17/12/26
「愛」と「お金」どっちが大切?結婚できない理由は〇〇
あなたは、「愛」と「お金」どちらが大切ですか? ここは、本音で考えてみてください。
「愛」と「お金」は別々の話ではありません。生涯未婚率のデータをみながら考えてみましょう。
本当に「愛」だけで大丈夫でしょうか?
「愛」も大切だけど、「お金」もやっぱり大切ですね!
漫画『ナニワ金融道』の著者故青木雄二先生が、私に投げかけた問いがありました(昔、青木雄二先生の担当編集者でした)。
「お金のある不幸」「お金のない不幸」選ぶとしたらどっちを選ぶ?
この時の私は、一瞬言葉に詰まって、そのあと「お金のある不幸」と言ったと思います。
資本主義の社会の中で、人は、お金と関係を持たずに生きていくことはできません。
人生には、いろんなことが起こります。きれい事だけでは、すまされない場合も出てきます。「お金の裏なんかは知らなくてもいい」などと言う人もいますが、その人は、お金で損をしながら生きていくことになってしまうかもしれません。
「愛」はお金で買えませんが、「愛」だけあればいいと言うわけでもありません。
生涯未婚率が上昇している原因は「お金」にあった?
50代で一度も結婚をしたことがない人は、2015年では男性で4人に1人、女性で7人に1人いることがわかりました(国立社会保障・人口問題研究所の調査)。
生涯未婚率は、10年前の前回調査より男女ともに3ポイント以上上昇して過去最高です。
男性の未婚率は23.37%、女性は14.6%です。この数字から若者の「結婚離れ」が進んでいることがうかがえます。
この調査結果の背景には、非正規社員の増加による「雇用の不安定化」、それと低所得化の影響があると考えられています。
非正規社員で所得が少なく、デートもできない、家庭も築けないということです。
「愛」はきれい事だけではない
きれい事だけでは、「愛」は語れないと言うことは青木雄二先生の漫画『ナニワ金融道』の中でも語られています。もちろん「お金」だけでも幸せとは言えません。
ただ、人は生きていくために、経済活動をし続けます。お金とうまく付き合うことができない人は、お金のことで、悩み、困惑し、狼狽し、疲労し、消耗して、騙されていくという道を歩むかも知れません。
たった一度の人生です。お金の正しい知識を身につけて、少しでも楽しくラクに生きていきたいですね。そのためには、お金のリテラシーを高めるしかありません。
リテラシーを高める方法は、まず、お金の話をすることから初めて見ませんか。お金の話をするなんて、けち臭いと思わないでください。積極的に話をしていると、お金の情報が自然に集まってきます。また、お金の情報を得るには、セミナーや本なども有効です。
お金に興味を持っている友達を見つけて、お金の話で盛り上がりましょう♪
執筆者
長尾義弘(ながお・よしひろ)
NEO企画代表。ファイナンシャル・プランナー、AFP。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)、『保険はこの5つから選びなさい』(河出書房新社)など多数。共著に『金持ち定年、貧乏定年』(実務教育出版)。監修には別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。
記事提供:moneliy
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moneliy マネリー
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