馴染みのこととは言え、そもそも何が違うのでしょうか?今回は年末調整と確定申告の違いについて確認しましょう。

年末調整と確定申告の違い

●年末調整とは?

そもそも「年末調整」とは会社員のための制度です。
もともと、会社からもらった給料やボーナスにかかる税金の計算や支払いは自分でやるべきものなのですが、会社員の場合にはこうした手続きを会社が代わりにやってくれます。
毎月の給料やボーナスからは所得税が天引き(源泉徴収)されますが、この金額はあくまでも概算で、年の途中で結婚や出産で扶養家族が増えても、すべてが反映されているわけではありません。

そこで、税金の精算を行うのが「年末調整」という制度です。

●確定申告とは?

確定申告とは、1月~12月までの1年間の所得について、納める税金(所得税)を自分で計算してその金額を申告する手続きです。通常、翌年3月15日までの間に、住所地の税務署に確定申告書を提出します。

会社員の場合、ほとんどの方は年末調整で所得税の計算も税金の支払いも完了するため、原則として確定申告の必要はありませんが、この年末調整を会社でやってもらえないということがあります。例えば、年の途中で退職した場合や2ヶ所以上から給与を受けている場合などです。年の途中で退職しても同じ年に再就職すれば、新しい会社で年末調整をして所得税の精算ができます。しかし、再就職しない場合は年末調整を受けられないため、精算するためには確定申告を行うことが必要です。この他、生命保険料などの控除をし忘れた場合や、医療費控除や寄附金控除、はじめて住宅ローン控除を受ける場合には、確定申告をして税金を戻すことになります。

このように、確定申告は会社員なら通常不要な手続きですが、1年間の給与が2,000万円超の場合や給与所得及び退職所得以外の所得が20万円超などの場合には、会社員であっても確定申告をしなければならないことがあります。副業、株やマイホームの売却、保険の満期や解約など、特に給与以外の収入がある場合には、念のため確定申告が必要なのか確認しましょう。

まとめ

年末調整が終わると、会社から源泉徴収票が渡されます。この源泉徴収票は確定申告する時にも使いますが、年間の給料やボーナスの金額の他、給与から天引きされた健康保険や厚生年金などの社会保険料、年末調整で受けた控除や所得税の金額など、たくさんの情報が満載。
つまり、自分がいくら稼いで、何にどのくらい払ったかを知る貴重な情報の宝庫です。受け取ったら確認してみましょう。


執筆者

中島 典子
税理士・社会保険労務士・CFP。
大手外資系会計事務所の税務部門を経て独立。個人・起業家・オーナー経営者のお金の悩みごとをワンストップでトータルサポート。子どもからシニアまでの金融経済教育で活動。中島典子税理士事務所・広尾麻布相続センター代表。FP Cafe登録パートナー。

記事提供:moneliy

moneliy マネリー

「すべての女性を笑顔にする、マネーケア。」
マネーケアで生活に彩りを与え、女性が笑顔でいられる社会を目指すための情報を発信します。
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