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23/10/31

家計・ライフ

2023年末までにやっておけば、損しないお金のこと4選

2023年末までにやっておけば、損しないお金のこと4選

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

2023年もあっという間に終わりに近づいてきましたが、お金まわりのことでやり残したことはありませんか。今回は、将来の家計のため、2023年のうちにやっておくべきことを4つ紹介します。

やっておきたいお金のこと1:ふるさと納税

ふるさと納税は、応援したい自治体を自由に選んで寄付する制度です。

ふるさと納税をすると、寄付のお礼として、地域の特産品やサービス(返礼品)を受け取ることができます。また、確定申告を行うことで、寄付した金額から2000円を引いた金額が、所得税や住民税から控除されます。

ふるさと納税は、実質負担2000円でさまざまな返礼品がもらえるお得な制度ですが、「仕組みが難しそう」という理由で、これまでやってこなかった方もいるのではないでしょうか。特に「確定申告をしなければならないこと」や「自分の控除上限額がわからないこと」がネックになっている方は多いかと思います。

サラリーマンなどの給与所得者で、ふるさと納税先の自治体数が5以下の方は「ふるさと納税ワンストップ特例」を利用することができます。この制度を使うと、対象の自治体に申請書を提出するだけで済み(翌年1月10日必着)、確定申告の必要はありません。

ただし、家族構成や所得によって控除の上限額が決められており、その金額を超えて寄付しても自己負担が増えてしまうだけです。これを防ぐために、ふるさと納税のポータルサイトに用意されている「控除額シミュレーション」を利用するのがおすすめです。家族構成や年収などの条件を入力していくだけで、自分がいくらまで寄付できるのか把握できます。

ふるさと納税の期間は1月1日から12月31日ですから、今年まだふるさと納税をやっていない方は、ぜひやってみてはいかがでしょうか。ただし、自治体によっては着金締め切りを12月31日より前に指定している場合もあるため、早めに取り組みましょう。

>>おすすめふるさと納税サイトはこちら







やっておきたいお金のこと2:医療費控除の確認

医療費控除とは、その年に支払った医療費が10万円を超えた場合に、その超えた金額を所得から控除できる制度です。なお、所得が200万円未満の場合は、所得の5%を超えた分が控除できます。

入院費や風邪薬代、松葉杖の購入費、病院までの交通費なども医療費控除の対象となります。2023年のうちに、この1年でかかった医療費のレシートを集めておきましょう。もし、あと少しで医療費控除の対象額に届きそうであれば、気になる箇所の治療を年内に済ませたり、常備薬を補充しておいたりすることをおすすめします。

また、医療費控除の特例として、セルフメディケーション税制というものがあります。これは、ドラッグストアなどで対象の市販薬を年に1万2000円を超えて購入した場合に、その超えた金額(上限8万8000円)を所得から控除できる制度です。

セルフメディケーションとは「軽い不調は病院に行かなくても市販薬などで手当し、責任を持って自己の健康管理をする」という考え方。そのため、セルフメディケーション税制を利用するには、その年に定期健康診断や予防接種などを受け、それを証明できる書類も用意しなければなりません。

なお、医療費控除とセルフメディケーション税制は併用できず、どちらか一方を選択する必要があります。

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やっておきたいお金のこと3:旧NISAの口座を開設する・旧NISAの枠を使う

儲かった利益に税金がかからないため、効率よく資産形成ができる制度として知られているNISA。そんなNISAの仕組みが2024年に改正されます。NISAを始めたいと検討している方の中には「どうせ変わるなら、2024年の新NISAになってから始めよう」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、2023年のうちに旧NISAを始めておいたほうがメリットは大きいのです。

旧NISAは年間に投資できる上限があり、一般NISAは年間120万円、旧のつみたてNISAは年間40万円まで投資できます。一方、新NISAには一般NISA同様の「成長投資枠」240万円とつみたてNISA同様の「つみたて投資枠」120万円が用意されており、合わせて年間360万円まで投資できるようになります。また、新NISAは非課税で保有できる期間が無期限になり、1800万円の生涯投資枠があります。

2023年のうちに旧NISAを始めるべき理由は、旧NISAと新NISAの枠が別々であるためです。たとえば、2023年に一般NISAで120万円投資した分は、翌年以降も旧の非課税運用期間(5年間)はNISA枠で保有できるということ。新NISAで投資できる枠とは別に、一般NISAの枠も持っておけるため、非課税で投資できる枠が大きくなるのです。

いずれNISAをやるつもりであれば、ぜひ2023年中に始めることをおすすめします。NISA口座の開設には時間がかかることもあるため、今すぐ申し込みましょう。「すでにNISA口座を開設しているものの、2023年の枠を使えていない」という方も、効率的な資産形成のためにぜひ活用してください。

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やっておきたいお金のこと4:新NISAの積立設定をする

新NISAのつみたて投資枠では、2024年1月から積立投資ができます。つみたてNISAをしている方の積立設定は、2024年になると新NISAのつみたて投資枠に自動で引き継がれます。また、一般NISAの積立設定は、新NISAの成長投資枠に自動で引き継がれます。

「新NISAが始まる前に積立設定を見直したい」という方のために、2023年中から新NISAの積立設定ができるようにしている金融機関もあります。

たとえば、楽天証券では2023年11月13日から「新NISA積立予約」というサービスを開始します。このサービスは、「2024年1月から積立金額を増やしたい」「今まで別の口座で積み立てていたものをNISA口座に変更したい」と考えている方におすすめです。積み立てている銘柄の変更や積立金額の変更ができ、ロボが自分にぴったりな銘柄を診断する「かんたん積立診断」も利用することができます。

また、SBI証券でも2023年11月18日から新NISAでの投信積立の受付がスタート。年間投資金額の上限が引き上げられることをうけて、投信積立の現金・クレカ決済の併用ができるようになります。

お使いの金融機関で新NISAの積立設定ができる時期を確認して、投資先や金額の見直しをしておきましょう。

今の行動が将来の自分を助ける!

2023年のうちにやっておくと良いお金のこととして、「ふるさと納税」「医療費控除の確認」「旧NISAの枠活用」「新NISAの積立設定の見直し」を紹介しました。面倒だと思われるかもしれませんが、今のうちにやっておいたことは、きっと将来のあなたを助けてくれます。後になって「やっておけば良かった」と後悔しないよう、できそうなものから始めてみましょう。

木下七夏 Webライター

大学卒業後金融機関に勤め、個人のお客さま向けの営業を担当。退職後にFP2級を取得し、フリーライターに。FPで学んだ知識や金融機関勤めの経験を生かして、生活にまつわるお金の疑問を分かりやすく噛み砕いて解説する記事を作成している。

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