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18/11/06

不動産

土日祝の民泊で月7万円稼いでいるFPが解説!民泊成功のポイントは?

外国人観光客の増加を背景に、注目が高まっている「民泊」。
とはいえ、実際のところ、儲かるの?トラブルはないの?と疑問を持っている人も少なくないことでしょう。筆者は数年前より、サラリーマンの傍、週末は民泊をしています。

そこで、今回は、筆者の実体験をもとに、民泊のリアルをお伝えします。

民泊で月5万円〜7万円稼げる!

筆者は、数年前より民泊に興味を持ち、現在、実際に「自宅の一室を民泊に提供してみる」という試みを実践しています。場所は東京都杉並区で最寄りの駅からは徒歩11分。2LDK+Sの3階建。使っている部屋は1階にある6畳間です。
直近の8月、9月の売り上げをお伝えしますと、8月の売上げは76,121円でした。そして9月は50,005円となりました。

これを多いとみるか少ないとみるかは皆さんのご事情によるかと思います。しかし毎月の住宅ローン返済額からしますと自分のようなフツーのサラリーマンには本当にありがたいお金です。
稼働状況ですが8月は9泊できるようにしていました。結果的には8泊、5組のゲストが宿泊していきました。

稼働は土日祝のみ!無理せず行うのがポイント

ゲストが来るのは土日祝の会社が休みの時だけです。というのも平日にゲストが来ると迎えに行くことが難しいからです。また平日にゲストがいると、仕事から帰って気が休まらないということもあります。その点、休みの日だと友だちが遊びに来たかのような気分で迎えることができます。

つまり、毎月、休日だけを上手に使ってこれだけの収入があるということです。とはいえ、ゲストが来ればいろいろやることがあるんでしょと思っている人も多いと思いますが、出迎えてしまえばあとは特にすることはありません。困ったことがあれば手助けをするだけです。

ちなみに、経費ですがエアコンなどの光熱費、水道代などはもちろんかかります。しかしゲストは滞在中、外に出ている時間が長く一日中エアコンがついているというようなことはありません。ペットボトルの水をサービスで出していますが、1本あたり50~60円程度ですから一人当たりの経費は300円くらいです。あとは金額として計算しにくいのがシーツなどリネン類の洗濯や部屋の掃除にかかる費用です。これも自分でやればほとんどお金はかかりません。

数ある紹介サイトの中からAirbnbを利用して集客!

ゲストが泊まりに来る仕組みとしては、今回の場合はAirbnb社のシステムを使っています。ほかにも民泊を仲介するサイトが増えてきました。複数登録している方もいらっしゃいます。

それぞれ特徴があるようですが、Airbnb社を使う理由としては、
(1) 世界最大手であり、利用者も世界中にいる
(2) ホストにかかる手数料が少ない。だいたい3%程度で世界中に自分の物件を宣伝してくれる
(3) 決済が早い。チェックインした翌営業日には振込手続きが完了している
(4) 先にゲストから決済しているので、いわゆる「ノーショウ(予約だけして現れない)」がない。あっても宿泊代はAirbnb社が振り込んでくれる。
(5) 政府が発行している身分証明書をAirbnb社に提出していないゲストは予約ができないように設定することができるなどです。

他のサイトでも同じようなことはできると思いますが、微妙に異なるので興味のある方は調べてみてください。それぞれに長所があると思います。

自宅が稼げるようにすれば、少し高い物件も購入できる

そもそも私がこの民泊をやりたいと思った一番の動機は、サラリーマンをリタイヤしてから何ができるか真剣に悩んだことでした。時間がある一方で、限られた老後の生活費を切り崩していくだけの生活を回避したかったのです。そして始めてみると、「家を購入するときにこの仕組みがわかっていたらどれだけよかっただろうか」と思いました。

子ども部屋は子どもが小さなときにはあまり必要ありません。子ども部屋が稼働すれば子どもが10歳になるまでの10年間に500万円の売上げを作ることはそれほど難しいことではありません。そうすれば、今の予算よりもうワンランク上の家を購入することができます。駅に近い、もう少し大きなリビングがある部屋、お風呂に床暖房完備などです。

そして子どもたちが巣立ち、自分がリタイヤしてからは年金以外の貴重な収入として大いに生活を助けてくれると思います。人手が足りないといわれている一方で、サラリーマンの収入は頭打ちです。100歳時代と言われている今の時代、退職後も収入があることはとても大切なことです。今回はあくまでも一例ですが、ご自分でもそれほど無理なくできることを探してみませんか。

うたぞー ファイナンシャルプランナー

大学を卒業後、大手銀行から生命保険会社に勤務。サラリーマンを続けているリスクを知ったことから、民泊の運営をスタート。低金利での借入ができるサラリーマンのメリットを活かし不動産投資も実践している。サラリーマンを続けながら自分でできることを少しずつやってみるシェアリングエコノミーを勧めている。ファイナンシャルプランニング技能士2級。

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