16/09/28
女性こそ不動産投資が向いている3つの理由
不動産投資は高額でリスクも高く、「私なんかには無理」「興味はあるけど怖い」というイメージを持たれている方が多いことでしょう。不動産投資は、適切にリスクと向き合えば、投資手法としては手堅い手段です。そして、実は不動産投資は女性に向いているのです。
不動産投資のメリット、リスクは?
不動産投資のメリットのひとつは、利回りが高いことです。
現在の平均想定利回りは7.9%。地方になると10%~15%が多くなります。(出展:HOME’S不動産投資2016年9月18時点)
仮に3000万円のマンションに対して投資利回りが10%だとすると、年間300万円になります。
現在、マイナス金利の影響もあり銀行の普通預金金利が0.001%ですから、3000万円普通預金に預けても、たった300円の利息しかつきません。
ただし、預ける時にも低いですが、借りる時も低いのでローンを組む人はマイナス金利の恩恵が得られます。
一方、リスクには「空室リスク」、「金利上昇リスク」、地震や火災などによる「災害リスク」などがあります。また、建物の老朽化や修繕コストがかかる点もリスクの一つして挙げられます。
ただし、これらは事前にリスクを把握し、しっかり対策を立てれば回避できるものです。
女性が不動産投資に向いている理由(1) きめ細やかさが不動産投資に向いている
不動産投資するとは、オーナーになることであるので、実際に人に住んでもらわなければ経済的利益は得られません。
継続的に人に住んでもらうためには、不動産選び・管理は重要です。不動産選び・管理には、きめ細かい視点や気配りが大切。
不動産投資で年収1億円以上稼ぐ専業主婦のスーパー大家さんがいますが、この方は女性ならではの気配りやコミュニケーション能力をいかして高い入居率を保ち、大成功しています。
例えば、快適な場所で暮らしてほしいという思いから、掃除や草刈などを定期的に行い、入居者と挨拶や会話をかわすことで、家賃不払いやトラブルなどを減らすことができたそうです。また、話すのが苦手な入居者とは、無理に話さないように気を配っていたことも女性ならではの思いやりが感じられます。
不動産の管理を管理会社に全て任せる場合もありますが、その場合も管理会社との良好なコミュニケーションを図ることで管理のクオリティが上がり、住みやすい環境づくりにつながります。
女性が不動産投資に向いている理由(2) リスクも女性ならではの視点で回避
女性が不動産投資に向いている理由は、リスクヘッジ(回避)の観点でも言えます。
例えば、不動産投資リスクに「空室リスク」があります。
空室が続けば賃料は入ってきません。その状況でも毎月のローンの返済はしなければならないのです。
しかし、この「空室リスク」は、女性ならではの気配りで回避できる可能性は高いです。
「どうやったら住みたいと思うかな?」と借りる人の気持ちを考えたり、小さなことに気づいたりできるのは一般的に男性より女性の方が上手です。
例えば、「壁紙の色がもっと明るかったら部屋が明るく見えるかな」「収納が少ないのでリフォームして収納スペースを作ろう」など、このような発想も女性が得意とするところです。女性が住める部屋は、男性も問題なく住めるというのが大事な視点です。
「金利上昇リスク」に対しても、女性の現実的な部分がプラスとなることがあります。
金利がいつ上がるかの予想は困難ですが、対策はできます。女性は限られた収入の中でもやりくりして支出を減らすのが得意ですから、収入がさほど多くない方でもコツコツ資金を蓄えて、金利が上昇して返済利息が増えたというときは繰り上げ返済するという手段を取れるのではないでしょうか。
女性が不動産投資に向いている理由(3) ライフイベントを経済的にサポート
万が一病気になって、働けなくなった場合、給与はストップしても、家賃は入り続けあなたを助けてくれます。
結婚をしないまま独身を貫いたとしても、離婚して独り身になったとしても、子育てや介護をしながらでも、経済的安定が期待できます。
ライフイベントで環境が変りやすい女性にとっては、不動産投資はまさに頼れる投資法なのです。
いかがでしょうか?
このように不動産投資では、女性ならではの感性をうまくいかすことができます。
将来の資産づくりの一歩を踏み出してみませんか?
【関連記事もチェック】
・初心者が知っておくべき不動産投資の背景
・女性のためのはじめての不動産投資
・空室リスクばかり気にしてはダメ! 滞納リスクをしっかりと対策
・不動産投資の最大のリスク「空室リスク」に備えるには?
・新築以上に価値アリ!? 築25年以上の築古マンションを賢く購入する方法
西岡 愛 歌って踊れるファイナンシャルプランナー
株式会社AI ESTATE代表取締役。CFP®(日本FP協会認定)
幅広い金融の知識をベースに、強みである自身の不動産投資などの資産運用の経験も加えて、中立、公平な立場でライフデザインを行う。ユーモアあふれるセミナーは「ためになって、しかも元気になれる!」と多くの女性から絶大な人気を集めている。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう