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19/04/01

家計・ライフ

年2回格安で旅行する陸マイラー直伝! 9割の人が知らない「マイル激貯めテクニック」

飛行機に乗らなくたってマイルは貯められる!
何を隠そう、僕は「陸マイラー」です。陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯める人のことです。陸マイラーでも、うまくマイルを貯めることができれば、格安で旅行に行くことができます。僕は昨年、ほとんどお金をかけずにインドネシアと沖縄に行くことができました。

では、どんな方法でマイルを貯めているのか、紹介します。

マイルを貯める航空会社は1社に絞ろう

国内であれば日本航空(JAL)か全日空(ANA)かどちらかをメインにしましょう。これが分散するとうまく貯めることができません。ちなみに僕はJALをメインに貯めています。
国内の2社にするメリットは「貯めやすい」と「使いやすい」ということだと思います。
「貯めやすい」理由は、生活しているだけで貯まるPontaや楽天スーパーポイントなどもマイルに交換することができるからです。
「使いやすい」理由は、特典航空券に利用できるだけでなく、航空券を購入できるポイントに交換したり、提携ホテルなどで利用できる商品券に交換したりできるからです。

JALとANAとどちらがいいですか?とよく聞かれるのですが、これは好き嫌いでいいと思います。僕が最初にマイレージプログラムの登録をしたのがJALだったというだけのことです。

デメリットは、貯めたマイルの有効期限が短いことです。マイルの有効期限は、JALもANAも利用月の3年後の月末となっています。ですので、失効させないように定期的にメンテナンスしていく必要があります。

国内の2社以外ということであれば、海外の航空会社で貯める方法もあります。
海外の航空会社で貯めるデメリットは、その航空会社のウェブサイトの日本語がわかりにくいことがあることと、航空券以外に使い道がなかなかないということでしょう。

なお、LCC(格安航空会社)は安い分、マイレージプログラムを提供していません。とはいえ今後は、リピーターを確保するために変更する可能性もあるでしょう。

会社の経費をクレジットカード払いにしてマイルをゲット!

航空会社を決めたら、その航空会社のクレジットカードを作ります。そして、できるだけ多くの支払いをそのクレジットカードで行うようにします。
自分がどんなことにお金を使っているのか、考えてください。

僕がオススメするのは、会社の経費をクレジットカードで支払い、マイルを手に入れることです。

例えば、首都圏で会社に勤務されている方は、仕事の移動で電車に乗ることが多いでしょう。このとき、SuicaかPASMOを使い、会社に戻ってから経費精算すると思います。この経費のマイルがすべてもらえるとしたら、いかがでしょうか。

1回1回はたいした金額ではありませんが、ちりも積もればけっこうな金額になります。僕の場合、平均して毎週6000円、毎月2万~3万くらいは交通費の経費精算をしています。
タクシーもたまに乗りますが、それもすべてSuicaで精算しています。

JR東日本、東急電鉄、小田急電鉄では、SuicaやPASMOで利用した額に対して1%がマイルになるカードを出しています。

僕が使っているのは、JR東日本とJALが提携しているカードです。このカードはオートチャージが自動的にクレジットカードから行われ、マイルを獲得できます。これを使うと、普通に仕事をしているだけで勝手にマイルが貯まります。

僕の場合は毎月3万円使うとして300マイルですから1年間で3600マイル、3年間で1万マイルを超えます。

自分のお金を全く使わなくてもこれだけ貯めることができるのです。

税金の支払いでも手数料ゼロでマイルを手に入れる!

誰もが必ず払わなければならないものの一つに「税金」があります。これも工夫次第ではマイルになります。ここでいう税金とは固定資産税や自動車税などです。

税金をマイルにする方法には、大きく2つあります。
ひとつはクレジットカード決済にすることです。
これは簡単ですがデメリットがあります。それは決済手数料がかかることです。1万円ごとに73円が目安です。つまり、手数料率は約0.7%です。
ポイントとしてマイルが付与されるのは支払った金額の1~2%程度ですから、そのうち0.7%がコストとして発生してしまうこととなり、メリットが大きく減ってしまいます。
とはいうものの、全体の額が大きければそれなりのマイルになります。
特に不動産をたくさんお持ちの方はこれで支払って毎年海外旅行分くらいにはなるという話を聞いたことがあります。

そこでコストのかからないもうひとつの方法を紹介します。
ずばり、コンビニで使える電子マネーを使います。
コンビニで税金などを支払うことを収納代行といいます。現在日本では、収納代行に現金のほか、セブンイレブンのnanacoとミニストップのWAONを使うことができます。

僕はいつもクレジットカードからWAONにチャージして税金を支払っています。WAONへのチャージは、決済手数料がかからないばかりか、マイルになります。

一番大きいのは固定資産税です。自宅と投資用で保有しているマンションの固定資産税を毎年WAONで支払っています。もちろん余計な手数料はかかりません。現金で支払うのと同じです。ただ、一度に支払える金額に限度がありますので、何回かに分けて支払う必要があります。もし、10万円分を支払うと1000マイルになります。

ただし、電子マネーへのチャージでマイルがもらえるクレジットカードは限られています。これは事前にホームページなどで調べておく必要があります。ちなみにJAL派の方はWAONですが、ANA派の方はnanacoを使ってください。


これらを合算すると、すぐに国内旅行に行けるくらいのマイルは貯まるでしょう。ぜひ試してみてください。

うたぞー ファイナンシャルプランナー

大学を卒業後、大手銀行から生命保険会社に勤務。サラリーマンを続けているリスクを知ったことから、民泊の運営をスタート。低金利での借入ができるサラリーマンのメリットを活かし不動産投資も実践している。サラリーマンを続けながら自分でできることを少しずつやってみるシェアリングエコノミーを勧めている。ファイナンシャルプランニング技能士2級。

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