26/04/01
株主優待と配当金「ダブルで嬉しい」2026年4月権利確定銘柄3選

株式投資では、決算月に権利確定することで株主優待や配当金がもらえることがあります。株主優待を設定している企業は約1600社。そのなかで4月に権利確定を迎える銘柄はあまり多くありませんが、探せば株主優待も配当金ももらえる「ダブルで嬉しい」銘柄はあります。今回は、株主優待が魅力的で配当もしっかり行っている企業を予算50万円で3銘柄選んでみました。
NISAなら株主優待をもらいながら配当金も非課税で受け取れる!
NISAはつみたて投資枠と成長投資枠の2つの投資枠を利用して一生涯にわたって運用益非課税の投資ができるしくみ。2024年に制度が改正されたことから「新NISA」と呼ばれることもあります。NISAの成長投資枠では株式投資をすることができます。成長投資枠で株に投資することで、株の値上がり益はもちろん、配当金にかかる税金もゼロにできますので、より効率よくお金を増やせます。
成長投資枠では、年間240万円までの投資で得られた利益が生涯にわたって非課税にできます(成長投資枠における生涯投資枠は1200万円まで)。NISAの成長投資枠で株主優待と配当金がともにもらえる「2倍嬉しい」銘柄を購入しておけば、株主優待をもらいつつ、配当金も非課税で受け取れてお得です。
購入する銘柄の株価にもよりますが、通常、100株買うには数万円から数十万円の投資が必要です。「いきなり100株投資するのは大変」ならば、まずは1株、10株などからはじめて、少しずつ買い増して100株にするのもひとつの方法です。
「単元未満株」の取引に対応している証券会社を利用すれば、株を1株単位で購入できます。株主優待は多くの場合100株からですが、配当金は1株からでももらえます。ですから、配当金を少しずつもらいながら、株数を増やしていくことができます。
今回は、4月に権利確定を迎える銘柄の中から、NISAで狙いたい銘柄を3つ紹介します。なお、データは2026年3月31日時点、断りのない限り100株あたりの金額・内容を示しています。
株主優待+配当金銘柄(1)柿安本店(2294)
三重県桑名市に本社がある精肉店の老舗です。百貨店に精肉、総菜店を展開しています。松阪牛販売に強みでメンチカツが人気です。外食事業もあります。和菓子部門も育成中です。高速道路のSAにも出店しています。
株主優待は店舗で使える株主優待券。2年以上継続保有で金額が増えるのもうれしいですね。
・最低投資額 100株 28万5000円
・予想配当 8500円
・予想配当利回り 2.98%
・権利確定 4月
【株主優待】
100株以上 株主優待利用券 500円 2枚(1000円相当)
系列のレストラン、惣菜店、和菓子店で利用可能。
※2年以上継続保有で500円分プラス
【配当】

筆者作成
株主優待+配当金銘柄(2)アイ・ケイ・ケイホールディンクス (2198)
九州地盤に北陸、東北、四国など地方中核都市中心にゲストハウス型の「ララシャンス」などの婚礼施設を展開しています。おしゃれなこだわりの婚礼で人気です。介護事業も行っています。
株主優待は2200円相当のお菓子に加え、フレンチの鉄人として知られる坂井宏行氏が手掛けるレストラン「ラ・ロシェル」をはじめとする同社のレストランでのランチ・ディナー割引券3枚ととても豪華。なお、2026年10月期より1年以上の継続保有が株主優待の対象の条件となります。
・最低投資額 100株 8万700円
・予想配当 2400円
・配当利回り 2.97%
・権利確定 4月 (決算期は10月)
【株主優待】
100株 2200円相当のお菓子詰め合わせ・レストラン優待食事券3枚
※2026年10月期より1年以上継続保有が条件
【配当】

筆者作成
株主優待+配当金銘柄(3)ファースト住建 (8917)
関西圏で住宅供給実績トップクラスの住宅メーカーです。アフターサービスも充実しており、 がっちりとした骨組みと徹底した地盤調査と耐震対策を行っています。保険による10年間補修サポート保証があります。
株主優待は1年以上の継続保有が条件ながら500円相当のQUOカードが年2回もらえます
・最低投資額 100株 11万6400円
・予想配当 3800円
・予想配当利回り 3.69%
・権利確定 4月・10月(決算は10月)
【株主優待】
100株以上 1年以上継続保有でQUOカード 500円相当が年2回
【配当】

筆者作成
権利確定日までに株を買おう
株式投資は多くの資金がないと難しいと思われがちですが、50万円の予算で3社の株を100株ずつ購入することもできます。QUOカードやギフトカードは有効期限がなくコンビニ、書店、ドラッグストアなど使える店が多いので家計費の節約にもつながります。
優待銘柄はもらえる優待に注目しがちですが、株価自体はもちろん継続保有して配当が安定的に入るか、長期保有していてメリットがあるかどうかも大切なポイントです。
株主優待をもらうには、「権利確定日」という日にその企業の株を保有している必要があります。ただし、権利確定日に株を買うのでは間に合いません。株を買っても、株主としての権利が与えられるのは購入の2営業日後だからです。
したがって、権利確定日の2営業日前には株を買っておく必要があります(この2営業日前のことを権利つき最終日といいます)
2026年4月末が権利確定日の場合、4月27日(月)までに株を買っておかなくてはならないので、購入の際にはご注意ください。
*本記事で紹介した個別の銘柄については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄の株式等の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願い致します。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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