21/09/16
楽天経済圏でポイントを徹底的に貯める攻略法はコレだ
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ポイントをたくさん貯めたいならば、経済圏を活用するのがおすすめ。なかでも楽天経済圏には、生活に欠かせないサービスがたくさん揃っているため、楽天ポイントを上手に貯め、増やし、使うことができます。今回は、楽天経済圏をフル活用するための楽天ポイントの貯め方・増やし方・使い方を紹介します。
楽天のサービスを使うほどお得な楽天経済圏
楽天経済圏は文字どおり、楽天グループが提供する経済圏です。経済圏というと難しそうですが、「楽天ポイントが貯められたり、使えたりするサービス群」と理解すればいいでしょう。楽天経済圏のサービスを使うほど、楽天ポイントが効率よく貯められます。楽天ポイントは、お金と同じように楽天のサービス内で利用できますから、支出の削減に役立ちます。
また、もし値段が同じサービスで、楽天ポイントがもらえるサービスと、もらえないサービスがあったら、もちろん楽天ポイントがもらえるサービスを使いたいですよね。楽天経済圏は、楽天グループにとっても、ユーザーの囲い込みができるメリットがあるのです。
近年、楽天経済圏に加えて「PayPay経済圏」「docomo経済圏」「au経済圏」「イオン経済圏」など、さまざまな経済圏が登場。お得なサービスと顧客の囲い込みの競争が激化しています。そのなかで楽天経済圏は10年以上前から展開されている、経済圏の雄ともいうべき存在なのです。
楽天経済圏でポイントを貯めるなら「SPU」を活用しよう
楽天経済圏を使う際にまず活用したいのがSPU(スーパーポイントアッププログラム)。楽天市場に会員登録して買い物をすると、通常は1%(100円につき1ポイント)の楽天ポイントがもらえます。しかし、SPUの対象サービスを利用して条件を達成すると、楽天市場での買い物で得られるポイントが最大15.5倍(15.5%)にまで増えます(2021年9月14日時点)。
SPUの対象サービス・倍率と達成条件は、次の表のとおりです。
●SPUの対象サービス・倍率と達成条件
2021年9月14日時点
筆者作成
たとえば、楽天カードを利用して楽天市場アプリで買い物し、楽天銀行から楽天カード利用分の引き落としを行った場合、基本還元率1倍+2倍+0.5倍+1倍=4.5倍(4.5%)のポイントが得られます。これらはすべて無料のサービスです。それを組み合わせて活用するだけで還元率が4.5%になるのですから、お得ですよね。
さらに、楽天証券でのポイント投資や楽天ひかりの利用などによって還元率をアップさせることも可能。サービスが多岐にわたるので、還元率15.5%を達成するのはさすがに難しいとは思いますが、それでも7倍、8倍などとすることはできるでしょう。
しかも、SPUの倍率が判定されるのは毎月末。月の途中でポイントの倍率が上がった場合、月初までさかのぼってポイントの倍率が判定されます。たとえば、ポイントの倍率が2%のときに買い物したとします。このとき、同月末までにポイント倍率が5%になったとしたら、先の買い物にも5%のポイントがつきます。
ただし、SPUの制度内容は不定期に変更されます。2021年には、楽天ゴールドカードの+2%の還元が終了したり、楽天でんきや楽天TVの還元がSPU対象外になったりと、改悪といわれる変更が起こる場合もあります。それを踏まえても依然お得ではありますが、ルール変更が起こる場合があることは心得ておきましょう。
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楽天ポイントがアップするキャンペーンを利用しよう
楽天市場で買い物をするならば、楽天ポイントがアップするキャンペーンをぜひ活用しましょう。これらはSPUとも重複しますので、タイミングよく買い物をすることで、より効率よく楽天ポイントを貯められます。ただし、エントリーが必要なので、事前登録は忘れないようにしましょう。
●0と5のつく日は+2%
楽天市場で買い物をするならば、毎月0と5のつく日(5日・10日・15日・20日・25日・30日)に楽天カードを利用して買い物しましょう。楽天ポイントが+2%もらえます。基本還元率の1%と楽天カードの2%と合わせて、これだけで5%になります。
●「勝ったら倍」でポイントが最大+3%
プロ野球の楽天イーグルス、Jリーグのヴィッセル神戸、そしてスペインのサッカーリーグのFCバルセロナ。これらのチームが勝つと、翌日の楽天市場のポイントがアップします。
1チーム勝つと+1%、2チームだと+2%、そして3チームだと+3%になります。
●お買い物マラソンで最大+9%
ほぼ月1回のペースで開催されているお買い物マラソン。キャンペーン期間中に1000円(税込)以上の買い物をした店舗数に応じて、ポイントがアップしていきます。最大10ショップで買い物すれば、すべての商品が+9%となります。「0と5のつく日は+2%」とも併用できますので、同時に達成を目指しましょう。
街の店舗での買い物では二重取り・三重取りを狙おう
楽天ポイントは、街の店舗の買い物でも貯めることができます。「楽天カード」の基本還元率は1%と、年会費無料のクレジットカードのなかでは高い方ですが、ただクレジットカード払いするだけでは1%のまま。ここは、二重取り・三重取りを狙いましょう。
二重取りは「楽天ペイ」のアプリに楽天カードからチャージ(楽天キャッシュ)して支払うだけですから簡単。楽天カードでのチャージで0.5%、楽天ペイでの楽天キャッシュでの支払いで1%、合計1.5%還元が受けられます。
三重取りは、二重取りに加えて「楽天ポイントカード」を提示するというもの。楽天ポイントカードで最大1%還元が受けられるので、合計2.5%還元にできます。
さらに、「楽天チェック」も利用すれば、普段使っている店舗に行くだけでも楽天ポイントが得られる場合があります。四重取りも不可能ではありません。
ただし、対象の店舗は限られているので、事前に調べておくといいでしょう。
上のSPUでも出てきましたが、楽天カードはSPUの倍率を上げるためにも、楽天ポイントを二重取り・三重取りするにも必須のカードです。楽天カードは、会員数2100万人を誇るクレジットカード最大手。2020年度のカードショッピング取扱高は11兆円超にのぼります。楽天経済圏をフル活用するならば、持っておくべき1枚でしょう。
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楽天ポイントは投資にも使える
手に入れた楽天ポイントはもちろん、ネット・店舗での買い物にも利用できるのですが、今は楽天ポイントも投資に回せる時代です。ポイント投資でうまくいけば、お金が増やせたり、ポイントが増やせたりします。
「楽天ポイント投資」は、投資信託や国内株式の購入代金や手数料の一部(全部)に楽天ポイントを利用できるサービスです。楽天ポイント投資は、楽天ポイントを現金に変えて実際の商品を購入する「現金購入型」のサービスですので、楽天ポイント投資で購入した商品を売ると、お金で戻ってきます。
しかも、楽天ポイントを1ポイントでも利用して投資信託を1回500円以上購入すれば、上で紹介したSPUの条件(楽天証券)を満たしますので、楽天市場での買い物の倍率が+1倍できます。
また「楽天ポイント運用」は楽天ポイントを運用して増やす「ポイント連動型」と呼ばれるサービス。「アクティブ」「バランス」の2種類のコースのどちらかを選ぶだけで、投資信託の値動きと楽天ポイントが連動します。投資信託が値上がりすると、それに伴って楽天ポイントが増える仕組みになっています。手軽に投資の雰囲気を味わうことができるサービスです。
2つのポイント投資のうち、より本格的なのは楽天ポイント投資です。
楽天ポイント投資の利用には楽天証券への口座開設が必要です。楽天証券はネット証券最大手、600万口座を突破している人気の証券会社です。株式投資・投資信託・債券など、主だった投資は一通りできますし、税金を抑えて投資ができる人気のつみたてNISA・iDeCoもスタートできます。まだ口座を持っていないのであれば、楽天経済圏を賢く利用するためにも、口座開設しておくのがいいでしょう。
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「通常ポイント」は投資、「期間限定ポイント」は楽天ペイで使うのがおすすめ
楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。通常ポイントと期間限定ポイントの違いは、ポイントの有効期間にあります。
通常ポイントの有効期間は、最後にポイントを獲得した月を含めた1年間となっています。しかし、この1年間の間に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は延長されます。しかし、期間限定ポイントは獲得したサービスにより有効期限が異なるうえ、有効期間は延長されません。また、上で紹介したポイント投資には、期間限定ポイントを利用することができません。
以上を踏まえると、通常ポイントについては投資で増やし、期間限定ポイントについては普段の買い物で使ってしまうのがおすすめ。楽天ペイや楽天ポイントカードのアプリでは、ポイントを優先して支払う設定ができます。これを設定しておけば、楽天ポイントを優先して買い物に使えます。しかも、有効期限の近い期間限定ポイントから消費していくので、うっかり有効期限が過ぎてしまった…ということも防ぎやすくなります。
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まとめ
楽天経済圏をフル活用するための楽天ポイントの貯め方・増やし方・使い方を紹介してきました。楽天のサービスをなるべく使うようにすることで、楽天ポイントがどんどん貯まります。SPUで手っ取り早く還元率を高めるならば、上で紹介した楽天カードや楽天証券などが役に立ちます。資産形成の面でもお得ですので、ぜひ使ってみてくださいね。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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