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22/04/30

資産運用・経済

人気の証券会社「楽天証券」と「LINE証券」5つの違いとおすすめの人を徹底解説

人気の証券会社「楽天証券」と「LINE証券」5つの違いとおすすめの人を徹底解説

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

楽天証券とLINE証券は、いずれも多くの投資家に支持されている人気の証券会社です。投資をスタートするには、口座開設が必要です。でも、どちらを使えばいいのか迷ってしまう方も多いかもしれません。今回は、人気の楽天証券とLINE証券の5つの違いを詳しく解説。楽天証券・LINE証券がおすすめの人、両方とも利用するメリットまで徹底解説します。

※編注:LINE証券は2024年中に撤退を発表しました。新規口座開設の受付を終了しています。

楽天証券・LINE証券はどちらも人気の証券会社

楽天証券は、ネット通販の楽天市場をはじめ、楽天モバイル、楽天ペイ、さらには東北楽天ゴールデンイーグルスまで、さまざまな事業を手がけている楽天グループのネット証券。ネット証券は、スマホやパソコンでお金の出し入れや投資などの取引ができる証券会社です。
楽天証券の口座開設数は2021年12月に700万口座を突破。多くの方に支持されていることがわかります。

●楽天証券の口座開設数

楽天証券のプレスリリースより




一方、LINE証券は、LINE Financialと野村ホールディングス(証券会社最大手の野村證券の親会社)が共同で設立したスマホ証券。スマホ証券は、スマホやアプリでの投資に特化した証券会社です。
LINE証券は2019年8月からサービスを開始し、2年2ヶ月で100万口座を達成。これはネット証券業界最短記録とのこと。LINE証券も人気のスマホ証券なのです。

●LINE証券の口座開設数

LINE証券のウェブサイトより

楽天証券とLINE証券、5つの違い

楽天証券もLINE証券も、これから資産運用を始める方におすすめの証券会社です。しかし、楽天証券とLINE証券のサービスにはさまざまな違いがあります。楽天証券とLINE証券、どちらを利用すべきかを考えるための、5つの違いを解説します。なお、以下の情報は2022年4月27日時点のものです。

●楽天証券とLINE証券の違い1:取扱商品

楽天証券とLINE証券では、取扱のある商品が異なります。
楽天証券の取扱商品は実にさまざま。国内株式、REIT(不動産投資信託)、ETF(上場投資信託)、外国株式、海外ETF、投資信託、国内債券、外国債券、先物・オプション、FX(外国為替証拠金取引)、外国為替、金・プラチナなどの取引が可能です。商品の品揃えも豊富。たとえば米国株であればおよそ5000銘柄、投資信託ならば2500本以上も扱っています。したがって、「いろいろな投資がしたい」という方なら、楽天証券が向いています。

一方、LINE証券の主な取扱商品は国内株式、投資信託、ETF、FXと、楽天証券より絞られています。しかし、楽天証券では取り扱っておらず、LINE証券で取り扱っている商品があります。それは、単元未満株です。
LINE証券の「いちかぶ」では、通常100株単位(単元株)で売買する株を1株から購入可能。株価が1000円の株に投資する場合、通常なら100株分、10万円が必要ですが、LINE証券のいちかぶならば1株分、1000円から購入できます。初心者でも投資資金が少ない方でも投資を始めやすいですね。したがって、「より少額で株式投資を始めたい」という方には、LINE証券が向いています。

●楽天証券とLINE証券の違い2:ポイント・ポイントサービス

楽天グループといえば楽天経済圏、楽天ポイントをイメージする方は多いでしょう。楽天証券でも取引に応じて楽天ポイントを貯めることが可能。たとえば楽天銀行と連携して利用する「ハッピープログラム」では、対象商品の取引で手数料を支払ったり、投資信託の残高が一定額を突破したりした際に楽天ポイントがもらえます。また、楽天カードクレジット決済で投資信託の積立を行なうことでも楽天ポイントがもらえます。

また、楽天グループの各サービスを利用して貯まった楽天ポイントは、楽天証券の「ポイント投資」で投資ができます。楽天証券では、投資信託、国内株式、米国株式などにポイント投資できます。ポイント投資なら、現金を使わずに気軽に投資ができます。

LINE証券でもLINE関連のサービスを利用することで貯まるLINEポイントを株式や投資信託の購入代金に充てることができます。特に、いちかぶの投資金額は数百円程度になることもあります。LINEポイントだけで1株手に入れることもできるかもしれません。

普段から楽天ポイントを貯めているなら楽天証券、LINEポイントを貯めているならLINE証券という選択もいいですね。




●楽天証券とLINE証券の違い3:つみたてNISA・iDeCo

つみたてNISAは、投資の利益に税金がかからない非課税制度のひとつ。年間40万円までの投資の利益が最長20年非課税にできるお得な制度です。金融庁の定める基準を満たした、お金を増やせると考えられる投資信託にのみ投資ができるので、これまで投資をしたことがない方でも、気軽に始めやすいのが特徴です。

またiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は、自分で出した掛金を運用して増やし、その成果を老後に受け取る制度。iDeCoを利用すると、出した掛金がすべて「所得控除」の対象になるので、毎年の所得税や住民税が安くできます。そのうえ、運用で得られた利益はつみたてNISAと同じく非課税。老後に資産を受け取るときにも税金の負担を減らせます。

楽天証券もLINE証券も、つみたてNISA・iDeCoを利用可能なので、税金を抑えて堅実に投資ができます。しかも、iDeCoで金融機関に支払う「運営管理手数料」も、楽天証券・LINE証券ともに0円ですので、コストを抑えた運用が可能です。

商品のバリエーションは楽天証券のほうが多くなっています。本稿執筆時点でつみたてNISA181本、iDeCo32本となっています。その点LINE証券ではつみたてNISA9本、iDeCo24本ですので、より多くの商品から選びたい場合は楽天証券のほうが有利といえそうです。
ただ、LINE証券のつみたてNISAで扱いのある「野村スリーゼロ先進国株式投信」は、ネット証券・スマホ証券で唯一LINE証券でしか購入できません。野村スリーゼロ先進国株式投信の信託報酬は0%となっています(※2030年12月31日まで0%。2031年1月1日以降は0.11%以内で、同種の商品内の業界最低水準を目指して決定)。野村スリーゼロ先進国株式投信に注目するならLINE証券となります。

●楽天証券とLINE証券の違い4:株式投資の手数料

楽天証券の国内株式の取引手数料は2023年10月1日より0円になります(適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要)。

LINE証券のいちかぶの手数料はスプレッドといって、売買時の価格に上乗せされています。LINE証券のスプレッドは0.35%または1.0%。いちかぶで取引可能な銘柄は「グループA」と「グループB」に分かれており、取引できる時間に違いがあります。具体的には、

・9:00~11:20(いちかぶの「グループA」「グループB」とも取引可能)
・11:30~12:20(「グループA」のみ取引可能)
・12:30~14:50(「グループA」「グループB」とも取引可能)
・17:00~21:00(「グループA」のみ取引可能)

となっています。「グループA」「グループB」とも取引可能の時間はスプレッドが0.35%、「グループA」のみ取引可能の時間はスプレッドが1.0%です。

●楽天証券とLINE証券の違い5:お得な特典・キャンペーン

これから楽天証券に口座を開設するなら、楽天証券と楽天銀行の2つに口座開設を行い、マネーブリッジ(楽天証券と楽天銀行の口座を連携するサービス)を設定してエントリーすると現金1000円がもらえるキャンペーンなども随時開催されています。マネーブリッジを利用すると、楽天銀行の普通預金金利が年0.02%から年最大0.1%(普通預金残高300万円以下の分)、年0.04%(普通預金残高300万円を超えた分)にアップするのもうれしい特典です。

一方、LINE証券では「LINE証券デビュー特典」として、最大4000円がもらえるキャンペーンが行われています。
LINE証券に口座開設後、口座開設の翌月末までに証券口座に10万円以上の入金を1回行うと現金1000円がもらえます(※FX・CFDからの振替入金は対象外)。さらに、いちかぶまたは現物取引を5万円以上行うと、現金3000円がもらえます。2つの条件を達成することで、合計4000円がもらえる、というわけです。

楽天証券・LINE証券がおすすめの人は?

以上を踏まえて、楽天証券・LINE証券がおすすめの人をまとめると、次のようになります。

●楽天証券がおすすめの人

・いろいろな商品に投資がしたい人
・楽天ポイントを貯めている人、使いたい人
・つみたてNISAをたくさんの銘柄から選びたい人
・コストを抑えてiDeCoを利用したい人
・株式投資の手数料を安くしたい人




●LINE証券がおすすめの人

・1株からスマホだけで手軽に投資したい人
・LINEポイントを貯めている人、使いたい人
・つみたてNISAで「野村スリーゼロ先進国株式投信」に投資したい人
・コストを抑えてiDeCoを利用したい人
・「LINE証券デビュー特典」を生かして、お得に投資をスタートしたい人

楽天証券とLINE証券、両方とも使ってもOK!

楽天証券とLINE証券の5つの違いを通じて、楽天証券とLINE証券の特徴を確認してきました。楽天証券とLINE証券、どちらも人気の証券会社ですが、細かくみると違いが多いことがお分かりいただけたのではないかと思います。

「楽天証券とLINE証券、どちらを選んでいいか悩む」という方は、いっそ両方とも口座開設するのもおすすめ。楽天証券・LINE証券の口座は、どちらも無料で開設できます。楽天証券の口座とLINE証券の口座を開設して実際に利用してみれば、使い勝手もわかるので、より自分にあった方を選ぶこともできますよ。

ぜひ参考にしていただき、楽天証券・LINE証券で投資をスタートしましょう!

※編注:LINE証券は2024年中に撤退を発表しました。新規口座開設の受付を終了しています。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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