23/06/04
単元未満株のおすすめ証券会社は?少額から投資できる仕組みと3つのメリットを解説
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
「株式投資をしたいけど、資金が足りない…」と悩んでいる方はいませんか?確かに、昔は株式投資に多額の資金が必要でした。しかし、今は単元未満株や端株への投資を利用することで、わずか数百円、数千円といった少額から株式投資ができるようになっています。
今回は、株式投資に詳しく、自身も株式投資を行なっている経済ジャーナリストの頼藤太希さんとファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに、単元未満株(端株)への投資の仕組み、単元未満株(端株)への投資のメリット、単元未満株(端株)に投資できる証券会社を聞いてきました。
●教えてくれたのは…
頼藤太希さん
(株)Money&You代表取締役/経済ジャーナリスト
中央大学商学部客員講師。早稲田大学オープンカレッジ講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書累計100万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。
高山一恵さん
Money&You 取締役/ファイナンシャルプランナー
一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。月400万PV超の女性向けWebメディア『Mocha(モカ)』やチャンネル登録者1万人超のYouTube「Money&YouTV」を運営。著書は『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書累計100万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。
単元未満株(端株)とは?
単元未満株とは、株の売買の単位「単元株」よりも少ない単位で取引される株のことです。
ウェブサイトやテレビのニュース、新聞などで報じられている株の値段(株価)は、1株あたりの金額です。しかし、たとえば1株5000円の株があっても、普通は5000円でその株を買うことはできません。
株は通常100株単位(単元株)で売買されます。株価が5000円なら、5000円×100株=50万円の資金が必要になります。厳密には、これに加えて証券会社ごとに定められた売買手数料もかかります。
いくら株式投資で欲しい株だからといっても、いきなり50万円出すのはちょっと…と思う方は少なくないでしょう。
しかし、一部の証券会社が提供している単元未満株の売買サービスを利用すると、1株から株を購入できます。つまり、単元未満株の売買サービスを利用すれば、1株=5000円の株の場合、投資に最低限必要な資金は「100株=50万円」からではなく「1株=5000円」からになる、というわけです。しかも、売買時の手数料も安く設定されています。
また、1株に満たない株を「端株」(はかぶ)といいます。証券会社の中には、1株未満の端株を1000円単位で取引できるところもあります。たとえば、1株=5000円の株を1000円分だけ購入すると、1000円÷5000円=0.2株分の株主になれるというわけです。
投資に多額のお金が必要だったのは昔の話。今どきは単元未満株や端株を使って、毎月のおこづかいの中からでも気軽に投資ができるようになっています。
日本取引所グループ「2021年度株式分布状況調査」によると、単元未満株のみの株主数は2018年497万人→2021年883万人に増えています。近年、単元未満株で投資を始める人が増えている様子がわかります。
単元未満株(端株)取引の3つのメリット
単元未満株(端株)取引のメリットは、大きく3つあります。
●単元未満株(端株)取引のメリット1:少額で投資ができる
単元未満株(端株)は1株単位、または1000円単位で投資可能。数百円、数千円といった金額で購入して利益を狙うことができます。また、株の銘柄のなかには、1株で数万円するようなもの(値がさ株)もあります。単元株で買おうとすると数百万円の資金が必要ですが、単元未満株ならば数万円で買うことができます。
単元株への投資では一気に多額の投資になって怖いという場合も、単元未満株や端株を利用すれば、少額で投資を試すことができます。もちろん、少額といっても本格的な投資ですから、値動きの感覚をつかむのにもぴったりです。
お使いの金融機関が未成年口座に対応していれば、子どもがおこづかいで株を買うこともできます。単元未満株投資を投資教育に役立てるのもいいですね。
●単元未満株(端株)のメリット2:数万円で分散投資できる
単元未満株(端株)を利用すると、少額でも複数の銘柄を購入する分散投資がしやすくなります。投資の世界ではよく「タマゴは一つのカゴに盛るな」という格言が使われます。タマゴを一つのカゴに盛ると、そのカゴを落としたときほとんどが割れ、被害が大きくなってしまいます。しかし、タマゴを複数のカゴに分けておけば、そのうちの一つを落としたとしても割れるタマゴは少なくて済みます。この考え方は、投資にも通じます。
単元未満株・端株の取引は投資金額が安くて済むので、複数の銘柄を買ってみるのがおすすめです。どれか一つの銘柄に絞ってしまうと、万が一その銘柄が大きく値下がりしたときに損失が大きくなってしまいます。しかし、複数の銘柄を持っていれば、ある銘柄の値下がりを他の銘柄の値上がりでカバーできる可能性があります。このような投資(分散投資)は、投資のリスクを抑える王道の方法です。
●単元未満株(端株)のメリット3:単元未満株・端株でも配当金がもらえる
配当金は、株主に配られる「分け前」のようなものです。会社は決算期に配当を行い、株主の持っている株数に応じて配当金を支払います。(配当を実施しない会社もあります)。配当金は、単元未満株の株主でも端株の株主でも保有する株式数に合わせてもらうことができます。
銀行口座にお金を預けても、増える金額は年0.001%の時代です。しかし、株の配当金の利回り(配当利回り)は年数%になることもあります。単元未満株(端株)の売買サービスは少しずつ資産を増やすために役立ちます。
単元未満株取引のできる証券会社を選ぶポイント
単元未満株(端株)の取引をするには、単元未満株(端株)の取引のできる証券会社に口座開設する必要があります。後述しますが、今回取り上げる証券会社のなかで端株の投資ができるのはPayPay証券のみです。したがって、以下は単元未満株取引のできる証券会社について紹介していきます。
単元未満株の売買サービスを利用して購入できる株そのものは、どの証券会社で購入しても同じものです。しかし、単元未満株の売買サービスには各社違いがあります。そこで、単元未満株取引をするにあたって確認しておきたい証券会社選びのポイントを紹介します。
●単元未満株取引のできる証券会社を選ぶポイント1:売買手数料・スプレッドを確認
単元未満株を買うときには買付手数料・売るときには売却手数料がかかります。ですから、買って売った場合の往復のコストがいくらかを確認しておきましょう。
また、単元未満株取引では、スプレッドと呼ばれる手数料がかかることもあります。スプレッドとは、本来の価格から加減される「価格の差額」のことです。仮に金融機関が「取引手数料無料」としていても、実際には株の購入・売却時にスプレッドが差し引かれていることがあります。
投資のコストは、売買手数料だけでなくスプレッドの分も加味してチェックしましょう。将来の投資先の値上がり・値下がりがどうなるかは誰にも選べませんが、投資のコストは自分で選べます。もちろん、投資のコストは安いに越したことはありません。
●単元未満株取引のできる証券会社を選ぶポイント2:NISAに対応しているかを確認
NISAは投資の利益にかかる20.315%の税金が非課税になる制度です。単元株の取引ではNISAに対応している金融機関でも、単元未満株の取引については対応していないことがあります。NISAを利用したい場合は、NISAに対応した金融機関を利用しましょう。
2024年からの新しいNISAでは、投資の利益にかかる税金を無期限で非課税にできるようになります。税金も立派なコストですので、なるべく少ない方がいいですね。
●単元未満株取引のできる証券会社を選ぶポイント3:ポイント投資ができるかを確認
単元未満株取引のできる証券会社の中には、ポイント投資に対応しているところもあります。
普段の買い物やサービスの利用などで貯まったポイントを投資に利用することで、より少額からの投資ができます。自分が利用している経済圏で貯まるポイントを投資できる証券会社を選ぶのも一案です。
●単元未満株取引のできる証券会社を選ぶポイント4:約定のタイミングを確認
単元株の場合、取引時間中に出した注文はリアルタイムで約定(注文が成立すること)します。しかし、単元未満株の場合は、1日1回〜数回の決まったタイミングでしか約定しない場合があります。
約定のタイミングが限られている場合でも、事前に注文しておけば取引に困ることはありません。しかし、あらかじめ注文を出していても、思わぬ価格で約定する可能性がある点は覚えておきましょう。取引時間中に売買がしたいのであれば、リアルタイム取引に対応した証券会社のほうがいいでしょう。
単元未満株取引のできる証券会社ランキング4選
以上を踏まえて、単元未満株の取引ができる証券会社をランキング形式で紹介します。
●単元未満株取引のできる証券会社第1位:楽天証券(かぶミニ®(単元未満株取引))
●楽天証券(かぶミニ®(単元未満株取引))
【買付手数料】無料
【売却手数料】1回11円
【スプレッド】東証参考価格の0.22%
【往復コスト(5000円取引)】33円
【NISA利用】○
【ポイント投資】○
【未成年口座】×
【リアルタイム取引】○
【取扱銘柄】リアルタイム取引約500銘柄・寄付取引約1600銘柄(東証)
楽天経済圏でさまざまなサービスを提供する楽天が運営している楽天証券。2022年6月には口座開設数が800万口座を突破するなど、SBI証券を猛追しているネット証券です。
楽天証券「かぶミニ®(単元未満株取引)」は2023年4月にスタートした単元未満株の売買サービス。かぶミニ®(単元未満株取引)は大手ネット証券ではじめてリアルタイム取引に対応。市場が開いているときに対象の500銘柄の注文をすると、リアルタイムで売買が成立します
東証の取引時間は平日の9時から11時30分と、12時30分から15時です。かぶミニ®(単元未満株取引)のリアルタイム取引を利用すれば、刻々と値動きする株価を見て機動的に売買の注文ができます。株を買ってその日のうちに売却するデイトレード(日計り取引)にも対応しています。
なお、かぶミニ®(単元未満株取引)ではリアルタイム取引の他に「寄付取引」も用意されています。寄付取引では、市場の時間外(17時から翌8時45分)の間に受け付けた注文が前場の寄付(9時)に処理され、注文が成立します。
また、楽天証券のかぶミニ®(単元未満株取引)では、楽天市場などで貯まった楽天ポイントを使って1株から株を買うことができます。買付手数料が無料、売却手数料は1回あたり11円と、手数料も安価です。もちろん、楽天ポイントも利用可能です。
楽天経済圏を使って、楽天ポイントをたくさん持っている方も多いでしょう。もしも使うあてがないのであれば、楽天ポイントを使って投資するのがおすすめ。万が一値下がりしてもお金が減ることはないので安心です。
楽天証券ではほかにも、株式投資・債券・投資信託など、主だった投資はひととおりできます。もちろん、iDeCoやNISAにも対応しています。
しかも、楽天証券では2023年10月1日より国内株式手数料が0円になります(適用には手数料コース「ゼロコース」の選択が必要)。ポイントは「楽天市場」をはじめとする楽天経済圏で使ってもいいですし、投資に回すこともできます。
楽天証券と楽天銀行の口座を連携する「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の口座に入金したお金が直接楽天証券での投資に利用可能。普通預金の金利が0.02%から最大0.1%に優遇されるうえ、「ハッピープログラム」にエントリーすることで、楽天証券での取引に応じて楽天ポイントを貯めることもできます(2023年5月31日時点)。
>>楽天証券はこちら
●単元未満株取引のできる証券会社第2位:SBI証券(S株)
●SBI証券(S株)
【買付手数料】無料
【売却手数料】約定代金の0.55%(最低55円)
【スプレッド】なし
【往復コスト(5000円取引)】55円
【NISA利用】○
【ポイント投資】×
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】×
【取扱銘柄】東証全銘柄
SBI証券はネット証券最大手の証券会社です。2023年3月、SBI証券・SBIネオモバイル証券・SBIネオトレード証券・FOLIOのSBIグループ合計で1000万口座を突破しています。
「S株」では東証・名証の全銘柄に投資可能。買付手数料が無料で、売却手数料も最低額の設定こそあるものの55円からと、非常に安い水準です。
取扱銘柄が非常に多いので、投資したい銘柄がすでに決まっているならばSBI証券を利用しておけば問題なく投資ができます。株式投資だけでなく、資産運用に関わるサービスはひととおり用意されているので、ひとつ口座を持っておけば他の投資をしたいときにも安心です。
「取扱銘柄が非常に多いので、投資したい銘柄がすでに決まっているならばSBI証券を利用しておけば問題なく投資ができます。株式投資だけでなく、資産運用に関わるサービスはひととおり用意されているので、ひとつ口座を持っておけば他の投資をしたいときにも安心です」(頼藤さん)
SBI証券でも、国内の株はもちろん、外国株式、投資信託、債券、FX(外国為替証拠金取引)、先物、金などまで、さまざまな投資ができます。
SBI証券と住信SBI銀行の口座を連携する「SBIハイブリッド預金」を設定すると、住信SBI銀行の口座に入金したお金が直接SBI証券での投資に利用できるので、手間がかからず便利です。また、普通預金の金利も0.001%から0.01%に優遇されます(2023年5月31日時点)。
>>SBI証券はこちら
●単元未満株取引のできる証券会社第3位:マネックス証券(ワン株)
●マネックス証券(ワン株)
【買付手数料】無料
【売却手数料】約定代金の0.5%(最低52円)
【スプレッド】なし
【往復コスト(5000円取引)】52円
【NISA利用】○
【ポイント投資】×
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】×
【取扱銘柄】東証・名証全銘柄
マネックス証券もネット証券大手の一角。特に米国株投資に定評のある証券会社です。「ワン株」はSBI証券と同じく、東証・名証の全銘柄に投資可能。買付手数料が無料で、売却手数料は52円からと、SBI証券より少し安くなっています。
マネックス証券のクレジットカード「マネックスカード」を利用した投資信託の積立投資では、購入額の1.1%のポイントが還元されます。単元未満株への投資と並行して利用するとよりお得ですね。
クレジットカードの積立投資で得られるマネックスポイントはAmazonのギフト券やTポイント、航空会社のマイルなどと交換できるポイントです。また「MONEX VISION」は今の自分の資産構成(ポートフォリオ)から目標とするポートフォリオに近づけるための投資法をアドバイスしてくれるツール。今後の運用プランを考えるのに便利です。投資情報サイト「マネクリ」の記事も充実しています。
●単元未満株取引のできる証券会社第4位:auカブコム証券(プチ株)
●auカブコム証券(プチ株)
【買付手数料】約定代金の0.52%(最低52円)
【売却手数料】約定代金の0.52%(最低52円)
【スプレッド】なし
【往復コスト(5000円取引)】110円
【NISA利用】○
【ポイント投資】○
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】×
【取扱銘柄】東証・名証全銘柄
auカブコム証券もネット証券大手の一角を占める証券会社。三菱UFJフィナンシャルグループとKDDIが運営しています。「プレミアム積立」(プチ株)では毎月500円以上1円単位での積立投資が可能。積立時の買付手数料は無料です。
積立投資の設定を一度しておけば、あとは勝手に投資ができるので、手間がかからないのは大きなメリットですね。お金を移動する手間や「うっかり投資を忘れた」をなくせます。
>>auカブコム証券はこちら
単元未満株取引のできる証券会社は他にもある
他にも、単元未満株の取引ができる証券会社はいろいろあります。
●LINE証券(いちかぶ)
●LINE証券(いちかぶ)
【買付手数料】無料
【売却手数料】無料
【スプレッド】0.35%・0.7%(取引時間で異なる)
【往復コスト(5000円取引)】36円
【NISA利用】×
【ポイント投資】○
【未成年口座】×
【リアルタイム取引】○
【取扱銘柄】東証約1500銘柄
LINE証券では、不定期開催ながら株の「タイムセール」が行われます。そのうえ、1500銘柄以上を1株から購入できたり(いちかぶ)、LINEポイントを使って投資できたり、取引時間外に取引できたりと、サービスが充実しています。
※編注:LINE証券は2024年中に撤退を発表しました。新規口座開設の受付を終了しています。
●ferci
●ferci
【買付手数料】無料
【売却手数料】約定代金の0.5%(最低52円)
【スプレッド】なし
【往復コスト(5000円取引)】52円
【NISA利用】○
【ポイント投資】×
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】×
【取扱銘柄】東証・名証全銘柄
マネックス証券の「ferci(フェルシー)」は、投資について語れるコミュニティと1株からの株式投資がひとつになったSNS型投資アプリです。投資のヒントを手に入れたら、すぐにアプリを通じて発注可能。簡単な操作で株式投資を楽しめます。単元未満株の売買条件は、マネックス証券と同じです。
●大和コネクト証券(ひな株)
●大和コネクト証券(ひな株)
【買付手数料】無料
【売却手数料】無料
【スプレッド】0.5%
【往復コスト(5000円取引)】50円
【NISA利用】○
【ポイント投資】○
【未成年口座】○(15歳から)
【リアルタイム取引】○
【取扱銘柄】東証約420銘柄
大和コネクト証券「ひな株」では、400銘柄以上の中から選んで単元未満株投資ができます。また、Pontaポイントとdポイントを利用して投資することもできます。対象銘柄が最大7%OFFで購入できる「株のタイムセール」も実施しています。
さらに、Pontaポイントなどを利用したポイント投資ができるアプリ「StockPoint for CONNECT」で1株分のポイントが貯まった場合、ポイントを株に交換して大和コネクト証券に移し、保有することができます。
●日興フロッギー
●日興フロッギー
【買付手数料】無料
【売却手数料】無料
【スプレッド】買付0%、売却0.5%(100万円以下)
【往復コスト(5000円取引)】25円
【NISA利用】○
【ポイント投資】○
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】
【取扱銘柄】東証全銘柄
日興フロッギーでは、100円から100円単位で株が購入できます。おもしろいのは、投資に関するさまざまな記事が掲載されていること。その記事で紹介された銘柄をすぐに購入できるようになっています。知識を身につけながら、投資もできてしまう、一石二鳥の証券会社です。
●岡三オンライン証券
●岡三オンライン証券
【買付手数料】220円〜(約定代金2万円まで)
【売却手数料】220円〜(約定代金2万円まで)
【スプレッド】なし
【往復コスト(5000円取引)】440円
【NISA利用】○
【ポイント投資】×
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】×
【取扱銘柄】東証・名証全銘柄
ネット証券のひとつ、岡三オンライン証券は取引ツールが豊富な証券会社。岡三オンライン証券でも、単元未満株の取引ができます。初心者はもちろんプロ顔負けの個人投資家にも定評があります。
端株に投資できるPayPay証券
今回紹介している証券会社のなかで、唯一端株投資に対応しているのがPayPay証券です。
●PayPay証券
●PayPay証券
【買付手数料】無料
【売却手数料】無料
【スプレッド】0.5%・1%(取引時間で異なる)
【往復コスト(5000円取引)】50円
【NISA利用】×
【ポイント投資】×
【未成年口座】○
【リアルタイム取引】○
【取扱銘柄】東証約160銘柄
PayPay証券はスマホひとつで投資ができる「スマホ証券」のひとつ。日本・米国の主だった株や米国ETF(上場投資信託)に、株価に関わらず1000円から投資ができます。「つみたてロボ貯蓄アプリ」を利用することで、米国株や米国ETFへの積立投資も可能です。2024年1月からはNISAでの取引にも対応する予定です。
単元未満株(端株)取引で株式投資をスタートしよう!
単元未満株(端株)への投資の仕組み、単元未満株(端株)への投資のメリット、単元未満株(端株)に投資できる証券会社を紹介してきました。単元未満株(端株)への投資は、投資したいけれど資金がそれほど多くない方、まずは少額から投資を始めたい方にぴったりの投資です。ぜひ単元未満株(端株)の投資をスタートして、資産形成を進めていきましょう。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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