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17/09/15

家計・ライフ

30代独身で1000万円以上もあるのに、常に不安なのはなぜ?

最近、30代の独身女性からのマネー相談も増えていますが、なかでも驚くのが、貯蓄が1000万円以上もあるケース。30代の独身女性が1000万円以上も貯蓄があること自体驚きなのですが、もっと驚きなのは、こんなに貯蓄があるのにとにかく将来不安でたまらない…ということ。

何人か同じようなケースの相談にのりましたが、共通しているのが「不安が強い」こと。彼女たちは、なぜこんなにも不安なのでしょうか?

不安な理由(1) 日本の良い時を知らないから将来も不安

30代独身女性で貯蓄が1000万円と聞けば「すごい!」「羨ましい!」と思う人が多いことでしょう。確かにお給料が右肩で上がらない中、普通に貯蓄することさえも難しいのに1000万円も貯めるとはすごいですよね。

彼女たちの家計を拝見していると、しっかり家計管理をしていてムダな支出はゼロ。ポイントやサービス券をフル活用して地道に貯蓄しています。投資の勉強も熱心にしている人もいて、みなさんお金を増やすことに余念がありません。
そんな彼女たちですが、共通しているのが、とにかく「将来の不安が大きい」ということ。こんなに貯蓄があっても、明るい未来を描いているというよりは、未来は暗くて不安というテンションなのです。
それはなぜなのでしょうか?

現在の若い世代は、生まれたときから日本はデフレの状況にあり、景気のよい時を知りません。また、少子高齢化が加速し、国も会社も余力が少なくなる中、「自分たちの負担ばかりが増えている…」と、将来に期待が持てないようです。
給料も上がらないし、将来、年金がでるかどうかもわからないし、とにかく不安だからお金を貯めなくちゃ!という思考になっているよう。マネー相談にのっていても、若い世代ほど、堅実に暮らし、買い物を控えている傾向にあります。

不安な理由(2) 先が見えない自分自身のライフプランに不安

独身女性向けにライフプランのセミナーをすると、「特に結婚の予定もないし、この先どうなるのかわからないからライフプランを立てられない…」という声をよく聞きます。

これから結婚するのか、しないのか、子供を産むのか、産まないのか、この先のことが確定しないので、漠然とした不安を抱えてしまうようです。確かに、女性は男性に比べて、結婚や出産によりライフプランが大きく変わるので、ここの要素が確定していないと不安になってしまうのもよくわかります。

ある程度の見通しがつけば、「いつまでに」「いくら必要なのか」という目標を立てられ、その目標に向かって貯蓄をしていけばよいですが、見通しが立たない中では、やみくもに貯蓄をしていても目標に近づいている実感がなく、貯蓄額が増えても不安という状況に陥ってしまうのです。

とはいえ、この先どうなるのかは誰にもわからないので、まずは、自分がこうしたい、こうなりたいと思う人生を思い描いてみましょう。予定がなくても「来年には結婚する」「3年後には子供を産む」と決めて、それに向かって貯蓄しましょう。目標を持って貯蓄をすると気持ちも前向きになり不安が少なくなります。

不安な理由(3) ︎人口減少・少子高齢化の加速で老後が不安

将来の不安の中でも、特に強いのが「老後不安」です。日本は今、人口減少・少子高齢化が加速しており、2050年には1人の現役世代で1人の高齢者を支えるようになるといわれています。当然、将来私たちが受け取る年金の金額は減額がされることが予想され、受け取り開始年齢も後ろ倒しになる可能性は高いでしょう。

そんな中、ニュースや雑誌などのメディアでも「老後は1億円必要!」などと煽るので、「1000万円の貯蓄があっても全然安心できない…」となってしまうのではないでしょうか。

本当に老後1億円も必要なのか?

本当に老後1億円も必要なのでしょうか?
老後の不安も、まずは不安の「見える化」をすることが大切です。現在の高齢者の方たちの収入と支出を参考に、独身者が老後までに必要なお金を計算してみると、介護費用なども含めるとざっと1600万円程度。

もちろん、少子高齢化が加速する中、将来の年金の金額が減額される可能性も大いにあります。ですから、準備しておきたい金額も今よりもアップする可能性は高いですが、それにしても1億円も必要ではないことが理解できたのではないでしょうか。

つまり、貯蓄があっても収入が多くても不安を「見える化」できないと、いつまでたっても不安を払拭することができません。
不安を見える化し、ひとつひとつ対策していけば、必要以上に不安になることはないでしょう。





高山 一恵 (株)Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級FP技能士
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。著書は『はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂)、『税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)など多数。twitter→@takayamakazue

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