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26/04/04

家計・ライフ

夫婦の年金「月20万円」で生活するための、7つの節約サバイバル術

“夫婦の年金「月20万円」で生活するための、7つの節約サバイバル術

現役時代の収入に比べて、年金生活の収入はかなり減ってしまうのが現実です。しかし、生活スタイルは急に変えることができず、収支のギャップにストレスを感じることも多いようです。収入が減ることを見越して、生活費のダウンサイジングに取り組みましょう。今回は、年金生活がスタートする前に手掛けておきたい節約術を7つ紹介します。

なぜ年金を増やすより節約なのか

もらえる年金が月20万円の見込みの世帯があるとします。ここからさらに、月3万円の収入を増やすためには、どのような方法があるでしょうか。

夫婦のどちらかがアルバイトなどで3万円稼ぐとします。時給1500円で週2回、月5日働けば3万円になります。ただし、お金を稼ぐために働き続ける必要があります。

年金の支給を繰り下げる方法もあります。この場合、夫婦で22か月繰り下げれば、月々の年金額は約3万円増える計算です(1か月繰り下げると0.7%増×22か月=15.4% 年金額20万円×15.4%=約3万円)。とはいえ、年金を月3万円増やすにはために1年10か月受給を待つ必要があります。その間の生活費がないと難しい方法です。

しかし、生活にかかる支出をダウンサイジングし、1か月3万円の支出を減らす工夫をしておけば、働く必要も、年金を繰り下げる必要もなく3万円を捻出できます。しかも、支出を減らした上で働き、年金を繰り下げれば、手元に残るお金はさらに増えます。節約は、年金生活を送るために必要なサバイバル術なのです。

では、7つの節約項目を具体的な目標額とともに紹介していきましょう。

(1)食費のダウンサイジング(目標月3000円節約)

年齢を重ねていくと食事の量も減ってくるもの。たくさん買いすぎると、食材があまって破棄してしまうことに繋がります。食品ロスがあると無駄遣いに繋がるので、買い物を工夫していきましょう。
・肉や魚の小分けパックを購入
・おかずは総菜を活用
・調味料を特売で買い置きしすぎない
・毎日買い物せず、週に2回は買い物をしない日を設定し、冷蔵庫や食品ストックで作れる献立で生活する
このような工夫をして1週間600円食材を少なく購入するだけで、食費が1か月3000円は節約できます。

また、外食費にも要注意。回数を減らすのはもちろん、コーヒー回数券を買うというのもひとつの案です。たとえば、コメダ珈琲のドリンクは普通にオーダーすると1杯460円ですが、回数券は9枚3500円。1杯あたり約388円になります。1杯あたり72円、9杯で648円お得になります(地域によって価格差あり)。コメダ珈琲なら11時までこのチケットでモーニングを食べることができます。
新聞のチラシやスマホのウェブサイトについてくるクーポンにも、数十円~数百円引きとなるものがあるので活用してみましょう。

(2)保険料のダウンサイジング(目標月3000円節約)

生命 保険は、資産でまかなえない事態に備えるために加入するものです。子ども達が独立すると家族を守るための大きな死亡保障はさほど必要でなくなるため、保険金額を下げ、保険料を安くできます。

また、医療費が多くかかったときも、高額療養費制度で自己負担の限度額を超えた分については払い戻しが受けられます。後期高齢者医療保険で自己負担が少なくなる可能性もあります。こうなると、医療保険もさほど必要なくなってきます。入りっぱなしにしている保険があれば、必要性を見極めてダウンサイジングしていきましょう。社会保険制度は変わっていくので内容を理解しておくことも重要です。

(3)通信費のダウンサイジング(目標月6000円節約)

ずっと使っているから、信用がなくなるからなどという理由で、さほど使っていない固定電話を契約していませんか? ほとんどスマホで用が済む生活であれば、固定電話を解約して月3000円ほど支出をカットしましょう。

スマホのプランもかなり安いものが出てきています。プランの見直しや格安スマホに乗り換えるなど、比較検討してみましょう。スマホで3000円節約できれば固定電話と合わせて月6000円のダウンサイジングです。

スマホを見直す際は、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。
・パソコンやタブレットに使うWi-Fi環境が自宅にあり、家で使うことが多いのであれば、大容量のプランは不要
・通話もLINEのアプリ通話などを利用できるのであれば、通話し放題のプランは不要
・スマホとともにWi-Fiや電気などとセット契約することで安くなることもあるので確認

(4)レジャー費のダウンサイジング(目標月3000円節約)

65歳を過ぎるとレジャー費が安く済むことがあります。
たとえば、飛行機ではJALが「当日シニア割」、ANAが「スマートシニア空割」を実施。当日空きがあればかなり安い料金で搭乗することができます。
国立近代美術館や国立科学博物館のような博物館では、年齢の確認できる公的証明書を提示すれば無料・割引が受けられます。自分の住まいの回りで割引になる施設を探してみるのも楽しいでしょう。公園へ散歩する、サイクリングする、オンラインで英語やエクササイズを楽しむのもいいですね。高い会費のスポーツジムを公共施設にすると格段に安くできます。

また、映画館にもシニア割が用意されています。たとえばユナイテッドシネマの場合、60歳以上なら1300円になります。
このようにお得な方法を探してレジャー費を月3000円以上節約できるようにしていきます。

(5)自家用車を手放してダウンサイジング(目標月1万5000円以上節約)

自動車は、保有しているだけで維持費がかかります。ですから、車を手放せば 保険料、自動車税、車検、ガソリン代だけで月1万5000円以上、駐車場代なども考慮すれば月3万円以上節約できるケースもあるのです。週末のみ、ちょっとした買い物のみの利用であれば、車を手放すことも検討しましょう。

ネットスーパーで買い物宅配を利用したり、タクシーやカーシェアリング、レンタカーをその都度使ったりする方が経済的なケースもあります。また、各自治体によって異なりますが、免許を返納するとタクシー代割引やお店での優遇が受けられる制度も。節約がますますはかどりそうですね。

(6) 電気代のダウンサイジング(目標月2000~3000円節約)

電気代は“気づかないうちに上がっている”固定費の代表格です。少しの工夫で月数千円の節約につながるため、年金生活では特に効果が大きい項目です。東京都環境局「家庭の省エネハンドブック2026」によると、省エネをすることで減らせる年間の電気代について以下のように紹介されています。

・エアコンの設定温度を調整する:1000円(冷房)・1760円(暖房)
・電気カーペットの設定温度を低めにする:6180円
・冷蔵庫の設定を「中」にする:2050円
・電気ポットの長時間保温をしない:3570円
・こまめにシャワーを止める:3410円
・LED照明に切り替える:3090円
・使わない時は、電気便座のふたを閉める:1160円

毎日の積み重ねで、月2000~3000円の節約も十分可能です。

(7)住宅費のダウンサイジング(できれば検討を)

毎月の固定費で大きいのが住宅費です。住宅費を減らすことができれば、以後必要な老後資金はかなり抑えることができます。賃貸の場合、持ち家の場合で分けて考えてみましょう。

・賃貸住宅の場合…生活スタイルにあった広さ・間取り・環境で住まいを選んでいきます。安い物件に引っ越すのも一案ですが、少し賃料が上がっても車が不要になるのであれば家計全体としての支出を減らすことに繋がります。トータルで考えることが重要です。

・持ち家の場合…退職後もローンが残っていると退職金で一括繰り上げ返済を検討しがちですが、預金が少なくなってしまうことはリスクでもあります。ローン返済中は団体信用生命保険がついているので借主に万一のことがあればローンが相殺されます。ですから、安易に一括繰り上げ返済を選ぶのではなく、「保険つき家賃」のつもりで払っていくことも選択肢として考えておきましょう。ボーナス払い併用の場合は、ボーナス払いの分だけ繰り上げ返済するという方法もあります。

現役世代のうちに生活費のダウンサイジングを

今回ご紹介した節約術は、高齢者の方を意識したものですが、年代問わず実行できるものもあります。今後少子高齢化が進むにつれ、年金額は減っていくと予想されます。現役世代のうちに生活費のダウンサイジングを行って、少ない年金でもやりくりできるようにしていきましょう。

稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ

大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー

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